メインコンテンツにスキップ

魂が天上へ帰る瞬間に立ち会うことができる場所 ネパール、パシュパティナート火葬場(動画あり)

記事の本文にスキップ

25件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 ネパール、カトマンズにあるネパール最大のヒンズー教寺院「パシュパティナート」は、るか1500年以上も昔から巡礼の地となっており、インド大陸四大シヴァ寺院の一つにも数えられ、ヒンドゥー教が国教であるネパールでは最高の聖なる地である。

 寺が面しているバグマティ川には、隣接した火葬台を複数備える火葬場があり、灰は川に流される。バグマティ川は、ヒンズーの聖地である、インドのバラーナシを流れるガンジス河に通ずる支流にあたるため、ここのガートで荼毘に付せば母なる大河ガンガーへと戻ってゆくと考えられている。

 故に、遺灰をこの川に流すのがネパールのヒンズー教徒の願望であり、バグマティ川の中では火葬が行われている脇で身体を清める者もあれば、洗濯をする女の姿も見受けられる。位の高いものほど上流の火葬台で焼かれる。バグマティ川に架かる橋上は、火葬の最高の見物ポイントになっている。

ソース:Сжигают умерших в Непале ≫ Каштанблог- юмор, жесть и все самое интересное
パシュパティナート – Wikipedia

 パシュパティナート寺院はヒンズー教徒以外は立ち入れないので、死体が置かれて焼かれる場所は、ヒンズー教徒以外は立入禁止なのだが、その対岸は観光客も入場料250ルピー(約300円)払えば誰でも入れる。撮影も可能だ。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

 終日立ち込めるカトマンズの霧は火葬場の煙であるとさえ言われている。ここは死に一番近い場所。見知らぬ人の魂を送り出す儀式を見ながら、生きることの意味について考える。魂が天上へ帰る場所にふさわしく、すぐそばの丘に登れば7000m級のアンナプルナをはじめとするヒマラヤ山脈がはるかに聳え立つ。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

YOUTUBE動画:ネパール、パシュパティナート火葬場

関連記事:

盛大なる祭りの後岩の断崖へ死者を埋葬する貴重な文化遺産、インドネシアのトラジャ族のお葬式

3年契約後、掘り起こされる共同墓地の遺体(ブラジル)

ついに実用化、化学反応で遺体を骨と灰に分解するニュータイプの火葬法「バイオ火葬」

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 25件

コメントを書く

  1. 死の最後に立ち会えるのはいいけど、さすがに目の前で焼かれるのは見たくないなぁ。

    • 評価
  2. 火葬は贅沢なんだなぁ~
    昔は土葬が常識だったのに・・・。

    • 評価
  3. 土葬・水葬・ミイラ系保存:病原菌・ウイルス媒介

    人口増加環境変化に伴い火葬推奨に:埋める地の省略化・病原ウイルス媒介阻止

    煙に乗って天国へ
    (ものすごい後付け、それでも各宗教は死後説多様・ネアンデルタールや原人その後はどうなるんだろうねw)

    • -1
  4. 畑に灌漑すれば実り良くなりそうだな
    灰を直接畑に撒いた方が良いだろうけど

    • 評価
  5. ウェルダン ミディアム レアいかがなさいますか?

    • -1
  6. 火葬を行うのは最下層のカーストに位置する人たちなんだ
    日本で言うと昔の屠殺業者に近いものがあるな
    やはり生物の死を扱うことは穢れとみなされてしまうんだね

    • 評価
  7. 点滴して生きてる感じの人が居たが・・・((((;゜Д゜)))

    • 評価
  8. それにいたしましても火葬場の周りが汚いように思えます。

    • +1
  9. ちゃんと焼けていないように見えるけど、こんなのを川に流し込んで富栄養化現象が起きたりしないもんだろうか。
    海じゃないから赤潮は出なくても酸素不足で川魚死んだりしそう。

    • 評価
  10. バラナシで火葬見たし、ガンジスで沐浴したし、ガンジャもやったけど、別に何の感動もなかったよ
    人の営みなんて大自然に比べたら感動は薄い

    • 評価
  11. 親父の葬式思い出した。
    焼かれたあとって、骨格模型みたいになるのかと思ったけど全然違うんだね(ヾ(´・ω・`)
    骨壺につめるときすごい甘い香りがした。
    つめるとこに遺骨持ってくるときもチリトリみたいので持ってきて←
    しかも持ってきた人、途中で破片落としてたしw
    骨つめたら、はい終わりでーす、てな感じでさw
    呆気ないわ。
    どんなにがんばっていきても最後は欠片になんのか俺

    • +1
  12. この川水深が30センチ位で流れも殆ど無いんだよね だから川底が大変な事になっていた・・・

    • 評価
  13. にしても、落とすのが生っぽいんじゃね?汚いように見えるが?

    • 評価
  14. あ、あれ。。。ここ観光客立入禁止だったのか。

    • 評価
  15. 遺体を不十分な火力で焼くと塩分を含む炭化物などから
    塩素が発生してダイオキシンに変わるよ

    • -1
    1. ヒンドゥー教の聖地の川って死体が流れてて
      汚いらしい。沐浴とか乾燥症のリスク大!
      >>20
      プラスチックとかあればダイオキシンは発生する。
      無くても高温で加熱した場合に塩分が反応して発生する。

      • 評価
  16. 前TVで観たときは病死したものは焼かずに直接流すって言ってた。
    アカンやろ、それ。

    • 評価
  17. ってか野外で上手に焼けるのか?
    灰までやろうと思えばものすごく時間要ると思うけど・・・

    • 評価
  18. バラナシだったら火葬の火のすぐ近くまで普通に行けるね

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

歴史・文化

歴史・文化についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。