この画像を大きなサイズで見る京都大生存圏研究所(京都府宇治市)の矢野浩之教授(生物材料学)は今月21日、カニの甲羅を透明にすることに成功したと発表した。熱に強く柔らかな材料として、有機ELディスプレーや太陽光発電の素材への応用が期待できるという。英国王立化学会の専門誌「ソフトマター」に掲載される。
カニの甲羅は、「キチン」という高分子の極めて細い繊維からできている。研究グループは、化学処理してたんぱく質などを除いた甲羅に、アクリルなどの樹脂を染み込ませると透明化することを発見した。
この画像を大きなサイズで見るこの原理を応用し、たんぱく質などを除いた甲羅を粉末にして紙でろ過し、樹脂を加えて透明シートを作製。シートはキチン繊維の効果で、元の樹脂より10倍も熱に強く、ディスプレー基板にも十分な強度があるという。ガラスと違ってロール状にもでき、加工も容易だ。
矢野教授は「カニやエビだけでなく、将来は植物繊維も利用できるだろう。バイオマス資源の可能性がさらに広がった」と話している。
さあ想像してみよう、この世のいろんなものたちがクリアクリーンに透明化された世界を。なんかあれだな。ガチャポンとかのシークレットキャラみたいだな。
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References: Kyoto-u.ac.jp
















カニさんの防御力っていうか耐性が増すのか。すごいな
関係ないけどキトサン誘導体を髪に塗布するとツヤ・ハリが出るんで
細くて柔らかい髪質の方におススメ。
かっこいいw
アクリル樹脂なの?
>キチン質(キチンしつ)はキチンとキトサンの総称。
>節足動物の外皮、菌類の細胞壁の主成分。
成果を見せるのに蟹を使うのは良かったが、製品利用としては蟹じゃなくても良さそうだな。
※5
ゴキブリを透明化しても、その、なんだ、ニュース的にはあまりおいしくないというか。
でも、僕的には、透明ゴキブリの方が面白いとは思うんだけどね。
品質が安定しなそう
生きてる蟹ならいいのに身の入り具合とか見えて
ハズレ掴まされる事も無いのに(´・ω・`)
カニなのはこんな複雑な形状でもちゃんと除去して浸透できるってデモンストレーションなんかな
王蟲の抜け殻でガンシップのキャノピーに使ってたやつが実現するのか
プラスティネーションや化石みたいなもんだな
細胞を樹脂と置換する
肝は柔らかいってトコ
※10
>これって本質的には
>「生物組織を利用したFRPを作ったよ」ってだけだよ
それの何が問題なんだ?w
これの本質は、
「元の樹脂より10倍も熱に強く、ディスプレー基板にも十分な強度があるという。ガラスと違ってロール状にもでき、加工も容易」
ってとこだろ。
既存の素材より、優秀なモノができたなら十分有益
そもそも透明だから透明になるってわけじゃない
熱すると甲羅が赤くなるのは、たんぱく質との結合が解けるから
なのに、その”たんぱく質を除去した上で”樹脂を浸透させると透明になるってのは、
これも十分有益で新たな発見だろ
つーか、透明な生きた蟹ができたところで何の役に立つんだ?
気味悪がれて食用に適さないし、生態研究くらい
透明なカニおもしれー!って思いたいだけなら勝手だが
キチンの構造を樹脂で補強してるのか
その逆なのかは知らないけど
アクリルが透明な樹脂だから透明風になるだけで
他の樹脂なら不透明にも出来るわけで
京大の奴らにミスリードされてる気がしてならないんだけど
これって本質的には
「生物組織を利用したFRPを作ったよ」ってだけだよ
遺伝子操作で甲羅の色の成分を生成させずに
外骨格を透明にする技術かと思ったのにがっかり
*9
この後スタッフが美味しく・・・
ってか?
関係ないけどキトサン誘導体を髪に塗布するとツヤ・ハリが出るんで
細くて柔らかい髪質の方におススメ。
そして食卓にカニが並ぶことはなくなった
キチンと透明化に成功したんだな
10年後…
カニは絶滅危惧種となった
黒いゴキブリがこっちに飛んでくるよりクリアなゴキブリが飛んでくるほうがPDSDになりにくいかもしれんな
20番のコメだけど、黒い悪魔状態よりもその一歩手前の成虫になる前の「赤くてトゲっぽい」ののほうが、黒いのよりも外見ではより凶悪さが上かも知れない、と思うんだ。
怖いよ・・・
生きたまま透明にできるのかと思った・・・
でも…お高いんでしょう?
スケスケマンジュウガ二
ズワイガニー!
LEDミラージュの半透明装甲ってこの技術使ってたのか
これをアタマにかぶれば街で注目されること間違いなし!!(ちがう意味でww)
狡猾で横柄な某他国達に技術泥棒されませんように
開発者は気をつけてね