
この深海ガニは、5年前に発見された「Neolithodes yaldwyni Ahyong and Dawson」という名前のカニで、とてつもなく貪欲。エサとなる小さな生物を求めて海底に穴を掘るため、「生態系のエンジニア」という異名を持つ。大群になると海の食物網全体に影響を及ぼす可能性もある。これまでは、西南極の反対側、ロス海でしか確認されていなかったのだが、今回の調査でウェッデル海にまでその生息域を拡大させていたという。
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ソース:温暖化で南極の海底がカニで埋め尽くされる?ハワイ大研究 国際ニュース : AFPBB Newsハワイ大学マノア校のローラ・グランジ氏率いるチームは、南極半島沖の生物多様性に関する調査の一環で、遠隔操作の探査船を大陸棚の端から120キロ沖、ウェッデル海のパルマー海淵に下降させた。
海底を約2キロにわたって探索したロボットカメラは、42匹のカニを確認した。すべて850メートルより深い海底にいた。この結果から、この海淵の約14キロ×8キロの範囲にいる同種のカニは150万匹を超えると推定され、タラバガニの漁場として有名なアラスカや大西洋の英領サウスジョージア諸島などに匹敵する生息密度になるという。
5年前に発見されたカニ「Neolithodes yaldwyni Ahyong and Dawson」

カニがいた場所の平均水温は1.4度で、水温が冷たいもっと浅い海底ではまったく見つからなかった。地球温暖化で南極半島の深海400〜600メートルの大陸棚が温まり、このカニが生息できる海域が拡大したものと推測されている。

一方、これまでの調査で、南極大陸の大陸棚の海水温は10年間に0.1度の割合で上昇していることが分かっている。これまでは冷たい海水温によってこのカニの生息地の拡大が阻まれていたとすれば、「このカニたちが今後10〜20年間で大陸棚までやってきてもおかしくない」と論文は警告している。

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コメント
1. やね
食べたらええねん
2.
このカニぎょうさんおるねんからこれ使って
サポリメントとか作ったらええねん。
なんやようわからんけど、ほれ、あれや。
グルサコミンとかチキン質とかゆうやつ。
3.
捕獲のコストと味しだいだな
4. あ号作戦
こういうのはたいがい毒をもってたりして食えないってオチの可能性があるな
5.
カニよりもエビが増えるべきでゲソ!
6.
大量発生したカニは毒をもっていることが多いって言われる。
発生の原因になった大量のエサが、重金属や有害物質を取り込んでいる場合が多いからなんだって。
7.
だれか※2に突っ込んでやれって
8. 258
なんかのラノベに大量発生した甲殻類が陸上に出てうんたらかんたらってのあったな。
9. 名無しにかわりまして妹Vがお送りします
2はかまってチャンだから放置でおk
10.
とーれとーれぴーちぴちカニ料理〜
11.
うまそう。
12. @
毛ガニですら小さすぎて食いづらくて苦手な自分としてはこんな小さいカニに食欲はわかないな。
13.
なにを突っ込むのかと思ったがキチン質か
14. r
小さくてもカニ汁でOK。
名古屋味噌で作ると臭みがとれて美味しいんだよな。ジュルジュル
15.
カニの味噌汁は馬鹿にできないうまさよね
16.
15のせいでカニの味噌汁が無性に食いたくなってきた
17. オカリン
くいてえええええええええええ
18.
この前のオーシャンズで見たわ
19. まさにコミックブーム
体長3cm位なら素揚げにして塩ふって食うといいが、これくらいの大きさなら
味噌汁なんかの出汁にするしかないなぁ。うでも細いから身を食うのも
ちょっと大変だろうし…。
20. |´ρ`)
なんかでこの蟹おいしくないから捕らないって話聞いたな
21. ko
カニ自体が美味しいと思った事が無い。
と言うか、不味くは無いけれど、食べる手間に対して味がバランスしてないと思う。
カニカマの方が食べやすくて好きだ。
逆に、食べやすい程の大きさになると、味に対して価格がバランスしてない。
22.
甲羅が10センチなら脚を含めるともっとあるから
結構食べられない?
23. スネーク
「で、味は?」
24.
甲羅で10cmもあれば、けっこういろんな料理に使える
25. あたしゃ電波ババア
甲羅10cmなら ぶつ切りで鍋にするかなあ
海底一面にいるのなら網か何かで採れそうだね
南無阿弥陀仏