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まるで生霊、生きる屍、ソ連崩壊時の町の様子を長時間露光で撮影した写真「影の都市」

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 1991年12月25日、ミハイル・ゴルバチョフが大統領を辞任、各連邦構成共和国が主権国家として独立したことに伴い、ソビエト連邦は解体され事実上崩壊した。それは寒く薄暗い冬の出来事だった。

 写真家のアレクセイ・ティレネンコは、当時の様子をこう語る。「私はソ連崩壊の瞬間、街中を歩きました。喜びと希望に満ちた人々がいる一方、今後の不安と絶望から、狂気寸前の人々が大勢いました。栄養不足からか、疲れ果てて見える彼らは、まるで実態の伴わない影のように見えました。」

ソース:Soviet Union’s Scary City of Shadows – My Modern Metropolis

 地下鉄駅の外で立ちながら、そんな人々を眺めていた時にティタレンコはひらめいた。カメラのシャッターシャッターが開く時間を操作し、そこだけ時が止まってしまったかのような「静止」を演出したらどうなるだろう?そしてできた写真がこの「City of Shadows(影の都市)」と呼ばれる作品。まるで亡霊のように人々が止まってしまった時間の中でもがいているように見えてくる。

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この記事へのコメント 24件

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  1. ソ連とか東欧ってなんでこんな陰気臭いイメージがあるんだろう

    • 評価
    1. ※5
      社会主義国家だったからじゃね
      後暗いことしてそうだし

      • 評価
  2. 想像以上に気持ち悪かった。ぞっとした。
    同時にとても象徴的な写真だな。

    • 評価
  3. 日本の通勤で同じことしたらどんなの撮れるかな

    • 評価
  4. こういう妄想した事あるよ、
    今までこの地球上を歩き回った生物を全てこういう残像にしたら
    どこか一か所、数センチでも未だかつて未踏の部分があるのかなぁって

    • +2
  5. これを人通りの多い所でやったらほとんど一緒だろ
    背景と幽霊風な人物ワラワラって感じの
    秋葉原や東京駅でやったら面白いかもね

    • +1
  6. 富士山で朝方やると交通量の多い道路みたいになるね。

    • 評価
  7. 白黒というのが更に雰囲気が出ている気がする。

    • 評価
  8. これすげえな
    普通にやったら真っ白になるだけだ。

    • 評価
  9. なーんか未来の日本のイメージと重ねてしまいまふです。
    ギリシャ危機によるEU経済の終焉
    アメリカの二番底の経済の終焉
    中国バブル経済の終焉
    日本の円高による経済の終焉
    他人事じゃないところが余計心霊写真より怖い感じやね。
    (/O\ⅲ)

    • 評価
  10. 顔を判別できる人がいるのが怖かった。
    もう来れない誰かをずっと待っていたってことかな、、、

    • 評価

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