携帯カメラでとらえた、バスに乗った幽霊の少年

　Shin Min Dailyという中国の新聞が伝えたところによると、読者である男性が、バスに乗り込んだ幽霊の少年を携帯カメラで撮影して編集部に送ってのだそうだ。

　広告代理店勤務のこの男性、チェン・ライフー（40歳）は、6歳の頃から人の見えないものが見えるようになったそうで、先週日曜日の朝、バスに乗り込んだらなにやら一人で騒いでいる少年がいることに気がついたんだ。 【SBS bus 'ghost' caught on camera 】

　少年は9歳ぐらいで、なにやら話していたそうなんだけれども、バスの乗客はまったく彼の存在をわからなかったらしく、少年の方に視線を送る人もいなかったそうなんだ。

　この少年は運転手に、「このバスは事故にあったことがある？」などと話しかけたそうなんだが、運転手はまったくそれに気がついていない様子。

　その後少年はチェン氏のそばの席に移動し、バスの中の乗客の数を数えて「うわぁたくさん乗っている」と言ったんだそうだ。その様子をじっと見つめていたところ、男の子と目が合ったそうで、男の子はチェン氏が彼の存在に気がついていることにびっくりした様子だったという。

　男の子は7分ほどこのバスにいたのだそうで、男の子が車内を歩き回っている姿を携帯電話で撮影したものがこれなのだそうだ。 　今となってはバスの乗客が彼の存在に気がついていたのかどうか知るすべがないのだそうだが、チェン氏は幼児期、高熱の出る病気にかかり、それ以来、他の人が見えないものを見る力がついたのだという。

　

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