この画像を大きなサイズで見る人はときに、自分の身体を抜け出し外から見ていたと語ることがある。事故や病気、深い瞑想の最中に起こる「幽体離脱」と呼ばれるこの現象は、これまで主に脳の錯覚や感覚のズレとして説明されてきた。
だが近年、一部の研究者たちは、こうした体験が「意識は脳の外にも存在し得る」可能性を示しているのではないかと注目している。
そこで2025年、スペインの研究チームは、幽体離脱に見られる詳細な証言を手がかりに、意識が脳の外にも存在する可能性を探る研究を発表した。
その結果、意識が身体を超えて広がっているとしか思えないような感覚が、驚くほど一貫して報告されていたのである。
これは意識の正体をめぐる根本的な問いに対して、新たな角度からの仮説を提示するものである。
この研究は『Frontiers in Psychology』誌(2025年5月5日)に掲載された。
幽体離脱とはどんな体験なのか?
幽体離脱(OBE)とは、自分の意識が身体から離れ、外から自分自身を見ているように感じられる体験を指す。
天井の上から寝ている自分を見ていた、突然自分の身体の外に浮かび上がった感覚があった、といった証言が代表的である。
こうした体験は、臨死体験の最中や大きな事故、深い瞑想、あるいは目覚める直前の夢の中など、極限状態にあるときに多く報告されている。
人によっては、「異なる次元にいた」「宇宙的な意識と一体になった」と語ることもあり、その内容には個人差がある。文化的背景や信念体系によって表現のしかたも異なることが知られている。
この画像を大きなサイズで見る科学はこれまで幽体離脱をどう説明してきたのか?
これまで科学の側では、幽体離脱を主に神経科学的な視点から説明してきた。
よく知られているのは、視覚情報と前庭感覚(重力や身体の傾きを感じる感覚)との不一致によって空間認識が乱れ、あたかも意識が身体の外にあるかのように錯覚するという仮説である。これは「感覚のミスマッチ」説とも呼ばれる。
2023年にはアメリカのスタンフォード大学の研究チームが、てんかん患者9人に脳内電極を装着した状態で幽体離脱に関係する脳の部位を調べる実験を行った。
研究では、頭頂葉の内側に位置する「前楔部(ぜんけつぶ」の前部の領域が特に関係している可能性が示された。
この領域は、身体感覚や空間認識に関わる機能を担っているとされている。
ここに電気刺激を与えたところ、被験者は意識が身体の中からずれたように感じたり、自分が空間の中で動いているような感覚が報告された。
これらの結果から、幽体離脱は脳内の情報処理の異常によって生じる現象であるという見方が主流となっている。
この画像を大きなサイズで見る科学で説明しきれない「意識の謎」
とはいえ、脳の仕組みで幽体離脱の発生メカニズムを説明できるとしても、意識の本質そのものが理解されたわけではない。
この問題に関して、オーストラリアの哲学者で認知科学者のデイヴィッド・チャーマーズ氏は、1995年に「意識のハード・プロブレム(hard problem of consciousness)」という概念を提唱した。
それは、「脳の物理的な活動がどのようにして主観的な体験、つまり”感じる”という意識を生み出すのか?」という問いである。
たとえば、脳が光の波長を処理して「赤」という情報を得ることはできても、「赤がどう見えるのか」「それを自分がどう感じているのか」は外部から測定することができない。
この問いは現在も解決されておらず、神経科学だけでは扱いきれない問題とされている。
この画像を大きなサイズで見る意識は脳の外にあるのか?
このような背景の中で、幽体離脱者の意識がどこにあるのかを確認するため、スペイン・バルセロナ自治大学の心理学者ジェニー・モイクス氏らの研究チームは、小規模な調査を実施した。
この考え方は「非局所的意識(non-local consciousness)」と呼ばれており、意識は空間的に脳の外にまで拡がる可能性があるという理論である。
科学的に確立された理論ではないが、一部の研究者が意識の本質を考察する上で注目している。
2025年に発表されたこの研究では、幽体離脱体験を持つ10人の参加者に対し、体験の状況や感じ方、意味づけについてのインタビューを行い、それぞれの語りから共通点や傾向を読み取るかたちで分析が行われた。
その結果、多くの参加者が「身体を離れている感覚」「別の存在領域にいた」「普遍的な意識とつながっていた」といった内容を語っており、主観的な感覚でありながらも、驚くほどの一貫性が見られたという。
研究チームは、このような体験を「幻覚」として片づけてしまうのではなく、「人間の意識の広がりの可能性として受け止める姿勢が、意識という現象を理解するための第一歩になる」と提言している。
この画像を大きなサイズで見る改めて意識を考える上での有意義な研究
今回の研究は、たった10人を対象とした小規模なものであり、統計的な結論を導くには不十分である。
しかし、意識が身体の外にあると感じる体験が、複数の人々によって共通の語彙で語られているという事実は、意識の本質を考える上で無視できない。
仮に脳の中で起こった錯覚であったとしても、なぜその錯覚が「身体の外に出た」という感覚として立ち現れるのか。その意味を考えることは、意識がどこにあるのかという問題に一歩近づく手がかりとなるかもしれない。
References: Out-of-Body Experiences Offer New Clues About Consciousness / Out-of-Body Experiences Suggest Consciousness May Exist Outside the Brain, Some Scientists Say / Out-of-body experiences: interpretations through the eyes of those who live them













幽体離脱の画像を見ると
「ゆーたいりだつー」
という声が脳内に現れる
そして「ザ・たっち」の鮮やかなネタが浮かんでしまう・・・
👨「幽体離脱!」 👨
筋肉コンピューターといい幽体離脱といい…
何か…マジで魂の存在を信じたくなって来たぽ…:((´゙゚’ω゚’)):
高熱を出したときコレを起こして、天井に背中がつっかえているのを感じたことがある
魂魄(?)はふわふわ上がるのだけれど天井を抜けられないんだ
かといって身体に戻ろうとしてもできない
結構長く感じた、30分くらいかな?
だから無いとは言えないけど、側頭葉からくる幻覚ではないかと思っている
10人の主観的な感想から共通項を見つけたとして、はたして「意識がどこにあるのかという問題に一歩近づく手がかりとなる」のだろうか?
意識が肉体を内包している・・と何かで読んだ事があったな
自分の本体は霊であり、生きてる間は自分の肉体を通じて自分(霊)を表現しているに過ぎない、という話がある。意識が外に···って言うのはそれと似てちょっと面白いと思った。が、この手のモノは主観的データが取り難いから科学的な研究は難しいでしょうね。
小さな昆虫とかの生態を見て不思議に思うけど、生まれた瞬間から同一の目的で集団行動をとったりするのは、遺伝子情報だけでは無く種としての大きな意志みたいなものが外部にあるのでは?って考えた事はある。
最近飲んでる薬の影響で大量に夢を見るけど夢の中にいる状態で夢を見ると明晰夢に近い状態になることが多くて、それじゃないのかなあって感じが強い
これは明晰夢と似たタイプで
起きてると自覚してると感じる無自覚な夢(いろいろイレコのパターンがある)だと思う
共通点が見られることに関しては
夢を見るプロセス自体に決まった型があるからだと言えると思う
夢とは必ず自己を中心としてスタートするマッピングの原則があるって感じる
もちろん意識やクオリアがどこから来てるのかは説明できないけど
スピリチュアル色強すぎてまるで鵜呑みにできないどころか逆に眉唾感が増す研究でさすがに受け入れがたい
ジル・ボルト・テイラー博士の脳卒中体験談と同じで、脳のメカニズムで自と他の境界線があいまいになるみたいな話とは違うの?
うーん、ただのインタビューの主観じゃなんもならんな
>多くの参加者が「身体を離れている感覚」「別の存在領域にいた」「普遍的な意識とつながっていた」といった内容を語っており
日本でも江戸時代あたりには幽体離脱らしきエピソードの記述とか出てきたりするけど、前2つはともかく、3つ目はあまり聞いたことが無い。ユングの集合的無意識や、キリスト教的な「神の家」の概念などが知識として有る、同じ文化圏の少数のサンプルだから共通項が多いだけでは・・・?(いわゆる臨死体験なんかでも、どういう場面を体験するかは、その人が属する文化や宗教の死生観に大きく左右されるし。) 試しに、アフリカのサバンナやアマゾンの密林の部族などにも聴取してみて、同じ事を言うのかどうか調べてみて欲しい。
>「普遍的な意識とつながっていた」
は、アジア人だと祖霊信仰って形ですね。
懐かしい家族が待っていて、孤独ではなく大きな一つの家族としてつながっていた。
そういう臨死体験みたいな仰々しいのじゃなくても、
日本だともっとフランクに(?)生霊を飛ばしている話は多いと思う。
神秘的とか神々しいって感じじゃなく、ベタな日常の「怪異」というか。
最近、夜寝たら魂が飛んで出るようになって、便所に起きた家族が小物をそのへんに置きっぱなしにしたのを見かけ、朝起きて見たら本当にそこに有った―――みたいなのとか。
あと、日本の「離魂病」だと、完全に体が分離して浮くんじゃなく、ろくろっ首タイプの首抜け式も結構ある。
ワクチン後遺症を全身の痛みに苦しんでいたが、一度だけ痛みが体の外にまで広がった事がある。
不思議な感覚だったのだけれども……2度と経験したくない。
鍼灸で、体の外側に存在する空間のツボに針を打つのは実際にあります。
体外離脱って、ただの明晰夢のひとつでしょ
昔金縛りで苦しんでたときに俗にいうローリング法で離脱してたよ
金縛りと違って、自分で夢をコントロールできるようになるから、恐怖体験を避けられる
不思議の国のアリス症候群とかも合わせて考えたら面白そう
幽体離脱してると
死神が魂の尾を切りに来るんだよな
うしろの百太郎だっけ
何を言うたい
高度な意識を持つAIも、幽体離脱するのかな。
「わたし、いま、あなたの後ろにいるの」
幽体離脱かどうか知らんが眠り浅い時に、これほっといたら宙に浮くな俺。みたいな感覚なら数年前まであったわ。怖いからいつも抵抗してたけど。
私が地方で働いていた頃、祖父が危篤になったんだけど、いろいろ不思議なことが起きた。
実家では家中の電球が切れたり、私の所には誰だかわからない電話が来たり…
幽体離脱は本人は意識としてあるかもだけど、端目からは離脱してるその人を見ることは出来ないから、いわゆる「虫の知らせ」はこういうこと?とか思う。
ちなみに電球が切れたのは危篤の電話の前日、電話は、心当たりを片っ端から当たったけど、いまだに誰からかわからない。
離脱して、知らせに来てくれたのかな。
「魂消(たまげ)る」っていうやつか
どっちかというと、「あくがる」では?
意識には目が無いので見えない
車のナビのバックする時みたいに、ほんとは周りにカメラはないけど、四方位の情報で周りの空間をみえてるっていうのと近いのかな?
正直言って宇宙の存在自体な未だにどう解釈したら良いか分からないからもう霊がいても時間が分岐しても驚かない
北枕だと抜けやすいとモンロー研究所かマクモニーグルが
宇宙的な意識 で察した
生体からの微弱な電気がプログラムコード的な役割を果たせば、自分の体が発する電気を感知することで意識になったりしないかなぁ。昔、横断歩道の手前で立っていただけのときに、いきなり「あれ、トラックにはねられて死んだはずなのに」って本気で焦ったことがある。
他人が受けた衝撃的な記憶の残り香みたいなものが電気的に空中に残っていて、脳にダイレクトアタックされたのかなとか夢想したっけ。
この問いへの古典的な探索として、肉体を完璧に作成した時にそこに意識は宿るのか、というものがある。禁忌になるのだろうが試験管の中で組み立てられた遺伝子同士の精子と卵子を結合させ、分裂を繰り返し成長していく過程で意識は芽生えるのか。生命は完全に物理現象に帰納しうるのか。
物理現象も分子原子素粒子と小さく小さく見ていったら実は揺れているだけで何も実体はありませんでしたとか、どうもこの宇宙を作った神様はちゃめっ気たっぷりなようなので、そのうち全く別方面から単純だけど斜め上を行った事実が判明するのではないかと思っている。