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50年前にネス湖に沈めたカメラを発見!果たしてネッシーは写っていたのか?

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(著) (編集)

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image credit: NOC
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 ネス湖のネッシーと言えば、昭和のちびっ子たちがUFOや雪男と並んで熱狂した世界の謎、未確認生物「UMA」である。

 近年はその存在に否定的な見方も増えており、さらにかの有名な「外科医の写真」が捏造だったことがバレてしまったせいで、ネッシーファンのテンションも下がりがちだった。

 そんな中、なんと半世紀も前の熱狂時代にネス湖の底に沈められたカメラが発見されたのだ。さて、カメラにはネッシーの姿がとらえられていたのだろうか。

水中探査船に引っかかったカメラ

 英国国立海洋センター(NOC)は、2025年4月1日付のニュースリリースで、同センターが運用している水中探査機が、ネス湖の湖底で発見した水中カメラについて説明した。

 その記事によると、外洋航行も可能な水中探査機「ボーティー・マクボートフェイス」が、ネス湖で技術試験を行っていた際、深度約180mの湖底でプロペラが何かに引っかかった。

 引き上げてみると、なんとネス湖の湖底に沈んでいたのは、ガラスの容器の中に入ったカメラだったのだ。探査機が引っかかったのは、このカメラを固定していた係留装置だったらしい。

 NOCの海洋自律ロボットシステム(MARS)チームのエンジニア、サム・スミスさんは、ガラス容器から取り出したカメラの保存状態の良さに驚愕した。

これは予想していた発見ではありませんでしたが、ネッシー探索の歴史の一部を共有でき、少なくとも誰がこのカメラを湖に残したのかという謎が解けるかもしれないことを嬉しく思います

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カメラを発見したMARSチーム image credit: NOC

55年前、ネッシー探索のために沈められたカメラだった

 だがいったい誰がいつ、何のためにこのカメラを湖底に沈めたのか? この謎は、1970年代からネス湖の調査を行って来た博物学者のエイドリアン・シャインさんによって解明された。

 シャインさんによると、このカメラはネス湖調査局とシカゴ大学のロイ・マッカル教授が、1970年にネス湖に沈めた6台のカメラのうちの1台だという。

それは時計仕掛けのインスタマチック・カメラにフラッシュ・キューブを内蔵した独創的なカメラ・トラップで、餌をつけた釣り糸がが引かれた際に4枚の写真を撮影する仕組みになっていました。

驚くべきことに、このカメラは筐体に守られて、湖底180m深さで55年間も乾燥した状態を保っていたのです

 どうやらネッシー用?の餌がカメラに取りつけた釣り糸にセットされていて、これが引っ張られるとシャッターが作動するようになっていたらしい。

 55年前には画期的なシステムだったんだろうな。

 下が発見されたカメラである。上にフラッシュキューブが乗っていて、保存状態は信じられないほど良好だ。

 この状態なら、誰もが期待してしまうのが「ネッシーは写っていたのか?」ということだろう。

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image credit: NOC

残念ながらネッシーの姿は写らず

 MARSのチームのエンジニアの1人が、このカメラからフィルムを取り出して現像することに成功した。その「写真」がこちらである。

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image credit: X @iratesheep
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image credit: X @iratesheep
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image credit: NOC

 残念ながら写っていたのは筐体と濁った水だけで、ネッシーの姿の撮影は実現できなかったようだ。

 その後、このカメラとフィルム、そして筐体は、発見場所に近いドラムナドロヒトのネス湖センターに引き渡され、ネッシー探索の歴史の一部として展示される予定だそうだ。

 同センターのゼネラルマネージャー、ナギナ・イシャクさんは、この寄贈に関して次のように語っている。

私たちはこのユニークな物語の守護者であり、来館者に忘れられない体験を提供するために投資するだけでなく、探索を続け、この有名な湖の水面下に潜む謎を解き明かす手助けをすることを約束します。

50年以上も隠されていたと思われるフィルムとカメラを寄贈してくださったNOCに、心から感謝したいと思います。

この神秘的な湖に何が隠されているのかを誰もが発見し、インスピレーションを得られるようにしてくださったのですから

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スミスさん(向かって左)とイシャクさん(同右) image credit: NOC

編集長パルモのコメント

パルモの表情、にやり

50年前と言えば半世紀、仕掛けはネズミ捕りのようなものだけど、よくぞ保存状態が良いままで発見されたものだ。これでネッシーが写ってたら最高だったんだけど、まあそれはそれとして、タイムトラベル感覚を味わえるのっていいね。

References: NOC ocean robot finds long lost Loch Ness monster camera trap

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この記事へのコメント 19件

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  1. バイクで峠を攻めてた友達が転倒!
    わきにあった貯水池に落ちた。
    さいわい怪我は軽かったが。
    その後友達のあだ名は
    チョッシーに成りました。

    • -16
    1. 知らんのか?w
      ネッシーと言えばこの爺ちゃんやw

      • -2
  2. 55年経っても所有権は生きてるんじゃねえの

    • 評価
    1.  所有者が「それはオレが設置した」と名乗り出てくれないと!

       55 年前というと 1970 年、きっと UFO とか UMA とかオカルト系がすごく真実味のあった時代なのだろうと思います。 ちな、ムーの創刊は 1979 とのこと

      • +1
      1.  確かにもっともな意見だなと思ったので調べてみました。 日本でも英国でも所有権には消滅時効はないみたいです。 ただ、調べた範囲ではイギリスの場合ほとんど土地の話しか出てこなくてイギリスは普通不動産をリースホールドという形で 99 年間地主から借りるというスタイルのようです。 今回は動産なのでそれには該当しないため本人が名乗り出て証拠があればその方にお渡しでしょう。 もし本人が死んでた場合で子孫の場合は相続していないとですかね。 なお、占有して 20 年経つと自分のものにできる場合があるようですが、条件がイマイチ理解できませんでした。

        • +5
  3. 一時期は銀塩写真に凝っていた私も、「インスタマチック・カメラ」というものは知りませんでした
    EXPO ’70の年には先端的なものだったらしいですけど

    • +2
  4. >残念ながら写っていたのは筐体と濁った水だけ
    甘いな。ネッシーがカメラに易々と写されるようなヘマを踏むはずがない!

    • +8
  5. この写真もよ~く解析してみたら何か写ってるかも??

    • +7
  6. 今まで気密を保っていたことに執念を感じる

    • +12
  7. >近年はその存在に否定的な見方も増えており
    ネッシーの存在に肯定的な見方の方が優勢だった時代なんてあったっけ?

    • 評価
  8. 調査で沈めて、行方不明になってた奴だな。
    他にも複数年に渡って似たような機材を複数の団体が沈めてるから、そのうちまた引っかかるんだろうな。

    • +4
  9. 4月1日付のニュースリリースだと記事そのものを疑ってしまう

    • +1
  10. このフラッシュ、懐かしいなー!
    1回のストロボで球が焼けちゃう使い捨てだったよね。
    これがたくさん並んだやつもあったような…50年以上前のことです。

    • +2
  11. ネッシーだいぶ昔からいるけど今でも語り継がれてる
    のがすごい

    • 評価

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