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イギリスのヴィクトリア朝時代の年賀状が奇妙で自由すぎる

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(著)

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 今ではクリスマスカードが主流となっているが、ヴィクトリア朝時代(1837年から1901年)のイギリスでは、新年の挨拶を伝える、日本でいう年賀状のようなカードを送りあう習慣があったそうだ。

 それらのカードはとにかく斬新でユニークで奇妙で自由過ぎる絵柄が印刷されていたようだ。その一部を見ていこう。

産業革命が起き、活気に満ち溢れていたヴィクトリア朝時代

 ヴィクトリア女王が統治していた1837年から1901年のヴィクトリア朝時代は、産業革命が起こり、経済が発展したイギリス帝国絶頂期だ。

 この時期、印刷技術が進歩し、多色石版印刷であるクロモリトグラフが取り入れられ発達を遂げた。

 これにより、鮮やかな色彩や細かいデザインの再現が可能になり、印刷したカードが大量生産で安価で販売できるようになった。

 印刷コストが低下したことで、カードは一般市民にも普及し、郵便制度が整備されたこともあいまって、年賀カードを送り合う風習ができたそうだ。

 ただし、現代ではイギリスで年賀カードを送る文化はほとんど残っておらず、クリスマスカードが年賀と両方の役割を果たしている。

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蜘蛛の巣になった太陽がハチに見立てた人間を食べようとしている図柄

ユニークなモチーフのイギリスの年賀カード

 ヴィクトリア朝時代の年賀カードは、日本の年賀状と同様、年始の挨拶として送られるものだが、その図柄は遊び心溢れる個性的でユニークなものが多かった。

 こういった図柄には、迷信や象徴的な意味が込められていた。例えばブタは富と豊かさを象徴し、カエルは変化と再生をもたらすと考えられていた。

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キノコをボーリングのピンに見立ててプレイするカエルたち 

 これらの年賀カードは当時の人々にとっては創造性と遊び心にあふれた新年の挨拶の手段であり、奇妙さの中にも意味が込められており、受け取る人々を楽しませる役割を果たしていたようだ。

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馬に追い立てられるキツネと犬
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様々な病気に取りつかれた人。あなたの不幸をこの男性が背負ってくれる、って感じなのか?
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こんにちは、バフォメット(ヤギの悪魔)です
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女性がスープの具材に使用しているものは?
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ネズミのそりにのるエルフたち
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猫とネズミが逆転したケース
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じゃがいも人間からの年賀状
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ちょっとよくわからない構図だが、きっと深い意味があるのだろう

References: Another Year, Another Weird Victorian New Year Greeting Cards ~ Vintage Everyday

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この記事へのコメント 13件

コメントを書く

  1. 国は違うけどヒエロニムス・ボス風味を感じる
    なぜこんなのを描こうと思った、なんてのもあるけど
    ちょっと欲しいのもあったり(カエルのボーリングとか)

    • +9
  2. 禍々し過ぎるんだが、あれか、浮かれ過ぎると失敗するぞという戒めみたいなものか

    • +6
  3. 猟犬と一緒にキツネ狩りまでは分かるが、後半に行くにつれ雲行きが怪しくなってくるぞ

    • +9
  4. 一年の始まりだしどうせ儀礼的に送ったりするものならこういうヘンテコで面白いものがいいなあ

    • +12
    1. 年賀状用に売り出したらそこそこ売れるかも

      • +2
  5. 正月早々ブラックジョークてんこもりなのはさすが英国って感じ

    • +13
  6. 最後は人と家畜が逆転してる感じ(屠畜)

    • +2
  7. >蜘蛛の巣になった太陽がハチに見立てた人間を食べようとしている図柄

    というか、「1889年」が時の流れに葬り去られて
    「1890年」の時代がやって来る、って感じの擬人化に見える。

    • +1
  8. こういう遊びや自由な発想ができるくらい社会に余裕があったんでしょうね
    日本でもバブル経済までは凝った年賀状が流行っていたでしょ?

    • +2
  9. 鳥獣戯画を思い出しました。 やっぱり擬人化とか面白いです。

    • +8

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