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映画「犬ヶ島」に出てくるたった1分弱の寿司職人シーンは1か月以上かけて作られていた。そのメイキングシーン映像

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(著) (編集)

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 映画作りは大変なものだが、1コマごとに物を動かすコマ撮り撮影のストップ・モーション・アニメもまた、膨大な作業によって作られている。

 今年5月、日本でも公開されたストップ・モーション・アニメ映画『犬ヶ島』には、寿司職人の調理シーンがあるのだが、1分にも満たないその場面がなんと1カ月以上もかけて作られていたという。

 2人のアニメーターが交代で制作していた印象的なシーン。知ってびっくり見てびっくりのメイキング映像を見ていこう。

寿司職人のワンシーンに32日間も!?

 ウェス・アンダーソン監督の映画『犬ヶ島』。その中に寿司職人の小気味よい手さばきと不穏な思惑を同時に伝える印象的な場面がある。

 まずは完成した映画の「寿司」作りを含む1分半のシーンから

[Isle of Dogs] Sushi Scene

 タコもカニも生?とかいうつっこみはさておき、調理のところはすぐ終了。しかしこの撮影にかかった日数は32日間だった。

1コマずつ撮影作業。繊細な動きを演出するアニメーター

 そ、そんなに!?と聞いただけでも驚きだが、そのメイキング映像はとんでもないことになっている。

アニメーター2人が作っていた調理シーンのメイキング

 1コマごとに物を動かすコマ撮りはとにかく手間と時間がかかるというが、まさに百聞は一見に如かずだよ。

 真剣な表情をしたアニメーターが若干リアルな職人ハンドを動かす光景もけっこうシュール。画面左上の数字は経過した日数だ。

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image credit:vimeo

 あのシーンだけでこんなにたくさんの作業から成り立ってるんだから全体の作業量は計り知れない。あらかじめ一連の動きを決めてから撮ってるんだろうなぁ。

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image credit:vimeo

 小さな手のパーツを少しずつ動かし、目指すシーンを作るアニメーター。1日にわずか数秒分っていう気長なペースだよ!?

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image credit:vimeo

 たくさんのコマの積み重ねでできた『犬ヶ島』。この映画は第68回ベルリン国際映画祭の銀熊賞も受賞しているそうな。

 てかちょっと続きが観たいかも。もうデジタル配信やDVD、レンタルとかでも観れるっぽいので気になるおともだちは要チェックだよ。

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この記事へのコメント 44件

コメントを書く

  1. こだわりの職人芸をこだわって再現する職人。
    素晴らしかった!

    • +1
  2. このシーン、KUBOのスタッフにアドバイス貰ったんだっけ
    両方良い映画だよね
    日本を扱ってるし、どちらもおススメ

    • 評価
  3. >>タコもカニも生

    どっちも高級品ですが、生のままで食べられます。ただ、生のかには食べ過ぎるとアレルギーになると言われたり、寄生虫の心配もあるので食べ過ぎは良くないそうです。もっとも、すごくこってりした甘い味がするし、えらい高価なので、そうたくさん食べられないと思いますがw

    • +7
  4. 魚食文化ない人たちが作ってるんだろうなってのが見て取れるのが残念
    生サバはギリokとして、捌き方も文化の違いがあるかもだしokとしても

    骨の抜き方といい、内臓の行方だったり
    アニメーション制作としてはスゲーなんだから
    もうちょっと頑張ってほしかった

    • +6
    1. ※7
      「魚 捌き方」みたいな検索をすれば、数秒で映像が出る時代って考えれば、
      リアルで間延びした空気より、リズム感を重視した可能性が高いかもね。

      ただ、それはあくまでも向こうにとってのリズム感だから、
      違和感を感じるわけだ。

      • +2
    2. ※7
      日本人からしたらそのほうが面白みを感じるしすげーって思うわな
      まあしゃーないしアニメとしては凄いただ美味しそうには見えないけどw

      • 評価
  5. ワサビはネタの上に塗るものじゃないだろう

    • +12
    1. ※8
      でも、日本人でも、
      最近のサビ抜きデフォの回転寿司で育った子は
      結構「ワサビは上に塗るもの」の思ってたりするよ。

      • 評価
  6. 魚の捌き方全部にツッコミどころしかなくてげんなり
    せっかく手間かけてアニメーション作ってるのに、捌き方の取材とかは疎かにしてるのかね
    それとも、意図的にてきとうな捌き方をみせるシーンなのか?

    • +7
    1. ※9
      脚本だけでなく声当てや人形、セットの作り込みなど見応えのある部分が多くとても面白い作品ですが、所謂海外から見た自国の姿でありここ以外にも日本人からすると困ってしまうような笑ってしまうようなシーンがあります。
      一方でやはりとても日本文化に造詣が深い監督だと思わされるシーンもあります。
      ご意見はごもっともですが、そういった他の文化から見た自国の姿を面白いと思うことができませんか?
      映像に関してはストップモーションの面白みと気持ち良さを活かした、素晴らしいシーンだと思います。

      • +9
      1. ※17
        「変な日本」いいよね。昔からマニアがいるジャンルw
        最近はニンジャスレイヤーで一気にメジャーになったけど

        • +5
  7. ストップモーションアニメ、好きです。
    「羊のショーン」とかも。

    • +8
  8. CG全盛期の今世に全力でアナログ対抗するのってなんだか応援したくなる
    確かに魚の捌き方適当だしカニを殻ごと海苔で巻くんかいとか色々あるけどさ
    フィクションだからね
    みんな年の瀬にストレス溜まってんのねぇ

    • +16
  9. スポッツの最後のシーンは、あれはどういうことなのか妙に気になる雰囲気だった。

    • 評価
  10. 寿司を知らない外国人が作ったとまるわかりの動画。駄作に随分と無駄な時間を費やしたこと・・・

    • -19
  11. ピングーだって魚の食い方適当だったけど美味しそうだった
    リアルさよりも感覚に訴えることを優先したんだろう

    • +25
    1. ※16
      確かに。事実を知らないまま作ったというよりも、最初からギャグとして作っていると思う。寿司のシーンは笑うとこなのに「事実と違う!」って怒っている人が多くてびっくり。
      まるでチャップリンの「ハンガリー舞曲」髭剃りシーンを見て「こんな床屋がいるわけない!」って怒ってるみたい。

      • +6
  12. 寿司警察わきまくりで草
    こういう奴らのせいで日本全部が嫌われるんだよな

    • +1
  13. そりゃ握り方も捌き方も本当とは違うけどリズミカルで動きも愉快
    カートゥーンでハンバーガーをピョピョピョ~~ンて作るのみたいなもんでしょ

    • +23
  14. ちゃんと取材した上で省略すれば良かったのに。
    良く出来ているだけに残念。

    • -5
  15. カニは殻ごと食えないとか背骨はあんな風に抜けないとか、魚食わなくても当然分かってるだろ。

    手塚治虫は東大医学部の学生から嘘を書くなと抗議の手紙をもらった時、「東大生ともあろうものが、漫画に嘘があることすら知らないのか?」と返したそうだよ。

    • +12
  16. 日本文化警察さんは日本をテーマに盛り込んだ洋画は観ないことをお勧めするよ、うん。観ててストーリーとか頭に入らなくてイライラするだけでしょ?犬が島は今までで一番日本を理解しようと努力してる映画だと思ったよ。これとKUBOは今まで洋画で描かれてきた「なんちゃって日本」を極力「本当の日本」近づけようと努力してて愛が感じられた。ファッションとしてのジャパニズムじゃない、生活の中の日本を表現しようと頑張ってたよ。

    • +1
    1. >>28
      気になってはいるんだけど、日本犬出てる?
      広告イラストに見かけられなかった

      • 評価
  17. 最後に手袋はめる所でクスッときたよ
    こういうジョーク好きだけど日本ではあまり見かけないよね
    バナナで転んでスカートめくれて鼻血噴き出す系が多いよ

    • +1
  18. ガイジンが空想する勘違いジャパニズムってのを良く理解してて、一周回った上で作られてる世界観だと思う。
    日本人が見て「そんな馬鹿な…!こいつ良く分かってねーだろw」ってのを敢えて狙ってやってるんじゃないかと思った。
    あとは、「あくまで作品(創作)の中の出来事であってリアルとは違う」って事を良く理解して見て貰いたい。
    CG全盛期の今、伊達に時間と金と人員掛けて作っている作品じゃないと思うよ。
    って事で面白いのでぜひ見て下さい。

    • +8
  19. 生で食うところに突っ込みどころが入ってて「えっ」って思ったのけれど
    どうやら地域地方によって異なるらしいことをここで知った

    • +2
  20. 手元だけの映像をこんなに生き生きとしたアニメにできるのがすごい

    • +4
  21. 日本人をうならせるためだけの映画じゃなくて
    世界中の人が見て面白いと感じるものを目指しているのであればこれで正解でしょう
    日本人から見ておかしいからといって、一部だけ見て残念とか駄作とか言うのは傲慢な意見よ

    • +10
  22. このシーンに32日も費やすのなら
    寿司についてもっと勉強したほうがいい

    映画見てないから知らんが全編がストップ・モーションなのなら
    逆にここだけ実写にするべき

    • -12
  23. 「犬が島」は正しい日本文化の教導映画ではありません。犬と少年の冒険譚です。スシの教材だなんて一言も言ってない、全体を見てほしい

    この奇妙な日本は作品にとても合っていましたよ! ベイマックスもだけど、SFと奇妙な日本の取り合わせは、逆に日本人が内側から作れない味わいがあると思う

    • +13
  24. リトルマーメイドでも歌に合わせてめっちゃくちゃな方法で魚をさばくシーンがあるけど、あれを見て外国の調理法って野蛮!って思う日本人がいるだろうか?

    • +6
      1. ※45
        ううん、調理シーンは人間の世界。

        • 評価
  25. 寿司「職人」と書いてあるからありえない調理法に違和感を覚えてしまう
    職人と言う言葉に重みを感じる自分はおかしいのだろうか

    • 評価
  26. 凄いね
    日本の形式に則ったらもっと良いものになりそう

    • 評価

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