この画像を大きなサイズで見るニューヨーク州サフォーク郡のメドフォード地区は、ロングアイランドの真中より少し東側にある。グーグルマップの写真で見てみると、緑豊かな、ゆとりのある住宅地だ。
この一角にクリス・アーセノールトさんは住んでいる。その家は、12年前には、周辺の家々と比べても特に変わったところもない家だった。
しかし現在、クリスさんの家は猫の聖地となっている。2006年、息子を亡くし失意のどん底にいたクリスさんは、線路わきで群れをなしている子猫たちと遭遇。彼らはクリスさんに生きる目的を与えてくれた。「今するべきこと」を気が付かせてくれたという。
以降猫たちの保護活動を続け、猫たちが暮らしやすいように自宅を改造していった。そして現在、行き場をなくした300匹もの猫たちがここで暮らしている。
300匹の猫が暮らす家
クリスさんの自宅であり、300匹の猫が暮らす「ハッピー・キャット・サンクチュアリ」では、毎日クリスさんとボランティアの人々が甲斐甲斐しく猫の世話をしている。
こちらがクリスさん。
この画像を大きなサイズで見る敷地は柵で囲われ、たくさんの猫が心地よく暮らせるようになっている。
この画像を大きなサイズで見る壁一面に猫棚。
この画像を大きなサイズで見る現在ここでボランティアをしている女性がハッピー・キャット・サンクチュアリについて知ったのは、猫の多頭飼育をしていた隣人が亡くなった時のことだ。
関係者が猫たちを処分しようとしていたところへ、クリスさんが猫たちの救出に駆けつけたのである。
この画像を大きなサイズで見るご飯の時間。
この画像を大きなサイズで見るサンクチュアリ設立のいきさつ
クリスさんは現在58歳。引退するまでは列車の車掌として働いていた。そんなクリスさんがハッピー・キャット・サンクチュアリを立ち上げたのは、2006年のことである。
その年の夏、クリスさんは悲しみに沈んでいた。2ヶ月前に、24歳だった息子のエリックさんをバイクの事故で亡くしたばかりだったのである。
しかし、何かが、ロングアイランドの線路脇を歩いていたクリスさんの目を引いた。よく見ると、遺棄された子猫が集まって、群れをつくっていたのである。
「そこには病気の子猫が30匹ほどいました。そして、このままにしておけば遠からず死ぬであろうことはすぐに分かりました」
そこでクリスさんは、子猫たちを自宅に連れ帰り、エサを与え、獣医に見せて健康を回復させた。その過程で、いつのまにか、息子を失った痛みも軽くなっていたのである。
「息子を亡くしてから初めて、子猫たちが『するべきこと』を与えてくれたのです」
”かわいい”だけではすまされない。けれども”やりがい”のある仕事
それ以来、クリスさんは方々のアニマルシェルターやチャリティーと連携し、たくさんの猫を受け入れ、拡大を重ねてきた。
その結果、クリスさんの自宅は、8×12フィート(5畳弱)の寝室だけを残し、全面的に猫の保護施設になった。動物虐待防止協会の検査にも二度合格している。
300匹もの猫の健康管理は大変だ。毎日、何処かしら具合の悪い猫が出るという。病気の猫をしっかり管理するために、クリスさんは色分けされた紙の首輪を使っている。
「猫の病気の度合いに応じて必要なケアをします。もちろん、自分の手に負えない場合には、獣医に連れて行って診察してもらいます」
しかし、その費用も馬鹿にならない。昨年1年間でかかった猫の医療費は約230万円だ。1ペニー(1円)たりとも無駄にできない、とクリスさんはいう。
もちろん、この他にもエサなどの費用があり、1年間にかかる総額は約1千万円である。全てはクリスさんの私費と、善意の人々からの寄付で賄われるのだ。
辛い思いをしてきた猫たちが安心して住める居場所を
「毎朝、寝室のドアを開けると、50~60匹の猫が待ち構えています」とクリスさん。「ほとんどの猫は、ここへ来る前は虐待されたか、捨てられたかしたのです。そんな猫たちに、安全だと思える場所を提供することは、やりがいがある仕事なのです」
References: Odditycentral / Happy Cat Sanctuary など / written by K.Y.K. / edited by parumo















猫バージョンのしおさいの里みたいだな
きっちり面倒みてて好感度持てる
中屋敷鉄也となって仮面ニャイダーを養成したい
猫聖
猫には縄張りがあって、あまり近距離にたくさんいるのは良い環境ではないという通説を聞くけど、猫もその気になれば群れで生活することもできるのね。
※5
どこかでみたんだが合わない猫同士とかそもそも単独好む個体にはちゃんと範囲わけしてるってやってたな
獣医などにも連れていって面倒見ているのが本当にすばらしい。
寄付や貯金だけで維持するのも大変だろうから、入場料取るとか、動画サイトに上げるとか、なんとか稼いでほしいものです。近けりゃ手伝い(遊び?)に行きたいなあ。
※7
501(c)(3)団体になっていて税と寄付に有利があるかわりに営利・政治・宗教活動のしばりあるようですから「稼ぐ」というのはできないのかも。カラパイアで紹介される米国シェルターはたいてい501cの記載ありますね。
土地があるっていいですねえ。区画が細かく仕切られていて棲み分けしやすそう。
公式チャンネル(channel/UC45A6cFQk8sdyvStqruKdyg)にある How to feed a kitten は野郎が夢見る子猫まみれの具現化
庭の周囲にも網を張って逃げ出さないようにしている。
確り管理されているようで感服する。
大変な活動だけど、こういうのはぜひ続いてほしい・・・。
我家にも最大4匹(一時預かりを除く)居たけど、大変だった(特に医療費が)
300匹…うん!自分には無理!
クリスさん元気で長生きして下さい
思ってたより猫達が穏やかでいい雰囲気だったギスギスしてなくてちゃんと面倒みてるんだって伝わる
ニオイはどう対処しているんだろ。
営業で訪問するとオシッコ臭い家と、臭くない家がある
※11
もうここまでくると対処できない。だから一軒家で広い土地にしてるんだと思うよ
どれだけ清潔にしてても獣臭はあるものとしてできる限りはしてると思うけど、これだけ多いと雨の日とかはそれなりに臭いそう
頭が下がります
宝くじ当たったら沢山の保護猫保護犬を引き取って一緒に生活して最期を看取る
そんな生活がしたいなぁ~なんて夢想していましたが自費で実現されている方がいらっしゃるとは
うーんやっぱり頭が下がります
NNNリーダー「ふむ・・・悪くニャい。次の支部はここにしよう。」
猫には神様がいるんだな
ウチも最大4匹が2回あるがノミが大量発生した時は大変だったぞ。
刺され過ぎて熱出たw
何て凄い方なんだ…
うちもいま9人の猫と暮らしていますが、本当に費用がバカになりません。
腎不全末期の長老は月に2回通院していて、その都度6~8千円かかります。
猫砂代やごばん代も…。
だけど、彼らはそれ以上の見返りをいつも返してくれています。
クリスさんもそれのおかげでがんばれているのかな?
近隣の人の賛同が無ければ難しい所ですね。
うちは近隣1キロ周囲に民家が無いんで保護活動が可能なんですが、保護活動の仲間の人達はそれを一番気にしてます…
全部の猫の顔と名前を覚えられるかな?
※19
ポケモン言えるかな?的なノリで
うちは10年で50匹以上保護して今15匹飼ってますけど一匹病気になったら他の猫に感染して虚勢避妊手術含めた病院代で給料がほとんど消える。家の隣が役場で高齢者が年金受け取りに来るついでに猫も捨てに来るんや・・・じじばばマジ卍なので役場と保健所に相談して対策してもらったがそれでもまだ捨てに来る・・・結婚資金も生活費もスッカラカンよ
ほんとは、こんなもの無い方が一番幸せだよね。
不幸な猫が存在しない、と言う意味で。
保護は素晴らしい事だけど、単純に美談にしてはいけない複雑な気分。
これだけの数の猫が、単なる家庭のペットになれずあぶれた事実は重く見なきゃいけない。
本人が死んだ後のことも、どうにかなるように手配してあるのかな?
塀が低すぎて外に出られる
俺が近隣純民なら外で鳴いたり糞したりしたら怒るよ
私も13匹保護 里親見つけたり看取ったり 13匹目は今横で寝てる せめて一戸建てならもっと引き取れるのに。
取材中にも肩に乗ってくる猫
大変うらやましい
公園のような庭だね、これほどのスペースがあればネコもくつろげるだろう
子どもの頃にネコを何匹も飼っている子の家におじゃましたときは臭いと毛が狭いスペースに充満していて鼻も目もムズムズして非常に辛い時間となった…
過酷な自然に帰しても良い気もするが、人の欲は面白いですなぁ
猫を救い救われていますね。善因善果。
スゴイことなんだけど、
避妊や去勢手術はしているのかな
してなかったら…
岩合さんも写真撮り放題。
※34
そうだよね、一度は恵まれないネコにスポット当ててもいいよね。
サンクチュアリで猫神達に仕える司祭さんだな・・・尊い
ちゃんとお世話してても臭いとかヤバそうだなあ
失火でお亡くなりになったご様子…