この画像を大きなサイズで見るサメと聞くとシャークでおなじみの巨大なあいつ、「ホホジロザメ」を連想してしまいがちだが、実にその種類は500種類以上いるといわれている。
巨大だったり危険だったりするイメージとは裏腹に、特に深海にすむサメはその形状も深海に特化していて奇妙で興味深いものがある。
ここでは水深300mより深い海にすむ7種のサメを見ていこう。
1. ニシオンデンザメ
この画像を大きなサイズで見る学名ソムニオスス・ミクロセファルス(Somniosus microcephalus)は”眠り”を意味する。世界で2番目に大きな肉食のサメは、時速1キロという速度でゆったりと泳ぎ、世界一泳ぎののろい魚とも言われている。
ニシオンデンザメの肉にはトリメチルアミン-N-オキシドが含まれており、口にすれば嘔吐、下痢、けいれんを引き起こし、見た目は酔っ払ったようになる。
このためネイティブのグリーンランド人は酔っ払いを”サメ病”と呼んだ。
寿命も非常に長い。2016年に北極で発見された個体は392年も生きていた。その長寿の理由は筋肉の代謝活動が大きく関係していることが2024年の英国マンチェスター大学の研究で明らかとなった。
2. ミツクリザメ
この画像を大きなサイズで見る英名を”ゴブリンシャーク”というこのミツクリザメのトレードマークは、獲物を捕らえるために頭蓋骨から飛び出す顎と、そこに生えたギザギザの歯だ。
幸いにも水深1,300メートル以上の深海に潜んでいるため、その姿に怯える必要はない。
滅多にエサにありつけない深海で生きるために、ミツクリザメは体の割に大きな口を発達させ、出会ったイカや魚、あるいは甲殻類などを捕らえてきた。昔から日本の漁師にはテングザメとして知られていたが、生態については今も多くが謎に包まれている。
3. ヘラザメ属
この画像を大きなサイズで見るヘラザメ属には少なくとも32種が存在する。写真のアイスランドキャットシャークもその仲間であるが、大西洋北東の海の底でどのような生活を送っているのかほとんど分かっていない。
泳ぎはゆっくりとしており、体長60センチくらいまで成長する。餌はイカや甲殻類で、水深2キロもの深さまで潜る。
ヘラザメ属は英名をデーモンキャットシャークというが、その平らな頭とギラリと輝く目を見れば頷けるだろう。背中から突き出た骨のない二つの背びれも特徴だ。
4. アメリカナヌカザメ
この画像を大きなサイズで見る500メートルの深海にはほとんど光が届かない。そこでアメリカナヌカザメはお互いの目を引くためにユニークな方法を身につけた
皮膚が青い光を吸収し、緑色の蛍光に変換するのだ。目には光受容体があり、人間の目には見えない光を感じることができる。
この画像を大きなサイズで見る数年前、ある調査チームが青光を除去するフィルター付きのカメラを使用していた際にこれを発見した。カメラはサメの目で水中環境を見るためのものだった。
アメリカナヌカザメが光る理由ははっきりと分かっていないが、サメ同士のコミュニケーションのためだと考えられている。
また敵に遭遇したとき、大量に水を吸い込んで体を2倍にも膨らませることができる(英名スウェルシャークの由来)。
5. ダルマザメ
体長30~50センチのこのサメは吸盤のような口で獲物に齧り付くと、回転して肉を刮ぎとる。
英名をクッキーカッターシャークというが、獲物に残される傷はクッキーの型で付いたというより、小さなシャベルでほじくったかのようだ。
ダルマザメの噛み跡はマグロ、イルカ、クジラなどにも見ることができる。
昼間は水深1,000メートルよりも深い場所にいるが、夜になると獲物を求めて浮上するからだ。
6. ラブカ
この画像を大きなサイズで見る8,000万年前から生きており、原始的なサメの特徴が見られる生きている化石である。300本もの歯が25列にずらりと並んでいる。
6対のエラには赤いフリルらしきものがあり、これが英名フリルシャークの由来である。
2007年に日本の漁師が浅瀬で生きているラブカを発見するという歴史的快挙をなした。静岡県のあわしまマリンパークに搬送されたが、残念ながら数時間後に死んでしまった。
7. ゴーストシャーク
この画像を大きなサイズで見る2009年、カリフォルニア湾の2キロの深海で奇妙な生物が撮影された。長い鼻と悪霊のような灰色の肌を持ち、円盤状の目は深海の虚空を茫洋と見つめていた。
それから7年後、この魚はポインティ・ノーズ・ブルー・キメラ(Pointy-nosed blue chimaera)であることが判明する。
サメリストに入っているが、ゴーストシャークという名前にもかかわらず、正確にはサメではない。
硬い骨の代わりに柔軟な軟骨を持つギンザメの仲間である。その生態はほとんど謎に包まれているが、吻に並ぶ点は獲物を察知するためのものだと考えられている。またオスは頭に格納式の生殖器があることで有名だ。
via:6 Bizarre Sharks That Live in the Deep Ocean/ written hiroching / edited by parumo














サメ好きな友人がお前はミツクリザメに似てるって言ってたが…
謎多き男ってことだな!
容貌魁偉ってな方達ばかりだね、そんな面々を集めたんだから当然か、1のオンデンさん今計算機叩いたら休まず泳いでも年9000キロ弱しか移動出来ない、泳ぐと言うより漂ってると言う方がただしいのかな?
海のトリトンで、敵のザコ(戦闘員相当)がギンザメという奴だった。
が、ただの灰色のサメ(アオザメとかの一般的なサメ)だったため、図鑑でギンザメを初めて見たとき混乱した。
ひょうきんで悪さしなそうなルックスの魚が描いてあったから。
純真だったから、大人がウソ描くとは思わなかったんだなw
オンデンは毒があったのか\(^o^)/
むしろ何故これ食べたヤツがいるんだよ
392歳って、畏敬
まさか殺して調べた後に判明したとかじゃないだろうな
ラブカって鮫だったんだ!
※7 シャークは鮫でジョーズは顎です
※7
放射線浴びて、進化して、おっきくなると足が生えて、陸に上がって、ゴジラになります
シャークじゃなくてジョーズじゃね?
ネイティブのグリーンランド人 ってカラーリットの事?
最近はメガマウスも有名になって、メジャーな部類に入っちゃったのかな
サメ記事好きだわぁ・・・
隣人が宇宙人だった時みたいに無駄にワクワクする
進化って不思議だよね
※13
そんなこと言われるとサメるわ
フカい海は不思議に満ちている
ゴーストシャークは語尾に「げす」とか付けてしゃべりそうだな
ラブカはその後何度も上がって沼津深海水族館で展示されてます。直近ではこの暮れにも数日飼われてましたし。この時期記事にするならその情報も入れてほしかったな
※16
「お初」だから記載したのでは? それに、沼津は網に入れば長期飼育などはあまり考えずに何でも展示するから(別に非難しているわけではない。展示せずとも死ぬだろうし、貴重な生物なら東海大などの研究者に渡すのだろうし)、いちいち情報追っかけるのは大変なんじゃないかなぁ。
「深海に住んでるから遭遇しない大丈夫」ってみんな言うけどさ。
ラブカとかリュウグウノツカイとか、最近浅瀬まで来てる人たち多いじゃないですか。
もうね、ダイビングの時心臓ばくばくですよ。振り返ってダルマザメとかミツクリザメがいたらどうしよう、って。
ヘラザメ属とは中々乙な種類紹介してますね
ヘラザメ属は今現在最も分類が難しいサメで、研究者も何度も分類法など検討しなおしたりと、四苦八苦してるようです
※17
ダルマザメは夜で深場がある島嶼付近でダイビングするくらいじゃないと出会わないんでそんなに心配する必要ないですよ
ミツクリザメは歯の形をみれば解りますが、人に致命傷を負わせるようなサメではないですし、生きた姿はそれだけで貴重なので、もし万が一ダイビングで見つけたら大いに自慢してもいいサメですよ
※20
ラブカの飼育お初記録は東海大学海洋科学博物館なんですが、自然状態で生きた映像はあわしまマリンパークがもっとも有名ですね
メディア的にはそれが一番印象深いのでしょうが…
あと、沼津港深海水族館はじめとする水族館も研究施設なのでその辺はあしからず
7番が
>オスは頭に格納式の生殖器があることで有名だ
息子スティックはローマじゃあ空を飛んで、深海では頭に付きますか(≧∇≦)
ミツクリザメとかダルマザメ
もっと可愛く撮れてる画像あった気がするんだけど(;ω;)
ミツクリザメの写真、それ作り物だから差し替えたほうがいいよ
鼻腔の位置に目があるフェイクです
ミツクリザメの画像がおもちゃにしか見えないんだが…
本物はもう少しトゥルンとしてヌタッとしている
ゴーストシャークは映画化もされている
人類が月だの火星だの言ってる時代になっても、いまだ深海は謎に満ちている・・・
ダルマザメの噛み跡は御蔵島のイルカについてたの見たけどマジで痛そうだった。
肉くりぬくとか怖すぎ。
こういうクリーチャーが我々にも身近な駿河湾にはウヨウヨしているそうな。
出た!シャークさんのマジックコンボだ!
サメの研究はロマンだね。
>サメと聞くとシャークでおなじみの巨大なあいつ、「ホホジロザメ」を連想してしまいがち
ジョーズと言いたかったんか?