メインコンテンツにスキップ

Googleでカラパイアを「お気に入りサイト登録」

伝説のUMA「ラブランド・フロッグ」をオハイオ州公式UMAに認定する新法案が提出

記事の本文にスキップ

21件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
ラブランド・フロック(カエル男)のイメージ図 Image generated by nanobanana
Advertisement

 アメリカ・オハイオ州ラブランドには伝説のUMA「ラブランド・フロッグ」が存在すると言われている。二足立ちで歩き体長は1.2mほどとされる人型のカエル、いわば「カエル男」である。

 2026年4月、ラブランド・フロッグを州の公式UMAに認定する新法案が提出された。

 最初の目撃情報は1955年で、1972年の警察官による遭遇事件を機に、地域社会に深く根付く存在となった。

 実際には巨大なイグアナという説もあるが、ラブランド市の経済や観光を支える伝説のUMAを州の象徴として、公的に認めようとする動きに注目が集まっている。

参考文献:

ラブランド伝説のUMAを州の公式にする法案を提出

 2026年4月13日、オハイオ州下院に「下院法案821号」が提出された。

 内容は、同州ハミルトン郡ラブランド市周辺で語り継がれてきたUMA「ラブランド・フロッグ(カエル男)」を、オハイオ州の公式UMAに制定しようというものだ。

もしこの法案が承認されれば、ラブランド・フロッグはオハイオ州初の公式UMAとなるだけでなく、全米でも史上初の「州の公式UMA」となる。

 現在、カリフォルニア州でもビッグフットを州のUMAとして指定する法案を検討していると報じられているが、オハイオ州はこの法案によって全米初の称号を勝ち取ろうとしているのだ。

 この法案は、地元ラブランド市を選挙区に持つジーン・シュミット議員と、クリーブランド市選出のトリスタン・レイダー議員の二人が共同で提案した。

 レイダー議員は、州議会議事堂ニュース局に対し、「この法案は私たちのコミュニティを紹介するためのものです。ラブランド・フロッグはオハイオ独自の物語や、私たちが誇りに思う場所、そしてこの州を祝う価値のあるものにする創造性を反映した存在なのです」とその意義を説明している。

この画像を大きなサイズで見る
ラブランド・フロッグのイメージ図 Image credit: Tim Bertelink / commons.wikimedia CC BY-SA 4.0

カエル男「ラブランド・フロッグ」の目撃情報

 ラブランド・フロッグは、ラブランド周辺で目撃される身長約1.2mのカエルに似た人型のUMAだ。日本では「カエル男」という名称でも知られている。

 最初の目撃報告は1955年と、UMAの中では比較的新しい部類に入る。

 当時の証言によれば、道路脇に3〜4体の奇妙な生物が立っており、中には「頭上に火花を放つ杖のようなものを掲げていた」という奇妙な報告もあった。

 その肌は爬虫類のような質感で、顔はカエルそのものだったとされている。

この画像を大きなサイズで見る

1972年、現役の警察官が見た謎生物の正体

 さらに1972年3月3日、ラブランド警察の現職警察官による証言が地域社会に衝撃を与えた。

 パトロール中だった、レイ・ショッキー警官が、道路を横切りガードレールを越えて川へ消えていく謎の生物を目撃したという。

 ショッキー警官はその姿を「身長約1.2mで体重は25〜35kgほど、皮膚はザラザラしており、カエルのようにしゃがみ込んだ後に直立して歩いた」と詳細に報告したのだ。

 その2週間後、同警察のマーク・マシューズ警官が、ショッキー警官が目撃した場所の近くで未確認生物を発見した。

 マシューズ警官はその生物をすぐに射殺し、死体を回収してトランクに入れ、ショッキー警官に見せた。

 それは「体長約1m前後の大きなイグアナ」で、尻尾がなかったためすぐには分からなかったという。

 マシューズ警官は、そのイグアナは誰かのペットで、「逃げ出したか、大きくなりすぎたために放された」のだろうと推測した。

 ショッキー警官はこの生物が、彼が見たものと同じものであることを確認したという。

 少なくとも警官たちが目撃したのはラブランド・フロッグではなくイグアナだったようだ。 

この画像を大きなサイズで見る
イグアナ Image by Istock AlizadaStudios

ポケモンGO中の撮影と現代に蘇る伝説

 その後、数十年にわたり目撃情報は途絶えていたが、2016年に再びラブランド・フロッグに注目が集まる。

 同市イザベラ湖付近で「ポケモンGO」をプレイしていたカップルが、水辺に潜む巨大なカエルのような生物を撮影したのだ。

 目撃者のサム・ジェイコブスさんは、その生き物が後ろ足で立ち上がり、二足歩行を始めた様子を語った。

この画像を大きなサイズで見る
サム・ジェイコブスさんが撮影したラブランド・フロッグらしき生物 Image credit:r/Cryptozoology

 彼は「祖母の墓に誓って真実だ」と証言しており、動画や写真はインターネットを通じて瞬く間に拡散され、現代版のカエル男騒動として大きな話題となった。

2016年、ジェイコブスさんがポケモンGOをしている時にとらえたラブランド・フロッグらしき生物の映像

地域を支える愛すべき郷土の象徴

 正体が何であれ、ラブランドの人々の「カエル男」に対する愛着は今も変わらない。

 この伝説は2023年に公開されたホラー映画の題材になったほか、地元のコーヒーショップ「マイル42」のロゴや、街の公式マスコットにも採用されている。

 ラブランド・フロッグは、地域の観光や経済を支える重要な柱となったのだ。

 今回の法案は、正体の是非を科学的に解明しようとするものではない。いわば町おこしのようなものだ。

  地元のUMAを、全米初の州の公式UMAとして正式に認めようとする試みなのだ。

References: New bill seeks to make Loveland Frogman Ohio's state cryptid

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 21件

コメントを書く

  1. 日本の河童(カッパ)も早く、公式UMA に認定した方が・・・
    葛飾区?荒川区?千葉?

    • +6
  2. 「バトルトード」っていうタートルズの
    パチモンみたいなゲームが昔あったの思い出した。
    漫画アニメにしたら人気出そうなんだけどな。

    • 評価
  3. 二足歩行のデカいカエル、そこまではまだ良い。(良くはないがUMAだからまぁ良い)
    なんで目が光ってるんだよ?

    • +1
  4. 河童の遠野と姉妹都市になったらいいと思う

    • +7
  5. サムネで出てくる連想が「ドクター秩父山」しかない・・・

    • +4
  6. ファミコンソフトの洋ゲーでバトルトードってのがあったな。
    アメリカ人って結構カエル好きだと思う。俺もカエル好き!

    • +3
  7. 河童の里 みたいな感じの観光資源にしたいんだな

    • +3
  8. ちょっと前の記事で
    アメリカではケモノの着ぐるみをつけて交流会をするのが流行っている、って、あったよね

    • +6
  9. タニグク以来カエルにまつわるフォークロアは日本に豊富だけれども、国産カエルUMAはあるんだろうか

    • 評価
  10. 何故UMAちゃんたちはホラー作品にされてしまうのか…。
    ただの同居人って展開でもいいじゃない。

    • +7
  11. アメリカ人てUMAネタ大好きだよなって思ったが、よく考えてみたら我々日本人も妖怪ネタ大好きだったわ……

    • +15
  12. 日本の御当地ゆるキャラみたいになってるな

    • +5

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

UMA・未確認生物

UMA・未確認生物についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。