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2026年、あけましておめでとう!国際宇宙ステーション体験ツアーで新年の幕開け

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Step Inside the International Space Station / NASA
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 まずは2026年、明けましておめでとうございます!

 新年一発目は、自宅にいながら宇宙で暮らす感覚を疑似体験できるNASAが公開した、国際宇宙ステーションの内部を高画質で見て回ることができる映像からスタートだ。

 地球にいながらにして宇宙気分を味わうことができるんじゃないかな?

 今この瞬間も、地上から約400km上空では、国際宇宙ステーション(ISS)で、新年を迎えている宇宙飛行士たちがいる。

 実際に我々一般人が宇宙に行くのはまだ先のことになりそうだけど、夢は大きく、目標は宇宙よりも高くだ。

 みんなに幸運が舞い降りることを願って、新年のご挨拶動画としてこれを送りたいと思う。 

想像以上に広かった。ISS内部の空間

 15カ国が協力して運用する国際宇宙ステーション(ISS)は、25年以上にわたって人類の宇宙拠点を支えてきたが、2031年にはその歴史に幕を閉じる予定である。

 ISSは、秒速約7.7km、時速に換算すると約2万7700kmという想像を絶する速さで移動している。

 その内部には、約473立方mの居住可能なスペースが存在し、想像以上に広い。だが、室内にはあらゆる壁面に実験装置や保守用の機器がぎっしりと設置されているため、実際に人間が自由に動けるスペースは限られている。

 今回NASAが公開した約15分の動画は、その入り組んだ通路を自在に通り抜けながら、ステーションの主要な施設を余すことなく映し出しており、まるで自分が浮遊しているかのような視点で楽しむことができる。

 一見すると物が溢れて雑然としているように映るかもしれないが、実際にはそのすべてが緻密に計算されて配置されており、宇宙という極限環境で生き抜くための機能が凝縮されているのだ。

 この映像は、2022年10月の「クルー4」および「クルー5」ミッション中に記録されたもので、案内役はアメリカ人のニコル・マン船長が務めた。

 アメリカ、ロシア、カナダ、日本、そして欧州の5つの宇宙機関が協力して運用するこの巨大な研究施設は、まさに撮影現場からして国境を越えた科学の結晶と言える。 

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アメリカ人宇宙飛行士、ニコル・マン船長 Image credit:NASA

各国の英知が集結した実験棟を巡る旅

 このISSツアーは、欧州宇宙機関(ESA)が提供したコロンバス実験棟から始まる。

 この施設には、液体や気体の不思議な動きを研究する流体物理学や材料科学の装置が並び、重力が極めて小さい微小重力が人体に及ぼす影響についての調査も行われている。

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Image credit:NASA

  続いて紹介されているのは、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した「きぼう(Kibo)」日本実験棟だ。

 「きぼう」はISSの中で最大のサイズを誇る単一モジュールであり、日本初の有人実験施設として世界的に高い評価を得ている。

 全長11.2m、直径4.4mという巨大な円筒形の船内実験室は、宇宙飛行士が最大4名まで同時に作業できるほどの広さを持つ。

 きぼうの最大の特徴は、他のモジュールにはない独自の多機能性にある。

 宇宙空間の過酷な環境に直接さらして実験を行うための「船外実験プラットフォーム」を備えており、そこへ実験装置を出し入れするための専用エアロックと、全長10mにおよぶ専用ロボットアームが完備されている。

 これにより、船内からリモコン操作で船外の装置を交換することが可能だ。

 さらに、宇宙から荷物を持ち帰るための「船内保管室」も備えており、ライフサイエンスや材料実験、天体観測など、多岐にわたる最先端の研究を支える日本の宇宙開発の拠点となっている。

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Image credit:NASA

無重力での日常

 映像が進むにつれて、宇宙飛行士たちの日常を見ることができる。重力がほとんどない環境で食事を摂る際の工夫や、機器がひしめく空間を周囲にぶつからないようスムーズに移動する様子が鮮明に描かれている。

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Image credit:NASA
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Image credit:NASA
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Image credit:NASA

 地上から約400km離れた場所では物資の補給が容易ではないため、ISSのあらゆる隙間が保管場所や配線に割り当てられている。

 1cmの無駄もなく、機能を極限まで追求した結果として生まれたその内装は、圧倒的な情報量を持つ宇宙ならではの景色と言えるだろう。

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Image credit:NASA
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Image credit:NASA
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Image credit:NASA

2031年に訪れる歴史的なプロジェクトの終焉

 人類は四半世紀にわたってISSに絶え間なく滞在し、科学の進歩に貢献してきたが、この歴史的な取り組みも引退の時期を迎えつつある。

 現在のスケジュールによれば、NASAは2031年にISSを現在の軌道から離脱させる手順を開始する予定だ。

 役割を終えたステーションはその後、地球に向かってゆっくりと落下を開始する。最後は大気圏へ再突入する際の摩擦熱によって安全に燃え尽き、南太平洋の人のいない海域へと沈むことで、その輝かしい歴史に幕を下ろす。

 NASAが公開したこの動画は、私たち人類が宇宙へと大きく手を伸ばした時代の、何にも代えがたい貴重な記録となる。

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この記事へのコメント 12件

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  1. あけおめ(^_^) 主さんに感謝! 感謝!

    • +12
  2. これは貴重な映像
    ISSが2031年に引退予定とのことをこの記事で知りました

    • +6
  3. あけましておめでとうございます!
     
    パルモさんをはじめ、カラパイアの筆者さんたちの記事を今年も楽しみにしています!

    • +8
  4. ISSでは、いつを新年の始まりの時間にしてるんだろ?
    東部標準時間?グリニッジ標準時?

    • +7
    1. 協定世界時(UTC)。グリニッジ標準時とは算出方法が違うだけで同じものとみていい。

      • +3
    2. グリニッジ標準時とほぼ同じっちゃ同じだけど、UTC(協定世界時)。

      • +3
    3. ここにはいろんな有識者がいてとても助かりますね!ありがたい✨
      あ、明けましておめでとうございます!

      • +1
  5. あけましておめでとうございます
    今年もいろいろな記事を楽しみにしています。
    最近はお料理関連が少ないので心待ちにしています!

    • +3
  6. Happy new year!宇宙に憧れはあるけど、結局地球が一番なんだろなww

    • +3
    1. 寝床から徒歩5分で24時間寿司もアイスも買える地上が一番だな(´ω`)

      • +4

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