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スズメも犬みたいに懐くんだ!生まれたばかりで保護されたハッピーという名の雀の物語

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(著)

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 道端に落ちていたスズメの雛を保護し、母親がわりに育てている海外の女性がいる。今日はそんな女性と保護スズメのストーリーを、みんなと共有しようと思うんだよ。

This rescued sparrow is convinced he’s a dog

 カリフォルニア州で暮らすマリアさんがハッピーと出会ったのは、去年の5月のことだった。道端に落ちていたハッピーを彼女が見つけた時、ハッピーは頭に怪我をしており、クチバシの辺りにもカサブタがだきていたんだそうだ。

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 だが、医者に見せたところ、このヒナは野生に返すことはできない、引き取り手がいなければ安楽死させるしかないと言われ、マリアさんは迷うことなくハッピーを家に連れて帰ったんだ。

 それからの毎日は、20分おきにマリアさんを呼ぶハッピーの世話に追われる日々だった。

 ハッピーが家に来てから2週間後、マリアさんは愛犬が亡くなるという悲劇に襲われた。ハッピーの存在があったからこそ、マリアさんは辛い日々を乗り越えることができたんだそう。

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 やがてハッピーは元気になり、飛ぶことを覚えた。自分の名前も覚えたようで、まるでわんこのように甘えたり、気に入らないことがあると文句を言ったり。

「ハッピー」という名前の由来は、彼のクチバシがおそらくは巣から落ちた時の衝撃で上に反り返ってしまっており、笑っているように見えるから。

 マリアさんは時々ハッピーのクチバシを削ってやるのだけれど、ハッピーはこの時間だけは大嫌いなんだそうだよ。

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 ある時、マリアさんの来ていたパーカーの紐を欲しがったハッピー。新品だったパーカーの紐を切って与えると、なんとハッピーは巣作りを開始。

 そしてマリアさんに求愛し始めたらしいんだ。

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  マリアさんとハッピーのハッピーなエブリディライフは、Instagramで日々更新されているよ。ぜひ遊びに行ってみよう!

追記(2023/05/11)
 これはアメリカでのお話です。日本の場合は鳥獣保護法により、野鳥の捕獲、保護や飼育が禁じられています。

 もし怪我をしているヒナや鳥を見つけたら、地域の環境課、鳥獣保護課などに、指示を仰いでください。

 ヒナを見つけた時の対処法は「日本野鳥の会」のホームページを参考にしてください。

written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。

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この記事へのコメント 15件

コメントを書く

  1. 安楽死を考える程の頭の怪我は完治したのかな?
    名前を呼ぶと別の部屋から飛んでくる所が可愛すぎる

    • +10
  2. あー、まず最初に、野生の雀には絶対に素手で、触らないでください。
    かなりいろいろな雑菌が付いていて別名空飛ぶドブネズミ、かなり重篤な症状を引き起こす事もあります。

    大事な事ですから再度いいます。
    野生の雀には絶対に素手で触らないでください。

    • -26
    1. >>3
      見て楽しいのとやって楽しいは違うから
      いちいちよその地域の人にまでケチつけなくていいと思うのよ…落ち鳥を拾えなんてどこにも書いてないし
      落雀を育てる人がいても良いと思うし、溺れ狐を拾いに行く人、柵に引っかかった動物を助ける人、自由にお散歩する動物たちがいて良いと思うよ

      • +19
      1. >>5
        こういう人が感染し感染症の発生源になったりするんですよね。
        しかも何故かドヤ顔、いい加減に衛生思考をアップデートしましょうよ。

        • -34
        1. >>6
          言ってることは必ずしも間違っちゃいないが言い方ってものがね…

          • +5
        2. >>6 >>7
          具体的にどんな感染症になるか知らない癖に「衛生」って覚えたての言葉を使いたいだけだろw
          通貨とか人が触れる物に付着してるノロとかの方がよっぽど脅威
          そんなに心配ならアルコール使ってしこしこドアノブでも磨いてろよwww

          • +5
          1. >>16
            >通貨とか人が触れる物に付着してるノロとかの方がよっぽど脅威
            お言葉だけどそれとこれは話が違うと思う。
            確率は0ではないと言ってもよほど不衛生な扱いしてなければ通貨やドアノブにやばい菌がある確率より野生動物に危険な菌がある可能性が高いのは事実でしょう。
            それに可能性のある物全てに対策徹底するのは現実的ではない。
            野生の動物触る機会は限られているので十分可能。注意するにこしたことはない。

            まあネチネチ言ってなごやかムードぶち壊す人を肯定するつもりはないけどね

            • 評価
      2. >>5
        未だにこんな未開のちのような考えをしてる人がいるとは驚き。
        現在の衛生教育とか受けたことがないのだろうか

        • -33
  3. ウチの近所にいるスズメさん達とはなんか違う
    なんかシュッとしてる!
    かわいいねえ。こんだけ懐いてくれてると、もっとかわいいねえ。

    • +7
    1. もしかしてこの子は生まれつき嘴の奇形で、それで巣から落とされたのかもしれない
      でもとっても賢いね

      ※11
      日本のスズメとは種類が違うらしい
      日本の子(スズメ)はなつかないけど、あちらの子(イエスズメ)は懐くとか
      裏山ですね

      • -2
  4. 野生の鳥を保護するべきか放置するべきかについては専門家の言葉もあるけどそれを聞いても結構判別する境界が難しい。
    ・まず、飛べない雛が地面や草むらで元気に鳴いている場合
    巣立ちの途中なのでこれは保護してはいけない。大抵は近くに親がいて見守ったり餌をやったりしている。
    ・怪我をして動けない、雨に打たれたりして体が冷え切っているなど
    放置すれば死ぬので保護した方が良い。とりあえず保護してから各地の鳥獣保護センターに助けを求めるといい。
    ただ、弱い生き物が死ぬ事で野生の食物連鎖が回っているのも事実なので、心を鬼にして見捨てるのもまた正しいといえる。どうするかは結局各自の判断になる。

    • +6
  5. 父親が拾ってきたツバメの餌やり任せられたりしたけど、めっちゃ可愛いよ。
    3匹兄弟で怪我がなく巣に戻れなくなったパターンの子達は徒党を組んで野性味溢れてたし、他の時期の一人で怪我して巣に戻れなかった子は本当に懐いてくれて手から肩にスサササァってよじ登ってきて髪や耳をつつくのが好きで、、
    飛ぶ練習する時も遠くから顔目掛けて飛んでくるし。
    父親の気まぐれなのかそう言う体制なのかある程度成長したら動物園連れてかれちゃった(自然に戻る練習?)のだけど、けど小鳥の生態や心を知れる良い経験だった。
    良い悪いや判断が難しいところもあると思うけれどすごく大切な思い出で、そう言う巡り合わせも自然を知れる良い経験なのじゃないかなって。

    • +5
  6. 雀を育てたことがあります
    めちゃくちゃ懐く
    呼べば来る、頭に乗る、手の中で寝る
    でも飛べるようになるまでが大変だった
    2匹引き取ってきて、一匹は落ちたショックで弱ってて数日後亡くなった
    その反動で、この子は絶対育てるって誓って、夜泣きしたら夜中に飛び起きて餌を作って与えた
    最後は自然に返したんだけど、スズメを見たらいつも思い出してね

    • +7

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