メインコンテンツにスキップ

ペットの猫が野生のジャガーと勘違いされて森に放たれる事案。飼い主らが必死の大捜索

記事の本文にスキップ

52件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 迷子の猫だと思って保護したら野生のヤマネコだったという話があったが、逆の事案が発生したようだ。

 今回ブラジルで、飼い猫がネコ科ヒョウ属のジャガーの子と勘違いされ、捕獲された後、森へ放たれるという出来事が発生した。

 一家に飼われていたのはベンガルで、首輪をしておらず、模様がそれっぽかったこともあり、近所住民に「ジャガーの子だ!」と勘違いされ、消防署に通報されてしまったようだ。

飼い猫がジャガーと間違われ消防署に通報される

 1月10日の早朝、ブラジル南東部ミナスジェライス州の集合住宅に住むロドリゴ・カリルさん一家の飼い猫でベンガルのマッシーナ(メス 生後7か月)が、住宅の住民に「ジャガー」と勘違いされ通報された。

 野生のヤマネコとイエネコを交配して作られたベンガルは、その模様が大型ネコ科のヒョウ属っぽい。首輪をしていないマッシーナが建物周辺をうろついている姿を目撃した住民は、ジャガーの子供だと思い込み、これは危険と思ったようだ。

この画像を大きなサイズで見る
こちらは本物のジャガー pixabay

 現場へ駆けつけた消防署員は、集合住宅の階段にいるマッシーナを発見。その大きさから、さすがにジャガーだとは思わなかったそうだが、やはりヒョウっぽい柄をしている「オセロット」の可能性があると判断し、早速捕獲に取りかかった。

この画像を大きなサイズで見る
こちらはオセロット photo by iStock

飼い猫がジャガーと間違えられたことを知り大慌ての飼い主

 その頃、集合住宅で騒ぎがあったことなど全く知らなかったロドリゴさんは、SNSのグループチャットに届いたメッセージを見て仰天した。

朝7時頃に目が覚めて携帯を見たら、マンションの管理人からエレベーターに乗らないようにとのお願いがありました。階段に、ジャガーがいるからと。

私は、すぐにベッドから起き上がり、家の中を探し回りました。マッシーナの姿はどこにもなく、ジャガーだと勘違いされているのはマッシーナだと確信しました。

私は、グループチャットに「それはジャガーではなく、ベンガルという品種の私の猫だ」と伝えました。

 だが、すでに消防士はマッシーナをネットで捕獲し、森林地帯に放してしまったという。

Facebookで開く

 マッシーナは、ロドリゴさんの7歳になる娘へのプレゼントとして7000レアル(約17万円)払って購入したペットだ。

 ロドリゴさんは、ちゃんとした確認もせずにヤマネコと勘違いしてさっさと森へ放した消防署に怒りを感じた。

 だが、消防署は対応部隊がガイドラインに従って行動したと主張し、次のような声明を出した。

依頼者からの情報によると、動物は約2日間、非常に攻撃的で追い詰められた様子で、集合住宅の遊び場付近にいたようです。

消防隊は、動物の攻撃の可能性に脅かされていると感じた住民へのリスクを排除するために現場に出動しました。

現場に到着した隊員は、それがジャガーではなく野生のネコであると特定しました。

また隊員は集合住宅の警備員から情報を求めましたが、その動物は地元の住民のものではないと警備員は報告しました。

無傷で安全に捕獲されたヤマネコは、外見上は健康で、家畜としての特徴を持っていたため、標準プロトコルに従って、集合住宅から離れた森林地帯に放されました。

事件が終わった後、動物の所有者であると主張する人が、家から逃げ出した動物の所在を知るために連絡してきました。

消防隊員は要求を受け入れ、現場に戻り、所有者が猫を見つけるのを手伝おうとしましたが、成功しませんでした。

8時間の捜索後、マッシーナ発見

 ロドリゴさんから事情を聞いた娘は、大泣きした。一家は、動物救助ボランティアたちの協力を得て、総出でマッシーナを探すため森に入った。

 また、地域の市役所はマイクロチップが埋め込まれたマッシーナの捜索を手伝うために、獣医を派遣。8時間におよぶ大捜索を行った。

 暗くなってきたため捜索を諦めかけたが、ロドリゴさんの娘は泣いて森へ戻るよう懇願した。

その後、娘がマッシーナの名前を呼んだ時、森の茂みからマッシーナと思われる鳴き声が聞こえたんです。

真っ暗な森の中、サーモグラフィカメラを使用して猫の位置を特定し、ようやくマッシーナを救助することができました。(ロドリゴさん)

Facebookで開く

 最終的には、マッシーナが発見されてロドリゴさん一家と再会できたことが何よりだが、まさか自分ちの猫が、こんな大騒動を引き起こしてしまうことになるとは予想もしていなかったロドリゴさん、「なんだかとても非現実的な1日だった」と話している。

Facebookで開く

References:Firefighters confuse little girl’s seven-month-old pet kitten for a JAGUAR and trap it in a net before releasing it into the woods after neighbors called 911/ written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 52件

コメントを書く

  1. 首輪なしで家の外に出してたならそれは100%飼い主の責任では…

    • +43
    1. >>1
      慌てて家の中を探したってあるから脱走したんじゃ?

      • +11
      1. >>29
        依頼人は2日間目撃したみたいだけど、2日間に渡ってずっと外出してたんなら、飼い主は猫の不在を気にしてなかったのか、あるいは2日連続で外出して荒れまくったのか?

        • +1
    2. ※1
      この件では元々つけていたのか否かはわからないけど、猫の首輪は外れやすくなっている。
      首輪が枝に引っかかったりして首つり状態にならないようにね。
      飼い猫が脱走して、発見時に首輪をつけてなかったという例はままある。

      • +10
    3. >>1
      放し飼いの結果交通事故に遭うのは飼い主のせいだろうけど、誤判断で遠方に投棄されるのは誤った側のせいじゃね
      捕獲した奴が正しくベンガルだと判断してればこうなってなかったんだろ?

      • -2
      1. ※36
        消防士の中に猫飼いはいなかったのだろうか?
        指を近づけると飼い猫は匂いを嗅ごうとする。野生は後ずさりをする。

        • +1
      2. >>36
        猫に詳しくない人ならベンガルを野生動物だと思っても仕方ないかと。
        そもそも『ヒョウ柄の猫が欲しい!』って欲から生まれた品種だし。

        • +8
        1. >>42
          いや、捕まえたらまずは専門家とか呼んでちゃんと種類の確認するべきだろ。

          もしも生態系に悪影響ある外来種とかだったらどうするんだ。

          • -2
  2. 飼い主はおおいに反省しなきゃならん事案だと思う。
    外に出していたのなら首輪は必須だよね。ネームプレートや連絡先が分かるように。

    消防士の対応がもっと細やかであった方がいいと思うけど、基本は飼い主が野放しにしちゃったからだもんね。

    • +44
  3. にゃんこの瞳は明るい昼間は細くなるけど、
    猛獣の瞳はニンゲンのように明るい昼間も〇ですよね

    • 評価
  4. 「消防署に怒りを感じた」って首輪つけてなかったのに何を言ってるんだろうか
    ベンガルは初見だったらヤマネコだと思われてもしょうがない
    首輪をつけてたら迷いペットとしての対応とってたと思うけど

    • +34
  5. 日本なら猫科の野生動物がうろついてる可能性がほぼないので
    そんな間違い起きないのだろうけど
    見つかってよかった

    • +10
  6. 凄い大規模捜索だけどなんぼかかったんだ……
    自分の猫がいなくなった時ここまでやれる財力を持っていたいな

    • +10
  7. 見た目ワイルドそうな品種の猫を外に出すならちゃんと首輪をしましょう、という大切な話だった

    • +5
  8. マイクロチップを調べもせずに森に捨てたのかよ

    • +23
    1. ※12
      野生の猫だと思い込んだからだろうね。

      • +4
    2. ※12
      「首輪していない」よりもこちらの方が大問題よね。お役所のずさんなお仕事は世界中どこで持って感じ
      思い込みだけで仕事したつもりになれる立派なお役所です!

      • +2
    3. ※12
      日本でもマイクロチップを入れてない飼い猫はいると思うけど

      • -8
  9. ブラジルだから既に酷いことになってるのを想像したが
    生きた状態で外に放されんだね。これはとても驚くべきことだ。だがまだ油断してはいけない。

    • -1
    1. ※15
      治安が悪い国、発展途上国は動物の扱いもさぞ酷かろうと思っているようだけど、
      日本の動物への対応は途上国レベルだからあんまり変わらないと思う

      • +4
  10. 今更ながら「ガラパイアのコメント欄に関して」を読みました。表示されないケースについての注意事項がかなり多く、これまでたくさん嫌な思い、大変な思いをしてきたことと思います。それについては同情の気持ちもあります。
    とはいえ、これは共産主義国家が行っている検閲とどう違うのかと疑問に思います。
    あきらかな誹謗中傷は論外ですが、検閲は言論の自由を奪うもので、民主主義に反しています。
    少し考え直したほうが管理する側も楽になるんじゃないでしょうか。

    • -7
    1. ※16
      しかしねぇ、自由とは制限があるからこそ自由と言えるのだから・・・

      • +13
    2. ※16
      ここはこの件に関する討論の場じゃないと思うので以降この件についてはコメントしませんが、個人ブログが自分の好きなようにやることのどこが検閲なの?
      指摘があればちゃんと断った上で訂正も入るし、カラパイアはすごく良心的なサイトだと思ってます。

      • +3
      1. ※20
        誹謗中傷・陰謀論・きつい口調とかでなくても
        誘導したい方向性と違うものは排除されるし、健全ではないのは確か。
        このコメントもNGになるかな。

        • -3
    3. >>16
      個人サイトなので管理人の好きにしたらいいと思うけど
      確かに厳しく規制(検閲)いますね。
      悪意あるものや誹謗中傷ならわかるけどこんなモノもダメなのと思うコメントが多々あったし

      • -4
    4. >>16
      悪意のあるコメントで荒れる or 荒れる可能性があるものを公共の場に出さないのは良いと思うけどなぁ。

      個人のサイトだし、それを検閲って的外れで、善意での自主規制かなと思います。

      • +2
    5. >>16
      個人運営のサイトだからルール作りは運営者の自由だと思います。丁寧に事前に注意書きを公表してる点もカラパイアは好ましいです。

      • +11
    6. ※16
      『「ガラパイアのコメント欄に関して」を読みました』とあるのに
      ————–
      2.コメント欄に管理人が書き込むことはあるの?
       管理人やスタッフがコメント欄に書き込んだり返答することはありません。なので、コメント欄で回答を求めるご意見をいただいても、コメント欄でお返事することはできません。ご意見、ご質問は投稿フォームより受け付けております。
      ————–
      という注意事項すら理解できないのだから、どれだけ酷い書込みをしたんでしょうね

      • +4
    7. >>16
      私の自由のために貴方(管理人)の自由は認めない
      まで読んだ

      • +1
      1. ※39
        批判する自由はあるのよ。
        ※16は、許せないって暴力をふるってるわけじゃなくて、
        それはどうかっていう意見を出してる。

        管理人がどう運営しようと自由だし、それに対する批判をするのも自由、
        そしてその批判を受け入れるかどうかも自由。
        批判を批判するのも自由だけど、
        意見・批判をねじ曲げて小馬鹿にするのはマナー違反だよ。
        それは悪口と変わらないから。

        • -1
    8. ※16
      そのご意見をご自分のブログで発信されてはいかがでしょうか。

      • +5
  11. 外に出してたのか逃げちゃったのかよくわからないけど
    首輪って大事だなって思った

    • +4
  12. 消防も住人も悪くないね
    これは勘違いされるし、首輪くらい付けないほうが悪い

    • +5
  13. トラやライオンなどは子供のころから手がデカくて全体的に骨太だったりして「今はちっちゃいけど猛獣の子だ」という印象を受けるけど、ジャガーの子供も似たような感じでネコとは体格の違いですぐに区別が付くんじゃないのかな

    • +2
  14. 首輪なしか 見つかって良かったね
    放し飼いなのか脱走なのか分からんがどちらにせよ飼い主の過失でしょ 文句言える立場じゃない

    • +5
  15. 海外ってけっこう適当にペット飼うよね。ほぼ放し飼い状態。でもさすがにマンション?なら室内飼いしろやって思うけど。

    • +5
  16. 安全に飼いたいなら絶対に外に出さない出ないようにするべき。

    うちにもベンガルいたが可愛かったなあ・・

    • +5
  17. とにかく見つかってよかった
    これでバッドエンドだったら胸糞悪すぎた

    • +4
  18. イエネコを自然に放つような真似をしてはいかんと思う。ろくに狩りもできないだろうけど野生種補食や遺伝子汚染の可能性がゼロで済むものかどうか。消防のチームも野生種対応の専門性をもっていたのかもしれないけれど野に放つ場合はさらに上の野生動物管理部署がからまねばならんとかあっていいのでは。

    写真では耳の裏がはっきりとは見えないけれど虎耳状斑が明確に出ていて判定に迷いがおこるような交雑世代なようでもないような。「こんな模様のこれを放つと自然にとって不味いのでは?」ってなる訓練やシステムにはしてほしいと思いました。キャリーの中で不安な「にゃーん」に笑ってしまった。

    • 評価
    1. ※49
      それ以前に、”イエネコだと分からなかった”んですが?
      あと、ベンガルは”イエネコだということが分かりにくい”品種なんですが?
      ベンガルの外見の模様は、ベンガル以外ではイエネコで持っているものがいない=イエネコとは思えない、となるのは当然だと思いますが?
      そもそも多数存在するイエネコの品種とその判断方法を、一介の消防士に全て覚えろなんていうのは無茶にも程があるんですが?

      大体、野生動物がテリトリーから大きく外れた場所に出現するなんて、そうそうあることではないので、現場の人間が遺伝子交雑を考慮に入れる必要は通常ないのでは

      • 評価
  19. 野生の猫は「にゃ~ん」とは鳴かないからね。
    それにしても首輪大事。

    • +5
  20. 首輪が枝とかに引っかかってっことがあるからさせてないって事情も聞いたことあるし、マイクロチップは入れてたみたいだし、国で飼い方違うだろうけど

    飼い主さんは自分ちの猫とわかる工夫がいるだろうし、消防署の方は獣医に確認してから処理するっていう一手間が必要だった感じだね

    とにかくベンガルちゃんがサバイバルな森から家に戻れてよかった……

    • +5
  21. たとえ飼い主さんには「うちのかわいい猫ちゃん」でも、知らぬ人、しかも「猛獣だ!危険だ!」と聞かされた人だったら…
    あっという間にその場にいるはずのない猛獣が見えてきてしまうよね。

    • +3
  22. こんな模様のイエネコなんて普通いないもんね
    ベンガルのノラはまだ見たことないわ

    • +2
  23. タイトルを見た時は「消防署め!!」って思ったけど内容読んだら「2日間野外にいた」「首輪をつけてなかった」の時点で飼い主の過失が8割ってところだなと思った
    なんにせよ愚かな飼い主と消防のせいで不幸な死に方をする猫ちゃんがいなかったことが一番の救いだ

    なお八王子警察署の人間は「拾得物」として届けられた迷子の老猫を勝手に河川敷に逃して知らぬ存ぜぬ

    • 評価
    1. >>60
      >>61
      流石に生後7ヶ月の子猫が2日間も居なくなってたの気づかないなんて考え難い。
      それも家族全員が、しかもプレゼントとして買ってもらった娘さんすら猫の行方不明に気づかないってのはあきらかにおかしい。
      のでおそらく誤訳かなにかか、前日の夜から発見通報された翌日早朝までを2日と元ソースが判定してるのか、さもなきゃ通報者が別の猫と勘違いして2日前からそこに居たと思ったのかもしれないよ。
      >>1
      >>2
      いやそもそも明らかに室内飼いな年齢ですよね1歳未満の猫って。
      どう考えたって外に出すことを想定してないんだから首輪してなかったのも無理はないのでは?
      そりゃアクシデントで脱走してしまった場合を考えたら首輪はしていたほうが良いのだろうけど

      • +2

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

画像

画像についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。