rescuecamel7_640
 施設に保護されてきた動物たちの中には、心に傷を負い孤独を感じているものも多い。また、そこにいるほかの動物たちと、上手に仲良くなれないものもいるようだ。

 そんなとき、たとえ種族は違っても、心通じ合える親友に出会えたら…。彼らの世界は一変し、ハッピーな毎日が続くようになるかもしれない。



 今日はそんな運命の出会いから、親友同士になったラクダと牛のハッピーライフを紹介するね。

 
No One Wanted to be Friends with This Rescue Camel — Until a Baby Cow Came Along | The Dodo

 アメリカのペンシルベニア州メカニクスバーグにある動物たちの保護施設、Speranza Animal Rescue。ここには牛や馬、羊、山羊、豚、アルパカ、そして猫たちと、たくさんの動物たちが暮らしている。

 だが、たった1頭だけいるラクダ、キャメロットくんには仲間がいなかったんだ。
rescuecamel1_640
 馬などほかの動物たちは、キャメロットくんを見ると「変なヤツが来た!」とばかりに逃げてしまい、なかなか仲良くなれずにいた。
rescuecamel2_640
 そこで施設のスタッフたちは、独りぼっちのキャメロットくんに友だちを紹介することにした。やって来たのは食肉にされるところを救われた、子牛のベンジャミン・バトンくんだよ。
rescuecamel3_640
 キャメロットくんより2週間だけ年下のベンジャミンくん。最初はお互いに警戒していたみたいだけど、一晩隣同士の部屋で過ごしたところ、すっかり打ち解けて仲良しに。

 以来外を走り回ったりじゃれ合ったりと、2頭は親友になったんだ。
rescuecamel6_640
 ベンジャミンくんはここに来るまで、外を自由に走り回ったことすらなかったんだそう。まさかここまで仲良くなるとは、とスタッフも驚いているそうだが、切っても切れないきずなで結ばれたふたりには、これからもハッピーな毎日が待っていることだろう。

 最近ではキャメロットくん、他の動物たちとも仲良く過ごしているみたいだ。
written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
あわせて読みたい
何でもありのカオスなレース。アメリカの競馬場はエンターテインメント精神にあふれていた


「なんや、やるんかわれ?」と、突然ラクダさんが追いかけて来たけど笑ってていいのかな(よだれ注意)


会いたかったよ!もう離れない!親友のロバと引き離され、食事も喉を通らなかったヤギ


農場で見かけた異種間友情。ウシと子ヤギのきゃっきゃうふふ。


母を殺されて1人で眠れなくなったサイの赤ちゃん、羊と過ごすことで心を癒やされる

Advertisements

コメント

1

1. 匿名処理班

  • 2021年12月31日 21:43
  • ID:jTC1Od1B0 #

孤独は、楽だ ではないよね

2

2. 匿名処理班

  • 2021年12月31日 22:51
  • ID:LJ6WIKC90 #

いっつもそばに居たい、そう思う心が大切なんだね。
来年はコロナが治まりますように、みなさん好いお年を。

3

3. 匿名処理班

  • 2022年01月01日 03:23
  • ID:LmpzsL4W0 #

奇蹄目と偶蹄目の違いかね?

4

4. 匿名処理班

  • 2022年01月01日 07:53
  • ID:ZyGD6xMz0 #

ベンジャミンがキャメロットの変な走り方真似てるとこ賢い可愛い

5

5. 匿名処理班

  • 2022年01月01日 08:40
  • ID:29GO6RAm0 #

食肉にされるって書き方だけ違和感ある

6

6. 匿名処理班

  • 2022年01月01日 12:14
  • ID:GWtCWIBP0 #

ぎゅう っとされて心が 楽だ
なんつってね

7

7. 匿名処理班

  • 2022年01月01日 22:31
  • ID:R5mEgwXz0 #

あけおめー
カラパイアのみなさん今年もよろしくね

トップ画だと顔が似てるのねえ

お名前
Sponsored Links
記事検索
月別アーカイブ
Sponsored Links
Sponsored Links