劣悪な環境で長年暮らし続けていたせいで、ニンゲンへの不信感をぬぐいきれないでいる動物たちも少なくない。
そんな彼らを引き取って献身的な愛情を注ぎ続けた結果、我々への信頼を取り戻してくれたらどんなに素晴らしいことだろう。今日はそんな1匹のわんこのストーリーをご紹介しよう。
Woman takes rescue dog to work. Predictably, he starts yelling at the boss.
ウィリーは7年間、鎖につながれて虐待を受けていた。警察に保護されたとき、身体は傷だらけでひどい状態だったそうだ。
保護施設で里親を待ったものの、既に成犬だったウィリーを引き取ろうという人は現れなかった。
そんなとき、シェルターでボランティアをしていたジルさんは、ウィリーと運命の出会いをした!
ジルさんに引き取られたウィリーは、彼女の職場へ一緒に通うようになった。ニンゲン不信に陥りかけていたウィリーだけれど、ネグレクトされていた過去からか、分離不安にも苦しんでいたんだ。
職場につくと、ワンワン鳴きながら走り回るウィリー。ここの人たちはみんな犬を飼っていて、ウィリーを可愛がってくれる。職場に来るようになってから、ウィリーはここにいるニンゲンたちが大好きになったようだ。
特にジルさんのボスがお気に入りで、ボスのところに入り浸って懐きまくっているんだよ。
ボス以外のスタッフたちも、ウィリーのことが大好き。清掃員さんに至っては、ウィリーがピンクのお掃除モップが気に入ったのを見て、専用のモップをプレゼントしてくれたほど。
今ではすっかりニンゲンへの信頼も取り戻し、ご主人や職場の人たちと、楽しくハッピーな毎日を送っているみたいだ。
今ではガールフレンドもできて、毎日を謳歌しているウィリーくん。これからも優しい人たちに囲まれて、今までの犬生を取り戻すくらい幸せになってね!
written by ruichan
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コメント
1. 匿名処理班
すごい良い話や。。。。良かったねウィリー。
これからもたくさんの愛情を受けてずっと楽しく過ごしてね。
2. 匿名処理班
また獰猛そうな犬だな。
3. 匿名処理班
鎖でつないでおかなアカン犬種やん。
虐待からの解放と放し飼いは話が別。
4. 匿名処理班
緑のプロレス?シャツが気になる
5. 匿名処理班
動物や子どもが傷つけられるのは辛い
今は優しい人達に囲まれて幸せそうだけど
虐待してた最初の飼い主はきちんと罰せられてほしい
6. 匿名処理班
厳しい職場ほど、こういう癒やしが救われる
7. 匿名処理班
>>特にジルさんのボスがお気に入り
犬って序列に敏感だから、飼い主に上位の存在が
いるのを察知すると、その人に取り入ろうとするよねw
姉の飼ってる犬も父親が姉より偉いとすぐ理解して、
実家にいる問は父親にベッタリで姉のいうことは
一切聞かないw
8. 匿名処理班
ボス!ウィリーと遊んでばかりいないで、仕事して下さい!
9. 匿名処理班
いい話だけど7年間も可哀想に・・・。
10. 匿名処理班
うわあ、いい職場だ…ボスさん羨ましい
11. 匿名処理班
境遇が闇すぎだろ。どういう社会なんだよ
12. 匿名処理班
※2
唐突に噛み付く様なコメント残す君のが獰猛に見えるぜ俺は
13. 匿名処理班
危険を予測できる人が異物扱いされて
何か起きてしまってから「だから言ってたのに」
となる社会の縮図が見事に再現されたコメ欄だな。
事が起きたらそっ閉じのくせにワンニャンお花畑は
無責任よなあ。
14.