この画像を大きなサイズで見る地球を旅立ってから40年以上が経ち、今では太陽圏にすらいない無人宇宙探査機「ボイジャー2号」とは2020年3月中旬から通信ができなくなっていた。
いったいどうなってしまったのだろう?これまで木星・土星・天王星・海王星の「グランドツアー」を果たし、宇宙研究に大きく貢献してくれただけにその安否が心配されていたのだが、ボイジャー2号は生きていた!
NASAが7か月ぶりにボイジャー2号と交信することに成功したそうだ。
ボイジャー2号のミッション
1977年に打ち上げられたボイジャー2号はこれまで数々の功績を残してきた。その主な任務は太陽系の外惑星系を探査することだ。
1979年に木星、1981年に土星、1986年に天王星を訪問した後の1989年10月2日の海王星探査に伴って一旦任務は終了し、2018年11月5日に太陽圏(ヘリオスフィア)を離脱して恒星間空間に達した。
また、ボイジャー2号には地球外生命体に遭遇した時、地球の文化を伝えるための「ボイジャーのゴールデンレコード」が搭載されている。異星人と地球人をつなぐ使者としての役割もあるのだ。
この画像を大きなサイズで見る太陽圏から離脱したボイジャー2号は、現在およそ180億キロの彼方を旅しており、人工物としてはもっとも地球から離れたところにある。
ボイジャー2号と7か月ぶりの通信に成功
それほどの遠方にある機体と交信するために、NASAは「ディープスペースネットワーク(DSN)」という通信システムを利用しているのだが、DSNの老朽化したアンテナをメンテナンスするために、3月半ばからボイジャー2号との通信ができなくなっていた。
これはDSNの事情によるもので、地球から信号を送れない状態が続いていたのだが、あまりにも遠い場所にいるだけに、その安否が心配されていた。
しかしメンテ作業に一段落つき、10月29日に地上のクルーが呼びかけたところ、ボイジャー2号から元気な返事が返ってきたとのことだ。
DSNが導入されたのは、1958年にNASA初となる人工衛星「エクスプローラー1号」が打ち上げられたときだ。それ以来、アメリカ、オーストラリア、スペインへと施設を拡大させながら、70年以上にもわたって365日24時間体制で日々30機の宇宙船と交信してきた。
このようにDSNは実績のあるシステムだが、いかんせん古い。目下、NASAは月や火星を目的地としたミッションを進めている。そのためにDSNのシステムを刷新する必要があったという。
そこで白羽の矢が立てられたのが、オーストラリアの首都キャンベラにある直径40メートル、20階建の建物に相当する巨大パラボラアンテナ「Dss43」だ。
この画像を大きなサイズで見る48年間も稼働し続けてきたDss43だが、送信器など、一度も改修されたことのない部品もあった。今後数十年に行われる宇宙ミッションでしっかりと働いてもらうために、加熱・冷却装置、電源供給ユニット、電装品など、各パーツに大幅なアップグレードが施さねばならなかった。
「この作業がすごいのは、アンテナのどの部分にも手が加えられているところです。地上階の基礎からアンテナ中央に突き出したフィードコーンまで全部ね」と、NASAジェット推進研究所のブラッド・アーノルド氏は語る。
ボイジャー2号との交信は、改修されたDss43の試運転として行われたものだ。通信試験では、ボイジャー2号へ向けて7か月ぶりにコマンドを送信。きちんと受信され、実行されたとのこと。こうした結果を見る限り、アップグレードは順調に進んでいるようだ。
ボイジャー2号の孤独な旅は続く
生憎なことに、2号はもうしばらく孤独な旅を続けねばならないようだ。Dss43の本格的な稼働は2021年2月の予定で、それまでは通信がまたも途絶してしまうのだ。
早め早めのメンテナンスが大切なことだとはいえ、ボイジャー2号と交信できないのはNASAの専門家にとって気がかりなことであるそうだ。
「1年もアンテナが使えないのはボイジャーや他のミッションにとって嬉しい状況ではありません」と、NASA宇宙通信ナビゲーション・プログラムのフィリップ・ボールドウィン氏は話す。
今年1月にはボイジャー2号に搭載されている機器が突然シャットダウンするというトラブルに見舞われ、技術者が徹夜で復旧にあたるということがあった。
ボイジャー2号は地球から非常に遠く離れた宇宙を飛行しているために、こちらからコマンドを送信しても、それが機体に到達するまでには17時間もかかる。もし通信システム自体が途絶していたら、機体に何らかのトラブルが発生していたとしても、それは見過ごされてしまう。
だがメンテナンスは今後の野心的なミッションを見据えての決断だ。首尾よく完了すれば、安心して新たな宇宙の冒険に出ることができる。来年2月、ボイジャー2号が元気に返事をしてくれることを祈ろう。
References:NASA Contacts Voyager 2 Using Upgraded Deep Space Network Dish | NASA/ written by hiroching / edited by parumo















むしろ180億キロ離れた1977年製の探査機にたった17時間で命令送れるのがすげーよ
>>1
大体1光日くらいの距離で160bpsの転送速度らしいよ。
コマンドとテキストのやり取りだけならなんとか出来る。
>>36
160bpsとは早いな
1光日の距離にある衛星に1秒間に160bit送信できるのか
ジャミラはもっと孤独だったんだな。
人類の希望
次のお返事も楽しみにしてるよ!!
通信が途絶えてってあるから探査機の故障かと思ったら施設側の長期メンテとは
40年以上たっても機能してるってのも凄い
※4 これを打ち上げたときのスタッフは カール・セーガン博士はじめ皆さん亡くなってる方が大半でしょう。自分たちの死後も飛び続け交信を続けると想像してヴォイジャーを打ち上げたのだろうなと思うと灌漑深いです。
あの当時だからこそ考えうる最高の素材とシステムで作られていて、ー270℃の宇宙で33年も稼働し続けられるんだろう。
ヴィジャーだね
※6
大きくなって帰ってこいや
炭素ユニットより
為せば成る、NASAねば成らぬ何事も。
※7
ん?なんだって???
感動がハンバないんですが!
次の交信、メチャメチャ楽しみにしている!
「元気だよ~」が愛しく感じる
77年の技術でこれなら、今打ち上げたらどこまで通信できるのかな?
ヴォイジャーの今後
1、ブラックホールに吸い込まれ銀河の果てへ跳ばされ機械生命体の星へ
2、住民が仲間として受け入れる
3、住民は協力しヴォイジャーの使命に必要な船を建造し与える
4、旅の途中で収集した知識が膨大になり自我に目覚め生命を得る
5、地球に向かい…
※11
6、たどり着いた地球は人類が衰退し妖精さんの星に・・・
>>18
「お前の席ねーです」
って言われるボイジャーさんw
>>11
OYAGEとしてキルドーザー作りに来るわけですね。
わかります。
>>38
(・ヮ・)おやげ?なまえとよぶには、すこしきみょうです?
※42
ネタばらしするのはどうかと思いましたが、「人類は衰退しました」をご一読くださいな。
アニメ化もコミカライズもされました。
>>11
地球に向かうんだけど既に太陽系は存在しておらず、知識はどんどん増えるけど故郷がどうなったのかだけは知ることができないんだ…
よくバッテリーが持つな。
※12
原子力電池や
電源が機能しなければただの箱なわけで、当然バッテリーがいつまで保つのかが大きな問題で
外宇宙に向かうには実質これしか選択肢がなかった
>>12
原子力電池
電力は以下のような方式で得ている
熱電変換方式
この方式の原子力電池は、放射性同位体熱電気転換器(RTG)とも呼ばれる。放射性核種の原子核崩壊の際に発生するエネルギーを熱として利用し、熱電変換素子により電力に変換する。実用される原子力電池にはアルファ崩壊を起こす核種であるプルトニウム238やポロニウム210が用いられ、放射されたアルファ線が物質に吸収されて生じた熱を利用している。
発生電力:原子力電池(420W)
約6万1000年後にオールトの雲を通過し、約29万8000年後にシリウスから約4光年まで接近するとされている。
※24
Wikipedia によると、半減期について、ポロニウム 210 は 138 日、プルトニウム 238 は 87 年のようですね。 半減期ってことは崩壊すなわち発熱も半分になるのかな。 この想像が正しいならおそらくプルトニウム 238 を使って、 3K の空間に 43 年間。 発熱量は 1/2^.75 とすると 60% 位になってるってことで、 250W くらい発電してるかも。 ホントのところはよくわかってないので、正しい計算よろしく>詳しい人
6 万年後とか 29 万年後とか、想像もつかないな。
そして、太陽系に、できれば地球近傍に他の星系からの衛星が来たらそれを捕まえられるといいなぁ。 あ、でもそれってとんでもなく早かったり? ……も、もしかしてオウムアムアって、そうだったのかな?
べっ別にあんたの事が心配で応答した訳じゃないんだからね!!ただ最後に交信した時もコロナで大変だったから気になって…
DSNは「はやぶさ」と「はやぶさ2」の通信にも使われた
はやぶさでプロジェクトマネージャを務めた川口教授曰く「NASAの通信技術を使えば火星でハイビジョン中継ができる」らしい
ぜったい誰かが「ヴィジャー」って言うと思った。
オッサンにしかわからんネタ。
その昔、大竹しのぶさんのナレーションでボイジャーのNHKSPECIALが本当に涙ものでした。もう一度見たいなあ、、、
>>17
『浜辺の唄』が流れる中でボイジャーを載せたタイタンⅢEロケットが上昇してゆくシーンを覚えているわ
テクノボイジャ~♪
宇宙放射線
「977年に打ち上げられたボイジャー2号は~」
1000年前に打ち上げられたのか……。
1977年ですね。
昔から何でも擬人化してきた日本人魂のせいか、何十年も暗い宇宙をひとりぼっちで飛び続けて、ずっと頑張ってデータ送り続けてると思うと涙が滲む…。
いつか良い宇宙人に拾ってもらえたら良いなぁ…。…地球人が無防備でたいしたことないって情報も入手されちゃうけどもw
なんにもない なんにもない まったく なんにもない~♪
おっれ「これ壊れたらそうするの?」
ナッサ「ポイじゃ~!」
彼はかつてないほど太陽系の詳細な情報を集めていた それは美しく壮大で 驚きに満ちてい
た だが、その荘厳な表面の下には 何も無かった 愛も憎しみも 光も 闇も
2001夜物語のKARCみたいに後発の探査船に追いつかれる日は来るのだろうか
NTTデータスペシャルの宇宙からの贈りものは素晴らしかった
Jurrie vander Woude氏が亡くなられて大分経つけど
ボイジャーは今も健在だと知ったなら喜ぶだろうなぁ
そのうちカーズと接近遭遇しないかしら(無い)
V:「ヾ(´’ω’`)ノ゙元気で飛んでるよ!」
宇宙のお友達も回収することは避けてるのかな?
※31
ボイジャーぐうかわ
閉じた宇宙なら、いずれ、帰って来るかも?
恒星間航行出来る文明を持つ宇宙人から見れば糸電話みたいなものか
それでもまだ17光時間の距離か。太陽系の端の1~1.5光年まではまだまだ遠いな。
>>34
その太陽系も、天の川銀河の片田舎に過ぎなくて、その外にはさらに無数の銀河が…。。
他所の知的生命体が人類の存在を知る時、我々はもういなくて、ボイジャーの中身だけが残されているかもしれない。
MIB
「停止していた期間中にチビ宇宙人が乗り込んだ。
宇宙艦隊によると銀河制服をもくろんでいる。
地球に向かってきたら太陽系ごと消されるぞ。」
にこるん
「にこるんビーーーーーム!」
ぶっこわれたまま飛んでたけど、宇宙人に拾われて電池と基盤のメンテしてもらったとか?
まだ生きてるんだと、その事実だけでもただただ驚きです……
夢とロマンと気宇壮大さ全てが詰まった計画だなあそしてまだまだ続行されているのが凄い
43年かけて180億km進んだって聞くと随分遠くに行っちまったなと思うけど
尺度的に表すなら太陽から天王星までの距離の6倍程度なんだよね
宇宙的に見ればまだ近所も近所
まだボイジャーくんに持たせ忘れたお弁当を走って届けに行ける程度の距離だ
宇宙に上下の概念があるかわからないけどいろんな方向に向けてたくさん調査機飛ばして欲しいな