この画像を大きなサイズで見る高いところは大好物。実は高い知能があり、愛情豊かなヤギがどうやらやらかしてしまったようだ。
先月末、人に飼われている小さなメスのヤギが、オーストリアにある標高およそ3480mの山に登ろうとしている登山者を発見。そのままついてきちゃった。
登山者と一緒に無事山頂に到達したのはよかったが、まだどうしても降りたくない。このままずっと高いところで遊びたい。
だもんだから、彼女は登山者との下山を拒否し、一人高山をさまようことに。その結果、寒くて険しい峰で動けなくなってしまったのだ。
登山者と合流して山に登ったヤギのグレットル
今年5月20日ごろ、2人の登山者が標高およそ3480mのオルペラー山を登っていた。だが彼らはその途中で、いつのまにやら見知らぬ生き物が合流しているのに気づいた。
オーストリアのオルペラー山
この画像を大きなサイズで見るこの山は登山初心者にも登りやすい人気の山だ。途中登山者と行きかうことはあるが、まさかヤギと遭遇するとは。
しかもそのヤギは人懐っこく、彼らの登山に同行しちゃったのだ。このヤギは人に飼われていて、名はグレットルという小柄なメスのヤギだ。
ヤギのグレットル(画像は救助後)
誰よりも高所への情熱に燃えていたグレットルは、飼い主とはぐれた自覚もないままに、新しい「仲間」と共に雪の積もった斜面に立ち向かい、一緒に山頂を目指した。
こうして黙々と登っていった2人と1匹はついに頂上に到達!
お互いに登頂の喜びを満喫した。
一緒の下山を断り、山頂付近で遭難したヤギ
さて下山しようかという頃になりある問題が生じた。彼女が帰りたがらず、山の上でうろちょろと遊び始めたのだ。
苦楽を共にした人間登山者が「一緒に同じ下山ルートを行こうよ!」と誘ったものの、彼女はその申し出を拒否。我が道を行ってしまった。
そう、この選択こそが後に彼女自身を窮地に追い込むことになったのだ。
結局、良いルートが見つけられなかったグレットルは、寒くて険しい峰で動けなくなり、もはや命を落としかねない状態になっていた。
ひそかに遭難してたグレットル(画像上部)
ふもとから救助隊が出動。発見されて下山へ
だがその裏で、苦境に陥った彼女にやさしい手が差し伸べられつつあった。
実は彼女が遭難した翌日、ゴンドラの運転手がグレットルを発見。地元の救助隊に連絡してくれたのだ。
連絡を受けたふもとの宿泊施設 Tux-Finkenbergの救助スタッフ4人が出動。弱りつつある彼女を救うため山を登り始めた。
幸いなことに彼らは迷うことなくグレットルを発見。発見当時の彼女は自身の足で引き返せないほど消耗していた。
そこでスタッフが彼女を背負い山を下り始めた。
ただ高いところにずっといたかったグレットルだが、そろそろおうちが恋しくなっていたはずだ。遭難場所から離れることができたグレットルはちょっとホッとしたようにも見えた。
遭難者が人でもヤギでももれなく救う救助隊
つまるところ、登山を極めようとした彼女の野望がこの混乱を招いたのは間違いなかった。しかし、救助隊は彼女を責めたりしなかった。
そして遭難者がヤギという前代未聞のケースに驚きつつも、過去に救った登山者たちと同じように彼女を扱った。
最も危険なポイントを無事に切り抜けたあと、グレットルと救助隊はゴンドラでふもとに向かった。
ここにきて、彼女はすべてを理解したようで「よかった!これで帰れる!」と安心した様子だったという。
無事に保護され、飼い主とも再会!
こうして到着したグレットルは食事まで出してもらった。親切なスタッフが空腹で帰ってくるであろう彼女のために餌用の葉っぱまで用意していたのだ。
グレットルが危機を脱した後、飼い主探しが始まった。
その間、若いスタッフが彼女の回復をお世話してくれた。
その翌日、良いニュースが舞い込んだ。
グレットルは飼い主と再会できたのだ!
何がグレットルをここまで無謀な冒険に駆り立てたのかは永遠に謎だ。とはいえ彼女が親切な人々のおかげで命拾いしたのは間違いない。
高所ラブなグレットルのハイキングはたぶん誰にも止められない。でも遭難は心配なので次回はもうすこしハードルを下げて、近所のお手ごろな山にしてもらいたいものだ。
References:thedodo / facebookなど /written by D/ edited by parumo
















ヤギとの登山で最高高度ギネス級だったら笑える
メ~惑な話や!
※2
助かってよかったけど、システム的に費用は飼い主さんが出すことになるのかと思うと他人事ながらただほっこりもしておれんな…
ヤギと親子、どうして差がついたのか
慢心、環境の違い
「野性の本能」というのもいま一つ信用ならない気がしてきた
※5
飼いヤギだしね、しょうがないね
これで初心者向けの山なのか。。。
おてんばに全振りしちゃったか
「もっと遊びたい、まだ帰りたくない」というのは人間の子供だけではないんだね。
>遭難者はヤギ、
>遭難者が人でもヤギでももれなく救う救助隊
うおー、↑ この言葉に惚れたっす!それに救助のお兄ちゃんがイケメン!
救助隊の方々、お疲れ様でした。
この話の絵本が欲しい。
( ;∀;) イイハナシダナー
日本だとカモシカと思われそうな子だね。
助けられて良かった。
下山時の画像、ヤギを担いだ救助隊は首の周りがあったかい、モフモフ。
雌ヤギは、イケメンにお姫様オンブ?されてウハウハ!
・・不謹慎発言でした。どーもm(_ _)m
グレットルちゃんカワイイ
ヤギの高所好きは知ってたけどここまでとは…
確か、キリマンジャロでは豹が…
※19 ヘミングウェイ乙
ほっこりした。
元々名前の通り山に住んでいる生物なのに遭難するとは。
野生の山羊にもこういううっかり屋さんはけっこういるんだろうな。
群れからはぐれて肉食動物に襲われる画像はよく見るし。
なお、環境が変化するので実は「登山が出来る」というのは生物の中では特殊スキルらしい。
映画を一本見終わったような気分になった
※22
方向音痴はどうしようもないからな。
見つけてもらえて良かった。運が良かった。
ヤギは高所で生きていけるように進化した動物だとは聞いていたが、迷子になる子がいるのか…
野生の山羊は子供でも絶壁をヒョイヒョイ登ってくけど
降りられなくなったのはやっぱりまだ親がそばにいないとダメってことなんだろうね
これ飼い主も肝を冷やしたのではないだろうか、飼っていたヤギが行方不明になったと思ったら登山して迷子になって救助されたなんて
関係ないが、メスのヤギにも角ってあったんだな…
※28
ヤギは品種や遺伝にもよると思うけど(あと野生だと分からないけど)、オスメス両方とも個体によって角が生えたり生えなかったり、また、ひげも生えたり生えなかったりするみたいよ
にしてもグレットルちゃんまだ子ヤギの範疇だよね、無事でよかったね
前にトルコだったっけ、雪の中で女の子がヤギの母子を助けたエピがあったけどあれもよかった
創元帆船マークのカバー絵にしかみえない写真が何枚もある
グレットルもグレとる時期があったけど反省したんやろなあ…
待って※30が何か言ってる
ヤギのくせに何やってんだよ…って思った
グレットル「そこに山があったから(登るっきゃないじゃん?)」
最初に一緒に登山した人達がヤギと登ったけど山頂で残ったままだって山の関係者に報告してくれていたんじゃないかな?
だから救助出来たんじゃないかと思った。
そうだとしたら「ほうれんそう」って大事だよね。
人間でもいるよな。単独行動するやつw
困ったちゃんやなぁ
無事でよかった。
山は怖いもんなぁ。山頂付近にいたっぽいのと、毛皮があって元々高いとこの生き物だし人間より強そうだから助かったのかな?
この高度じゃ餌も無いだろうし空腹で動けなくなったのかな。
ヤギとか牛って物凄く好奇心つよいもんな。こんな性格の個体も出てくるんだなあ。
いつかはパラダイスを見つけるのかもしれないな。
まだ小さいから経験が足りなかったんだろ
小さくても脱走する能力は高いので注意が必要だ
救助隊「おいヤギ、山を舐めるな!」
関係ないけど登山しない自分から見れば登山っていう趣味は謎ですごい
人間もヤギも山に何を見ているのだろうか・・・謎は尽きない
ヤギがネッククションみたいだ
帰れて良かったけど、癖になったりして!
しかし、カウベル(でいいのか?)ってかなりな音量だな。家畜達うるさく思わないのかな。
離れたところで聞こえなきゃいけないだろうけど、大きな音が苦手な自分なら発狂する自信あるわ