この画像を大きなサイズで見る人生最期の時が間近に迫ったなら、あなたは何を願うだろうか。
愛する家族の顔をずっと見ていたいと思うかもしれない。古い友達にもう一度会いたいと思う人も、最愛のペットに会いたいと願う人もいるだろう。
思い出の場所にもう一度行きたい、あの料理をもう一度食べたい、ずっと謝れなかった人にごめんねを言いたい、ずっと好きだった人に気持ちを伝えたい。
最後に1つだけの願い。もし叶うのならば何を願おうか?
ある女性の最後の願いは、「もう一度海を見たい」だった。
長年暮らしてきた地元の海をもう一度見たい
その女性は、オーストラリア、クイーンズランド州にある病院の緩和ケアユニットに入るため、搬送されていた。
搬送車には、二人のパラメディク(病院への移送時に広範囲の救急医療を施す資格のある医療技術者、救急救命士)が同乗していた。
そして「長年暮らしてきた海をもう一度見たい」という女性の願いを聞き、搬送車はちょっとした寄り道をすることにした。
ハーベイ湾担当官のヘレン・ドナルドソンから受けた報告ですが、この話をシェアせずにはいられませんでした。
あるチームが地元の病院の緩和ケアユニットへ向けて患者を搬送していました。そして患者はもう一度ビーチに行きたいという望みを表したのです。
予定外でしたが、チームはルートにちょっとした変更を加え、ハーベイ湾に立ち寄りました。患者に海を見るチャンスを提供するためです。
患者はとても幸せそうな表情で、その目には涙があふれていたそうです。
時として、末期を迎えた患者にとって本当に必要なものは、薬や訓練、技術ではない場合があります。その気持ちに共感し、それをサポートすることで何かを変えることもあるのです。
ハーベイ湾チームのダニエル・ケレンとグレアム・クーパー。クイーンズランド州救急隊はあなた方を誇りに思います。
搬送車内で思い出を語った患者の願いを叶えたくて
「患者は搬送車の中で、ほんの出来心から夫と共にハーベイ湾へ引っ越してきたときの様子を語っていました。それ以来ずっと、ここで暮らしてきたそうです」と、彼女を海に連れて行った搬送チームのグレアム・クーパー氏は語った。
「エスプラネード(海岸沿いの道)とビーチが好きだったと彼女は言いました。そこで我々は聞いたのです、『エスプラネードへ行って、車から降りて海を見たいですか?』と」
「彼女に輝きが戻るのを目の当たりにしました」
クーパー氏は更に患者に海を感じさせる策をこうじた。ビニール袋に海水を汲み、彼女の手元に運んできたのだ。
患者はうれしそうにそこに手を入れ、文字通り海を ”味わった” のだ。
この画像を大きなサイズで見るささやかな願いを叶えることは、実は世界中で行われていた
クイーンズランド州救急隊がフェイスブックに投稿したこの話は、世界中に広まり、多くの反応があった。
写真を撮影したダニエル・ケレン氏によると、世界各地から、「ほんの少し職務を上回る」パラメディクの話が寄せられているらしい。
「私たちだけではなく、サービス全体で起こっていることなのです」とケレン氏。「そういう話を聞くのはいいものです」とケレン氏。
デンマークの病院で、最後のタバコとワインを楽しむ患者
「患者は今何を願っているのか?周囲の様子に敏感になって、状況がもし許されるのであれば、その願いをかなえてあげることは可能なのです」とクーパー氏は語っている。
終末期に行われる緩和ケアは、従来の「延命こそが重要」という考え方に代わり、人生の最期にある人の心や体の痛みを和らげることに重点が置かれたものだ。
もし最後の願いが叶えられるのであれば、その患者にとって素晴らしい最期となるだろう。
via: Mashable / ABC News など / written by K.Y.K. / edited by parumo













良い話だな(´・ω・`)
俺は家族と友達や彼女にありがとうと最期に言えたら悔いなく逝けそう。
こういう話は目頭が熱くなる
全俺が号泣した
日常生活で、不平不満は色々あるけど、少なくとも現時点で私は
海が見たいと思ったら海に向かう事が出来ると思い出したよ!
ありがとう。
映画でも銃殺刑にされる直前にタバコくれたりするシーンあるからな
>人生最期の時が間近に迫ったなら、あなたは何を願うだろうか。
俺、願い事有りすぎて救命士さんに迷惑かけそう。
日本でこんな個人の判断で職務から外れた行動を取ったら処罰されるんだろうな
特にかたい職業だったらこういうことしたらクビになってもおかしくない
日本も高齢者の胃ろうの手術より、こういうのを極力叶えてあげられるような意識改革が必要だと思う。
病院側というより家族側が。
本人が延命は要らないと望んでも家族が拒否ったら死なないのが日本
※10
聞いた話だと、終末期医療について日本は延命治療に注力するけど
逆に緩和ケアに注力する国の方が多いそう。
胃ろうとか点滴とか投薬をせず、穏やかにケアしつつそのまま衰弱死。
衰弱死って言葉に心がザワついた人が日本の終末医療の主流派なのかもね
※10
ほんとにそう思います。意識改革とても大事。
タイトルみて搬送中に?と思ったけど緩和ケア中の患者さんの移動時だったんですね。
すでに本人も家族も医療者側もその体制に入っていたからできたこと。
まず日本では緩和ケアにする=治療してもらえないというとらえ方をされてしまいがち。
誰もが必ず迎える最期なのに向き合う前に思考停止になってしまう。
人間の願いって、本当はこんな風にごくありふれた、ささやかなものなんだろう。
父が人工呼吸器につながれて入院しているとき 外は5月で病院の行帰りに新緑を眺めるたびに 病室の天井しか見られない父のことを こんな美しい季節を見ることができないなんてと涙が出たものです。
今から30年前は外の景色を見せてやりたいという望みを表すことすら考えられませんでした。
人は誰しも最後を迎える
その時をどう迎えるか
できれば穏やかに迎えたい
延命は苦しみを増すだけだから、本人が望んでいるモノを叶えて穏やかに逝かしてあげる方がいいだろうな。
日本で同じことやったら家族から猛クレームくるんだろうな
病室で感じる世界って、普通の人が思うほど残酷で、さっさと
退院するべと常に心に決めてた
これが二度と味わえない世界ならうれしい反面、悲しい
現実を味わうのかもしれない
描かせてくれと言って亡くなった手塚治虫に紙とペンを渡して上げてたら、彼は最後に何を描いたのだろう。
あの世で遅れてやって来たF先生に
「君は仕事場で逝けて良かったなぁ」
と言ったのかも知れない。
やさc世界
前から思ってた、延命することがよいことなら早死にした奴は総じて哀れなのかと。
戦争の時は何で生きて帰ってきた?と言われてたのにな。
これに衝撃を受けた人は、是非NHKBS1のドキュメンタリー「ラスト・ドライブ」を見てほしい。
患者の最後の願いを助ける、ASBという取り組みを取材している。
この取り組みは、オランダで始まった。
ある救急車のドライバーが、末期患者の男性を病院に搬送したところ、病院側の受け入れが整っていなく、待ち時間が生まれてしまった。
そこでドライバーは、患者の男性に、「何処か行きたいところはないか」と尋ねた。
男性は船乗りだったので、近くの港に連れて行ってほしいと答えた。
救急車が港で待つ間、男性は港の風景を見ながら、涙を流したそうだ。
その姿に衝撃を受けたドライバーは、2007年から、同じような末期患者の想いを助ける取り組みを、ボランティアで始めた。
その取り組みは、今ドイツやデンマークにも広がっている。
「知ってるか?天国じゃみんな海の話をするんだぜ」
※26
日本だと介護や医療の範囲外である「家族の世話」に分類されちゃうんだよね、こういうの
日本だと型から外れた対応は重大な責任問題になるよね
私たち日本人は海外の人たちのように粋な終末ケアを受けることは叶わないのだろうか
なんか考えちゃうなぁ…
意思の疎通ができる人だといいけど、自分の父は多系統萎縮症という病気でもう話すことはない。最後の望みを知りたい
海を見た もう怖くない