この画像を大きなサイズで見るラトビア共和国には、かつてソ連のレーダー基地として機能した町があった。スクルンダ-1(Skrunda-1)と言われるその町には研究所や軍事基地が併設されており、部隊や職務をサポートする目的も果たしていた。冷戦中およそ5000人のソ連兵とその家族が暮らしていたのだが、ソ連崩壊後に遺棄されたという。
月日が流れ、2015年12月、朽ち果てていたこの町は、googleマップと地元のラトビア人の情報を手掛かりに訪れた2人の米軍兵に発見された。
そこには引き裂かれたポスター、兵士を鼓舞するような絵、剥がれ落ちる勝利のメッセージなど、当時の面影を残しながらも廃墟化していく町の姿があった。
1. 小さなアパート
この画像を大きなサイズで見る2. マンションからの眺め
この画像を大きなサイズで見る3. ファイター:ゴーストタウンの壁画
兵士のモチベーションを上げるポスターが貼られていた。
この画像を大きなサイズで見る4. 体育館の武道のポスター
広い体育館の床には衣類が散乱し、崩れた天井と壁の破片に覆われていた。
この画像を大きなサイズで見る5. メッセージ
壁には「勝利はここから始まる」という文字が書かれていた
この画像を大きなサイズで見る6. 当時:1980年代に行われた軍事パレード
この画像を大きなサイズで見る7. 現在:荒地に沈む夕日
この画像を大きなサイズで見る8. 労働者の作業着の木箱
この画像を大きなサイズで見る9. 学校のロッカー
この画像を大きなサイズで見る10. 学校の壁画
この画像を大きなサイズで見る11. 薬瓶の棚
棚の薬瓶の様子から、このゴーストタウンは突然放棄されたようにも見える。
この画像を大きなサイズで見る12. スクルンダに続く道
この画像を大きなサイズで見るなお、これらの閉鎖都市(ZATO/閉鎖行政地域組織)は最高機密でありロシアの公式文書には記されていないという。
追記:コメントによると、この基地は1998年にロシア軍が完全撤退したのち、ラトビア政府により一部が自国軍に売却され、残りの敷地は今年の2月より4ユーロで見物できるようになったそうだ。
via:Soviet Union town with crumbling buildings, abandoned belongings and eerie murals after it was abandoned 18 years ago・written byいぶりがっこ / edited by parumo
















地下道に鉄道、軍事基地など廃墟大杉
日本じゃあっという間にスーパーやら住宅地で
見事消えてしまい跡形もないぜ
※1※4
東北か何処かに高度成長期に建てたものの、そのまま廃墟になった団地廃墟みたいな所無かったけ?
独立後の選挙結果を受けて1998年にロシア軍がこの基地から完全撤退して
その後ラトビア政府が売却して一部はラトビア軍の使用地になり
残りは2016年2月に4ユーロ払えば見物に入れる地になったって英語のwikipediaには書いてある
仮にも半万人の生活とそれを支えていた基盤が完全に忘れ去られて”発見”されるって凄まじいな
マジンガーZが背負って飛ぶ
こういう所に住みたい。
だれも居なくて平穏で静かな場所。
リアルFalloutすぎる
土地面積が広い国らしい、と思うと同時に
「こんな寒そうな所はやだ」とも思う(笑)
海が有って川が有って山が有るなら田舎でも、冬が厳しくても暮らせるけど、こんな陸地のど真ん中じゃ…(笑)
チェルノブイリで有名になったプリピャチも原子力開発の為の閉鎖都市だったんだっけ
日本でも今やウサギ島として知られている大久野島もかつては化学兵器の研究開発を行う
「地図に載っていない島」としてある意味閉鎖都市みたいな場所でして
冷戦時代の放射能漏れで廃墟となった基地の住宅じゃない?
学校の壁画がかわいい。
東側諸国はこういったデザインがすごく上品でかわいい。
ただ、その価値がわかってなかったのか?
旧東独の信号のキャラ(アンペルマン)か眠りの精(ザンドマン)くらいしか生き残ってない感じだ。
早期警戒レーダー基地としてソ連が整備してたみたいね、一部未完成のままラトビアが独立して殆ど放置状態になってたみたい。
レーダーの電波がテレビだの動物だの人間だのに悪影響及ぼすだのなんだのあったり、ソ連がごねたりしつつもレーダー自体は破壊されたみたいねー
ググると出てくるけど、レーダーのビルが面白い形状だったのにそこは残念。
爆破解体は米が協力して米業者がやった知られた施設。行き方わからなかったけどGoogleマップや現地情報サイトなど活用して決められたよって意味合いの「(経路の)発見」みたい。旅行記はこれかな。続きはいつだろう
The Ghosts of Soviets Past: Two Army Intelligence Officers Explore an Abandoned Cold War Military City in Latvia(War on the Rocks)
施設全体は広いのに集合住宅だし窮屈そう。Googleマップに体育館(56°43’36.2″N 21°59’25.9″E)の中をぐるぐる見られる写真(Photo Sphere)があるけどそれほど広くない雰囲気。3、4、5の写真は体育館の壁ですね。子供らや女性はどんな生活だったんだろう。
施設の一部を爆破解体した時?の動画は
LATVIA: SKRUNDA: DEMOLITION OF 19 STOREY TOWER(Yjy8L9fTobM)
探訪動画豊富ですね。そしてやっぱり柵のない屋上で逆立ちするわ、朽ちた高い鉄塔には登るわであっちのヒトおかしい…
地図には、記載されない地域だったんだろ。
地図を買っても「立ち入り禁止区域」としか書かれてなかったりするタイプの地域とみた。
スクルンダ-1って名前ヒーローっぽい(みかんの粉)
コメント8の方のおっしゃる通り。
101のアイツが出てきそう。
ラトビアがEU・NATOに加盟したのが2004年で
米兵が現地調査の末に軍事的遺構を「再発見」したのが2015年って
バルト三国の置かれた地政学的立場の微妙さが窺い知れますな
新しい街をスクルンダ!
映画のセットに使えそう
ポーランドのグダンスクにいたころを、思い出す
「伝説のオウガバトル」をプレイしてた頃、
ゲーム内で『秘密都市○○を発見しました』
ってメッセージが出るたびに
「都市と呼ばれるほど人が住んでるのに秘密とはこれいかに…」
などと思っていたなあ。
旧ソビエトにはそういう「秘密都市」というのが
実際にいくつも存在してる、というのを
後に知った時はけっこう驚いた。
ちなみに知ったきっかけはウラル核惨事についてぐぐった時だった
少なくとも、ファイターの壁画は蛭子能収が描いた事は間違いない。