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古代エジプトから日本の芸者にいたるまで、世界8か所を年代順で見る女性の化粧の歴史

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(著)

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 女性の化粧の歴史は長い。古代エジプト時代には目元を強調するアイメークが既に存在しており、世界各国で時代と共に様々な化粧が行われていた。

 ここでは紀元前の古代エジプトから1960年代まで、年代順で世界8か所のメイクの歴史をのぞいてみることにしよう。

Women’s Makeup Throughout History

古代エジプト(紀元前3150年~31年頃)

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 アイラインは煤、金属、脂肪でできたコール墨で引く。このコール墨は失明から目を守ると考えられていて、医者も常備していた。アイシャドウはたいていグリーンかブルーで、鉱石のマラカイト(クジャク石)から作られていた。古代エジプトでは口紅はステイタスの象徴で、上流階級の男女がつけた。人気の色はオレンジ、レッド、ブルーブラック、マゼンタ(赤紫)。ヘアスタイルは細かく三つ編みにした髪を顔の両側に垂らしていた。

古代ギリシャ(紀元前800~500年頃)

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 この時代のメイクは自然な美しさを求めた。一本につながった眉が主流で、つながっていないと、動物の毛を眉間にくっつけたり、コール墨で書いて一本にしたという。鉛ベースのフェイスクリームを塗って、肌色を明るくしていた。

インド グプタ朝時代(紀元前320~紀元550年頃)

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 アイライナーはコール墨。髪は長い三つ編みを背中に垂らしたり、低い位置でシニョンにして生花で飾ったりした。既婚女性は眉間にビンディー(赤い印)をつけた。

エリザベス朝時代(1558~1603年頃)

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 眉や髪の生え際を剃ったり抜いたりして、額を広く見せるのが流行りだった。塩基性炭酸鉛系の白粉を顔にはたいて、色白に見えるようにした。エリザベス一世が自然な赤毛だったため、女性たちは髪を赤く染めたり、かつらをかぶったりして真似をした。

日本の芸者(1700年代中頃)

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 18世紀中頃の日本において、芸者は欠かすことのできない存在。彼女たちは歌や踊り、楽器の演奏、詩作などの訓練を最低3年間受け、客を楽しませるスキルを身に着けたプロのエンターテイナー。熟練レベルの違いにによって、メイクの仕方も変わる。

 非の打ちどころののない完璧なメイクは芸者の伝統の本質。ひと目にさらされる部分の肌は白く厚塗りするが、うなじには塗らずに優雅なWの字を示すラインを残す。ルーキーの芸者は、下唇だけに口紅を塗るが、ベテランの芸者は花の蕾のようにふっくらと大胆な赤い口紅を塗る。目は木炭で縁取りし、さらに外側に赤を入れる。髪は笄(こうがい)やかんざし、櫛を差した島田髷に結うのが習わし。(海外サイトがまとめた内容である)

フランス革命以前(1775~1789年頃)

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 革命で処刑されるまで夫とともにフランスを統治していたマリー・アントワネットの影響が大きいメイク。顔や首や肩に白粉をはたいてできるだけ白く見せ、わざわざ青い静脈を書いてさらに青白く見えるようにすることもあった。形や大きさの違う黒いシルクのほくろを顔につけたりもした。

 顔の大きさと同じ高さの髪を頭上に高く巻き上げていたが、たいていは地毛では足りないためウィッグを使った。このウィッグにも白く粉をはたいた。

ヴィクトリア時代(1837~1901年頃)

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 19世紀のイングランドそのものといっていいヴィクトリア時代では、メイクは不作法なことという認識があった。そのため、この時代の美にとって一番重要なものは、軽く白粉をはたく程度の透明な肌そのもので、口紅や頬紅をつけるのはふしだらだと考えられていた。女性たちは頬をつまんで赤みを出していた。長い髪は女性らしさの象徴だったが、シニョンにまとめていた。

気ままな60年代(1960~1969年頃)

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via:buzzfeed・原文翻訳:konohazuku

 解放的な風潮の1960年代は、実験的な雰囲気が生まれてメイクの幅もさまざまに広がった。アイシャドウの色もカラフルになり、アイライナーも濃く、つけまつ毛、さらにこのまつ毛を大胆な色に塗ったり、先端にビーズをつけたりした。口紅は淡いピンク。頬がこけているような輪郭にメイクしたり、逆毛をたてた大きなウィッグなども使われた。60年代後半には、ブラックビューティーがもてはやされたが、それ以前は黒人女性のメイクは限られていた。

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この記事へのコメント 50件

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  1. 日本人のメイク、いかにも外国の人がやったって感じがするな〜〜。

    • +14
  2. ヴィクトリア時代のは、どう見ても軽く粉をはたいた程度には見えないんだけど
    髪もなんであんなにだらしないの

    • +109
  3. 日本メイク雑というか違和感あるね
    白がテカテカしすぎなんだろーか

    • +3
  4. 芸者は、もっと粉っぽい化粧じゃなかったっけ?
    ヴィクトリア時代が一番良いな

    • 評価
  5. 芸者のメイクは江戸時代の日本というより、唐代の中国って感じだな。

    • +2
  6. コールタールはじめ
    肌には良くないものでも
    美のためならOKなんだよね

    • 評価
  7. 日本の芸者メイクの「これじゃない」感がw 今でも現役の芸者さんや舞妓さんいるんだから、彼女たちを起用するなり監修を頼むなりすればいいのに。
    芸者さんや舞妓さんのお化粧は夜にこそ映えるものだということも補足説明してほしい。現代のような明るい蛍光灯のない時代、蝋燭の仄暗い薄明りのもとでこそ美しく見えるようになされた化粧。
    今のキャビンアテンダントの女性も明るいところで見るとガッツリメイクしているのが分かるんだけど、あれって飛行機の室内がうす暗くなっても顔色が悪く見えないように、という配慮だとテレビで以前やってたような。多分それと同じことだよね。

    • +2
  8. 芸者メイクは行灯の灯りを前提にしないとアカンと思うの

    • +1
  9. 私たちは特に意識しないけど、他の国の人が見てもコレジャナ感はあるんだろなww
    他のメイクも雑だもの。
    それにこういう動画の場合、変化や歴史を見せるものであって、メイクやモデルにお金をかける予算がない・必要が無いのだと思う。
    芸者モデルさんが一瞬目を伏せるところは美しいと思ったよ。

    • +53
  10. 日本のこれじゃない感…
    白粉がないから絵の具使ってないか?
    口紅ピンクじゃないだろ!赤だよ赤ー

    • +13
  11. 日本のメイクになると厳しい意見ばっかりで驚いた。
    だいたいそんなもんだ、と思ってた自分て…。
    芸者なんて間近で見たことないし化粧なんて詳しくないから、昔外国の人に聞かれたとき、「顔を白く塗って唇が赤い」とか、「髪を結って着物着てる」ぐらしか教えられなかったけど、それじゃ足らなかったのかな…。

    • +14
  12. そもそも島田髷じゃないじゃん!櫛も笄も簪もないし何のための説明文よ?
    髪型はメイクより大切なおしゃれだったのに、そこを手抜きしないでよ…

    • +1
  13. 白粉メイクのコレジャナイ感も酷いけど、日本の芸妓さんって島田髷だっけ?? 違うよなあ。もっと複雑な結い髪だよなあ?

    • +2
    1. ※22
      ギリシャ人体毛が濃い人が多いし、女性でも眉毛が繋がっていたりするから
      自然な美しさを大事にしたんじゃないかと思った。

      • 評価
  14. お歯黒がないぞ~。
    眉は形が違う。
    髪ももぅてきとーすぎ。

    • +12
  15. 黒柳徹子みたいな頭になってるんだけど…

    • +20
  16. うーん。
    芸者メイクのこれじゃない感を考えると、ほかのメイクもそれに知識が
    ある人から見たらおおざっぱなんだろうな。でも大まかな傾向はつかめる と思う。

    • +27
  17. たしかフランス革命の頃は男も手首に黒いリボンを巻いたりして色白にみせようとしたんだよね

    • +8
  18. 日本がこのレベルってことは他の時代も信じないほうがいいなw

    • +1
  19. 男のファッションの歴史も面白いんじゃね?
    中世ヨーロッパだと
    男はピッチピチのタイツ+股間にファールカップして
    大きく見せるのが流行ってたらしい。

    • 評価
  20. 髪型やメイクを誰々さんみたいにしたい!
    ってゆうのは、
    大昔からあったんだね。
    ロックミュージシャンとかはライヴを特別な物にしたいとかあるし
    民族の儀式はそれがその時の正装でもあるし、
    大昔から女性達はその瞬間の時間を特別な物にしようと考えていたのかもしれないね。

    • -3
    1. ※32
      教える内容はそれで充分だと思う
      ただこの動画はその文化を知らない人に教えるものだから、やるならキッチリやれってことだと思う。間違った知識ほど面倒なものはないからね

      • +27
    2. ※32
      ゲイシャメイクがこれだけコレジャナイ感激しいってことは
      他も推して知るべしだから点が辛くなるんだよ
      て言うか、以前にも衣装ものの世界・歴史比較でこういうのがあったが
      あれも色々半端でコレジャナイ感があったな
      どうせやるならちゃんとしたコンセプトでやってもらいたいよ

      • 評価
  21. 動画の髪型、庇髪系列じゃないのか、これ…?江戸時代に庇髪、あったっけか。江戸以降だよね?
    あと、エジプト時代は基本鬘だよね?かぱっと取ると、ベリーショートに変身!それも可愛いと思うんだ。
    欲を言うなら、ロココなフランス時代の髪型、もっと盛ってくれ!船とか鳥籠中身入りとかのやつ見たい!
    読んだり聞いたりしたとこだと、京の芸妓さんも江戸の芸者さんも基本は両方芸妓(芸者)島田だったらしい。
    結い方が京風(横の髪は無理に上げない、前に出さない、全体に丸みのフォルム)と、江戸風(横の髪はなるべく前に出す、キリッとフォルム)とがあったらしくて、かなり印象変わるけど。
    当時の人は微妙な違いで、同じ地域の島田髷のグループでも、芸者さんか主婦か一目で見分けがついたって読んだんだ。
    でも島田髷バリエーションありすぎて、現代人には文金島田(花嫁さん)とそれ以外の島田の区別ムズい!
    江戸時代人にカットやパーマの違い聞いたら、こんなんなるんだろうな。

    • +14
  22. さんざんコメントにあるけど芸者が酷い
    18世紀半ばなら髪型と着付けの都合でまだ襟足残して塗るなんてしないし目元の化粧なんてやらないし出鱈目だし口紅もまだ薄くピンク程度に塗るものだし髪型は明治の束髪みたいだしめちゃくちゃ
    あとエジプトはどの王朝かは詳しく知らないけど地毛は剃ってウィッグ使う
    更にヴィクトリア朝も長いのにずっと同じメイクの傾向ではないはずで1860年代はつけボクロが流行ったり色々ある

    • +22
  23. この動画のシリーズ好きだな
    細かく見れば考証に甘いところがあるんだろうけど
    なんかロマンがあっていいんだよね

    • +7
    1. ※35
      島田髷って大きなカテゴリでくくってる時点で・・・
      コメントなんて瞬時にする必要ないんだからせめて調べてから発言しようよ

      • +72
      1. ※23
        >蝋燭の仄暗い薄明りのもとでこそ美しく見えるように
        他の白っぱしいメイクも全部それを考慮したほうがいいね。
        他にも、今と文明が違うからこその部分があるんだろうか。

        • +19
  24. なんか…
    クオリティが低くないかい? (=”=)

    • +18
  25. 黒のアイライン……そうか、そういや江戸期の化粧ノウハウ本には、『鼻筋を通して見せる術』『丸顔をうりざね顔に見せる術』なんかの記述があったけど、どれも使用する基本品は白粉と紅ととのこで、白ベースに薄赤のグラデーションで立体感をつけていけ、って話ばっかりだ。
    『顔立ち別似合う眉』『富士額に見せかける術』『ふさふさした髪に見せる術』の記述からして、当時の化粧で黒っぽいのは生え際、未婚女性の眉と既婚女性の歯くらいか。
    『小さな目を切れ長に見せる術』も白と赤のグラデーションで錯覚させる方法で、黒はなかったような。
    『二皮目(ふたえ)の女性や目が大きな女性』へは、切れ長ひとえに見せかけるために『ふたえを強調しない術』『振る舞いは目線下向き、目を見開くな』みたいな記述もあって、今みたいにパッチリふたえ目が美しいから大きく見せましょう、って意識がなかったのも読みとれるんだっけ。
    …あれ、そういやロココ流行ったフランスの化粧も基本白と赤ばっかり、だっけ?詳しい人いませんか。

    • +13
  26. ヨーロッパやアメリカの映画に出てくる日本もそうだけど、どうしてこういう時アジア圏の文化考証って凄くいい加減になりがちなんだろう。
    まぁ中東やインドアフリカもその地域に住む人から見れば同じ様に変なんだろうけど。
    自分も江戸時代の化粧や髪型に精通してるわけじゃないからあまり強くは言えないけど、(20世紀以降なら比較的わかるが)コレは無いって思う、だって髪型明治末に流行ったひさし髪じゃん。
    海外にもそこらへんの日本人なんかより遥かに日本の文化に精通してる人はいるし、このネット化時代そこそこ正確な情報は手に入りそうなものなのに…。
    こういう時代や地域による流行の違いをたどるってコンセプトは好きなんだけど、どうもBuzz Feedが出してくるこの手の動画は仕事が雑なんだよな~。
    これ見るなら、一度に網羅したり俯瞰する事は出来ないけど、一個人が上げてる動画を見た方が良い。
    You Tubeで検索すると、歴史的な化粧や髪型・ファッションを研究してる人達が上げた動画沢山出てくるし、このBuzz Feedの動画より遥かに正確だから。

    • -6
  27. 芸者さんのお化粧はそんなんじゃ・・・。その眉毛なに??

    • +3
    1. ※39
      鉄漿は既婚者がするものだから芸者メイクにはしないと思う

      • 評価
  28. ちょっと雑さはあるけど
    実際のディズニープリンセスの服装とか
    年代別の理想の体型とか
    この動画シリーズ好きだな

    • +8
  29. 俺いつも思うんだけど日本って大昔から美白信仰あったのに(飛鳥時代とか平安時代って説もある)ここ100年ぐらいでいきなり白人が「日本人は白人に憧れてる!!!」とか

    • 評価
  30. 芸者は本物の紅で笹紅色再現して欲しかったなぁ。
    効果な紅をふんだんに使った贅沢の極み。

    • 評価
  31. 日本の芸者さんメイクは古代の失われた技法とかじゃないんだから本物使えって思った。

    • +4
  32. 芸者(芸妓)さんはお歯黒しなかったっけ?って思ったけど、古写真見たら、結構みんな白歯なんだな。眉も自前っぽい。
    既婚の真似っこで芸妓なりたての女の子に一時期新妻さんの髪型させる文化が京にはあったから、お歯黒もさせるのかとついつい思いこんでた。
    お歯黒は子供作る前提の習慣だから、結婚=子供作り=お歯黒で、落籍してからでなけりゃ正式な結婚はできなかった(子持ちも公表しずらかった)現役芸者さんたちには、既婚の証のお歯黒はなかった、って話なんかな。
    ってぇことは、子持ちの証の眉剃りも、現役結婚さんの間はなかったのかも。

    • +20
  33. 日本、間違えてないかな。
    考察が弱い。
    エジプトのあの髪はかつらが多くて身分を問わず、つるっぱげにしていたという。

    • +4
  34. 全体的に雑だなぁ。
    芸者さんは特に違和感しか感じない。
    化粧品自体が本物じゃないってのと、色が和色じゃない&メイクのしかたが変&髪型が明治以降。
    ロココは盛りが足りないし、飾りも無い。ヴィクトリアンは女性の外出に必須だったハットが無いし結い方も雑。メイクももうちょっとしてたはず。
    身分や職業とかに関してもそこまで掘り下げてないし、、なんというか全てが中途半端にしか再現してないんだろうなって印象。軽くかじった程度の自分がこうだから、詳しい人がみたらどうなんだろうか。

    • +2

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