人多杉。日本は2か所もランクイン、世界10の人口過密地帯。

　人口が密集する場所は世界各国に点在する。人が集まることを前提として作られた場所でも、その予想をはるかに上回った場合にはこの世の地獄の光景となる。ということで海外サイトが選出した世界10の人口過密地帯には、ネット上で拡散されていった日本のあの地域やあの場所がランクインしている。

10.過密ストリート ： オックスフォードストリート（イギリス）

　ロンドン中心部のウェストミンスター区を貫く、ヨーロッパでも屈指の広くてにぎやかな通り。デベンハムズ、HMV、ハウス・オブ・フレーザー、ジョン・ルイス、マークス＆スペンサーなど、300もの店舗が並び、多くの人が行き交う。オックスフォード・サーカスのスクランブル交差点では、バスや車が止まっている間に、歩行者が同時にありとあらゆる方向に横切る。

9.過密スタジアム ： マラカナンスタジアム（ブラジル）

　ブラジル、リオデジャネイロ州政府所有の野外スタジアム。収容人数78,838人の南米一大きなスタジアム。1950年のFIFAワールドカップが、こけら落としとなったが、19万9854人の観客の前で、ブラジル代表はウルグアイに2-1で敗れて優勝を逃した。2013年のコンフェデレーションズカップ、2014年、FIFAワールドカップの会場でもあり、2016年の夏季オリンピック・リオデジャネイロ大会の開会式、閉会式会場に予定されている。

8.過密ビーチ ： 青島ビーチ（中国）

　青島フイクアンビーチは、中国一混雑の激しいビーチ。穏やかな波と、きめの細かい砂が美しい半月型のビーチだが、毎日、20万人以上の海水浴客が訪れる。

7.過密列車 ： ムンバイ近郊鉄道（インド）

　インド国営鉄道のムンバイ近郊鉄道は、日に2342本の列車で、ムンバイの都市部724万人以上の通勤客の足を支える。年間乗降客数は20億6400万人にもなり、世界で二番目に混雑の激しい公共交通機関。

6.過密交差点 ： 渋谷スクランブル交差点（日本）

　東京でもっとも人気のある地区の、一日250万人以上の人々が行き交う交差点。この付近の15.11平方キロエリアは、一大歓楽街になっている。江戸時代、このあたりに渋谷一族の城があったため、その名がつけられた。かつてIT企業の中心地となり、ビットバレーと呼ばれた時期もある。

5.過密刑務所 ： クレスティ刑務所（ロシア）

　ロシア、サンクトペテルスブルグにあるこの刑務所は、定員1000人超のはずだが、現在はその約10倍の1万人以上の囚人が収容されている。建物自体は、保存すべき歴史的建造物と考えられている。

4.過密マクドナルド ： モスクワ店（ロシア）

　1988年に初めて、旧ソ連共産党は、マクドナルドのような西側資本の国内でのビジネスを許可した。プーシキン広場に一号店がオープンした1990年1月31日には、3万人以上が行列を作り、これは世界記録になっている。

3.過密都市 ： マニラ（フィリピン）

　マニラを中心としたフィリピンの政治、経済、文化の中心地、メトロ・マニラの人口は2000万人。世界でもっとも人口密度の高い都市のひとつ。

2.過密ハイウェイ ： オンタリオ・ハイウェイ401号線（カナダ）

　カナダ、オンタリオ州を走る、400番台ハイウェイ網の大動脈。ウィンザーからケベックまでの全長817.9キロに及び、マクドナルド・カルティエ・フリーウェイとしても知られる。一日50万台以上の車が走る、世界でもっとも混雑の激しいハイウェイのひとつ。

1.過密プール ： 東京サマーランド

　東京はあきる野市にあるテーマパーク。写真を見てもわかるとおり、プールの水が見えないほど、大勢の人でひしめきあっている。って、この写真いつの頃のなんだろう？いまだに世界で拡散されているというその事実にもびっくりだ。

via:the10mostknown・原文翻訳：konohazuku

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