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月は誰のもの?月の採掘権をめぐって

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39件のコメントを見る

(著)

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 月はいったい誰のものなのだろう?宇宙事業を手掛けている民間企業も増え始めた。勝手に月にいって、勝手に開拓することは許されるのだろうか?

 11月12日に行われたNASAの説明会で、宇宙事業を行っている米ベンチャー企業、ゲロー・エアロスペース社が、“月の採掘権”を連邦航空局(FAA)に要求したそうだ。

 米ネバダ州ラスベガスに本社があるビゲロー・エアロスペース社は、近い将来、“宇宙ホテル”の実現を目指している。今年1月には、国際宇宙ステーション(ISS)の拡張型居住モジュール、「Bigelow Expandable Activity Module(BEAM)」を、2015年から2年間試験運用する契約をNASAと結んでいる。

Bigelow Expandable Activity Module(BEAM)のモックアップ

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 NASAは現在、停滞する有人宇宙探査の範囲をISSの軌道外へと拡大するプロジェクトを推進。ビゲロー・エアロスペース社や宇宙船開発ベンチャー、スペースX社など民間企業は、これを機に宇宙の商業利用を推し進めようとNASA主導プロジェクトへの関与を深めている。

 社長のロバート・ビゲロー氏(69)は、プロジェクト協力に対する見返りとして月の採掘権を要求。そのベースには、小惑星に豊富な希少金属が存在する可能性を指摘した調査結果がある。「月の所有権を明確にしなければならない時期が来ている」とビゲロー氏は主張する。

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「いずれ月面基地は、コマーシャルベースに乗った恒久的な拠点へ成長するだろう。しかし月の所有権が不明確な状態ではだれも投資しないし、危険な事態を招きかねない」とビゲロー氏。

 一方、民間及び国家宇宙航空に関する技術開発を管轄するFAAには、ロケット打ち上げや軌道上からの大気圏再突入に関する規定があるだけで、宇宙船の活動については権限がないという。民間企業による宇宙開発の促進を目的とした商業宇宙活動法にも、月での採掘活動について何も言及されていない。

ビゲロー氏はNASAとの会見の場で、「形成以来、月の裏側には小惑星が何度も衝突している」と語り、レアアースなどの貴重な資源が月面から容易に採掘できるはずと主張。

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via:nationalgeographic

 宇宙探査の推進派は、アポロ計画の時代から月の所有権の明確化を求めてきたが、国際的な宇宙法の基礎となる宇宙条約(月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約)では、国家が月の領土権を主張することを禁じている。月の資源の所有権譲渡は、この条約の網を払いのけないと現実化しないだろう。

そういえば、ネット上で月や火星の土地が買えるっていうんで(下記サイト)、うっかりその土地権利書を購入した記憶があるんだけども、やっぱだめだよね。でももしかしたら!(ていうかどこしまったっけ?見つからない・・・)

【月の土地|火星の土地|ルナエンバシージャパン】

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この記事へのコメント 39件

コメントを書く

  1. 原子力発電所を地球から月に移動できないものかな?
    エネルギー輸送の問題は残るが。。。

    • -3
  2. 岡山の月面進出計画
    2076年 岡山県貨物運送が自前の貨物機で月面に到達
    2099年 岡山県が正式に領有を表明
    2100年 岡山市月面区が制定され、区役所ができる
    2101年 月面表町商店街アーケードができる
    2102年 最上稲荷が月面に進出、宇宙OH!守りが販売され人気
    2103年 天満屋が出店、農協観光第一号36名が到着する
    2107年 岡山電気軌道が月面に電車を走らせる
    2109年 ベネッセが学習塾を開設
    2111年 ZAGZAG1号店がオープン
    2117年 クラレが工場を稼動させる
    2121年 三菱が月面三菱に移転
    2124年 宇宙初のぽっとん便所ができる

    • +16
  3. 地球の大陸・島・海・国・領土・領海・国・土地をそのまま月のスケールに反映すれば良いのでは
    そう思ったけどどこを始点にして誰がそれをどうやって計算するのか考えたら頭がパンクしそうになった

    • 評価
  4. …そういえば俺も昔プレゼントであげたことあったような(。-∀-)あの時はなんとなくロマンあったが今じゃロマンに溢れすぎてて黒歴史だなぁ

    • 評価
  5. さて、フォン・ブラウンの市長選に立候補しようかなっと

    • -2
  6. もし採掘権を許認可性で与えるとしても、国連の機関で公正に決めるべきに違いないし、
    日本からみて「日、没する方向の国」であるあの、自国の都合のいい言い分だけを吠えまくる、そもそも就任自体が世界の大いなる間違い・禍根になっている「あの国」は、絶対に常任理事国から排除された状態でないとなー。

    • +6
  7. 以前あった月や火星の土地販売って詐欺じゃね

    • +11
  8. まあ知的興味だけで月に行くのにも限界があると思うんだよね

    • +3
  9. 昔、元カノに誕生日に月の土地を3000円分プレゼントしたけど、
    今でも大事にしてくれてんのかな。

    • 評価
  10. たしかNASAがアポロの着陸地点の周囲を立ち入り禁止指定したことに
    中国が「そんなん知るか」と言った事案が起きてたようなw

    • 評価
  11. 月の土地って売ってるよね?
    あれって所有権ないのかな
    売ってるって知った時に、これ買い占めておけば未来の子孫が大儲けしないかなと
    思ったんだけど

    • +3
  12. 月が庶民が買える様になったときには火星や冥王星などの
    星らがどこの国のものだと騒いでいるのだろうな

    • +2
  13. 月に眠る莫大な資源の事を考えると、領有権争いが発端で世界大戦になる事必至。

    • +3
  14. 中華料理屋が先かマクドナルドが先かポッカの自販機が先か

    • 評価
  15. 米国の西部開拓時代みたいに、最初にその土地を開拓した
    国や企業に所有権を認めることにしたらどうだろう。
    宇宙開発を加速出来るかもしれない。

    • 評価
  16. 個人や企業の所有を制限する法律も条約も無いはず

    • 評価
  17. 月は知らんが火星の権利書は親が持ってた。

    • 評価
  18. 恒久的基地が出来ても施設コストが凄すぎるので
    少々浅い所に鉱脈有った所で到底ペイ出来るとは思えんなぁ

    • 評価
  19. 火星なんかもそうだが、学術調査はあくまで「利用価値」のためで
    なし崩しに移住や採掘が始まり、かけがえのない神秘が壊されてしまう恐れがある。
    俺の天体に勝手な事するんじゃねえよ。

    • -1
  20. 炭坑節の歌詞に「さぁーぞーやぁ、お月さぁーまぁ、煙たぁーかろ、さのよいよい、」てのがあったよなあ。これは予言だったのか。

    • 評価
  21. 月の所有権を担保する能力を誰ももちえないので所有権について何をやっても無意味。

    • 評価
  22. 争奪戦になったら地球上で争うことになると思うんだよなー。

    • 評価
  23. 月の資源を使って採算とれるくらい資源価格上昇したら今の世界経済壊滅すると思う

    • 評価
  24. 宇宙人「地球を支配する」
    地球人「させるかー!」
    宇宙人「え、でも他の星も支配しようとしてたじゃん」
    地球人「」

    • 評価
  25. そのうち月から月の資源が全部無くなったりして
    次は火星よ

    • +1
  26. 米「おい!これを見ろ!!」
    MADE IN JAPAN 

    • +1
  27. NASA主導プロジェクトへの関与を深めている。
    プロジェクト協力に対する見返りとして月の採掘権を要求。
    これじゃNASAが現在月を管理してるみたいじゃない?ふざけんなよ。
    国連で管理すべきだろ

    • 評価
  28. 月は誰のものでもない宇宙にいる生物みんなのものだ!

    • 評価

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