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航空機格納庫が巨大泡風呂状態に!高膨張泡消火システムテスト映像

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(著)

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 航空機格納庫や船舶内、車両内など、密室内の火災は膨大なる被害をもたらす。そういった場所での火災に対応するために依然あったハロンガスやCO2ガス消火装置に代わるシステムとして導入が進められているのが「高膨張泡消火システム」なのだそうだ。

 この消火方法は、高膨張泡原液を水または海水で一定割合に希釈し、防護区域内に配置した専用の泡発泡器で発泡させ、防護区画に放出・充満させることで火災を消火する。

ソース:LiveLeak.com – Aircraft Hangar Foam Fire Suppression Test

 この映像は、実際に高膨張泡消火システムを航空機格納庫内で作動させた時の実験映像である。警報ブザーがなり、壁に設置された装置から泡が噴射される。かなりのスピードで、格納庫内が泡に包まれていくのがわかる。そしてなんだかみんな楽しそう。

 この消火システムは高い消火能力を持ち、区画全体を泡で埋め尽くすので死角が無く、あらゆる火災に対応が可能なんだとか。泡も人体に害がなく、高温となり激しく炎が噴出するエンジン火災においても、速やかに消火できるとして、世界各国で導入が進んでいるという。

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この記事へのコメント 21件

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  1. これで火災もバッチリだ、ってか?・・・しかしテストは楽しそうだな。 実際に使用しなきゃならん時は’地獄’なんだろうけど。(~o~)

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  2. 新しい格納庫の竣工引渡し前のテストなんだろうけれど、この泡片付けるの大変だなw。でもまぁ、確かに威力はありそう。

    • +4
  3. 後片付けが大変そうだ。もし、誤作動してしまったらと考えると、ね
    泡が自然消滅してくれたら、文句なしだね

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  4. 誤動作してF-15が埋まってた写真があったな。

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  5. 今のは人がいても大丈夫なんだな。 昔は使用前に退去命令が出たんだが(周囲の酸素を奪うため窒息する)
    掃除もゲル化剤とかよりは楽なんじゃないの? 泡だし簡単に流せるんじゃないの?

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  6. 視界が遮られるのは問題があるんじゃないかな?災害時は足元にガラスの破片など危険物が散乱する可能性もあるし、出口がどこにあるか分からなくなったり、あと天井付近の消化は不向きに見える。

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  7. 格納庫の扉開いてたら意味ないんじゃね

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  8. 胴体着陸用に滑走路に撒くやつを流用しただけじゃね?

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  9. 未来少年コナンのギガント戦を思い出した

    • +1
  10. 焼死しないけど窒息死しそうな感じがする。
    この量はちょっと・・・・・

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  11. ビニール手で持って堰き止めるだけとか、なんか危ないなぁw

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  12. 高い所からムックムクのところへ飛び込んでみたいぜ

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  13. ダクトファンが必要出力に達するまでの時間がもうちょっと早くなればいいかもね。
    床部分での火災には対処できるけど天井が高い施設での壁面では効果が薄い。
    泡消火といえばCAFSがあるけどそれよりは泡が壊れにくいみたいだね。
    用途としてトンネル火災用として使えるかもね。一部のトンネルでは排気ガス用のファンが設置されてるからそれに追加改造するだけで済みそう。トンネルの壁面はコンクリだから燃える心配もないし。酸素遮断と消火が同時に行えるかも?

    • +2
  14. 二酸化炭素と同じで、逃げ遅れると死んでしまうタイプに見えるなぁ。
    以前からある泡消火器とは違うんだろうか?

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