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原文ソース:A family dog could keep your kids from getting asthma
ハツカネズミを使った実験
呼吸器合胞体ウイルス(RSV)は、子どもの呼吸器系感染症の一般的な原因のひとつであり、アメリカでは、60%ほどの子供が1歳のうちに感染し、また2〜3歳までにほとんどすべての子供が感染しているという。早くに重度のRSV感染症にかかった子供には、喘息が副作用のように長い間つきまとうという。
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校のフジムラ・ケイ博士の率いるチームは、家で犬を飼うことによってこの長期にわたる問題を打ち破ることができる可能性を示した。
研究チームは、ハツカネズミをRSVウイルスに感染したグループ、RSVウイルスに感染した犬のいる家庭のホコリ(犬の毛を含む)を与えられたグループ、ウイルスのいないグループの3つに分けて調査を行った。
その結果、ホコリをあたえられたグループは、炎症や粘液を出すといったRSVの兆候を示さなかった。また、消化器官に他のネズミとは異なるバクテリアを持っていたという。

ホコリの中の微生物が免疫反応を起こし病原体から守ってくれる
研究を率いたケイ博士は犬のいる家庭のホコリの中の微生物が、胃腸の機関に免疫反応を起こし、その保持者を喘息の病原体RSVから守っていると推測できる。この研究は呼吸器系の病原体から守ってくれる微生物の発見の第一歩に相当しますと語った。
同様、猫を飼っている家庭でも同じような利点がある可能性があることが証明されている。
また、ネコ科の動物を宿主とする寄生性原生生物「トキソプラズマ」によるトキソプラズマ症は、抗体を持たない妊婦が妊娠中に感染すると流産を起こす危険性があると言われているが、子どもの頃から猫と接触している人は体の中に抗体を持っており免疫系により抑え込まれるため、感染しても大した症状もでず大事に至ることはないという。
ということで、幼いうちから、子どもに犬や猫を接触させることで、将来的に子どもが喘息になるリスクを減らせるという可能性はあるということが実証されたわけだ。
だが、動物アレルギーに関して言えば、その原因は多種多様にあり、生まれつき動物アレルギーを持っている場合もなきしにもあらずなので、その辺はケースバイケースということで知識としてとどめておくことにしよう。

私の場合物心ついたときには犬と猫とハトとキジとヤギとハトとニワトリとヘビが家にいたので、全方向に死角なしなはずなのだが、なぜか大人になって花粉症となってしまったわけだが。
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コメント
1. あ
つか喘息だから飼えなかったんだけど
2. 匿名処理班
※1
『なる』リスクのはなしだから
3. 匿名処理班
ケースバイケースって書いてるのに読めない奴www
4. 匿名処理班
乳児期に家畜のバクテリアにさらすと、バクテリア用免疫が増えてアレルギー原因の寄生虫用免疫が減り、アレルギーになりにくくなる・・・そうな。
5. 匿名処理班
乳児のうちに動物園行っとけっていうのはこれか
6. 匿名処理班
犬と猫とハトとキジとヤギとハトとニワトリとヘビ
わん にゃー ぽっぽ けーん めぇー ぽっぽ こっこ しゃー
7. 匿名処理班
まぁ、特定のウィルスについて症例集めたらこういう統計になりました、って話だな。
それはさておき、一番下の猫はちょっと…どころじゃないな、太り過ぎだろw。
8. 匿名処理班
昔、黒猫飼うと肺の病気が治るとかって話があったらしいよ
実際黒猫が家に来てから、俺の喘息がいつの間にか完治したからな
しかし管理人はどこの野生児だよw
9. 匿名処理班
ハト2回言いましたね?
10. 匿名処理班
疫学的統計ですからね
11. y
生まれる前から犬猫に囲まれてたけどオレ25歳くらいで喘息になった
12. 匿名処理班
減感作療法的な効果かな
13. 匿名処理班
一般的な喘息ってのは小児の頃からの持病じゃなくて成人してから発症するものだよ
14. 匿名処理班
犬猫インコ鶏飼ってて小児喘息だったが成人しても疲労時に発作でた
15. 匿名処理班
ハト…二回言いましたね?
16. 匿名処理班
身体に適合したサナダムシが飼い主に寄生する確率が高いんじゃね?
花粉症にも効果があると聞くが・・・
17. 匿名処理班
犬猫などを飼っていると喘息が治るという説ではないので妄信しないことが大切だよね。
この手の説を逆手にとって「子供のために不幸な犬猫を引き取って飼いなさい」なんて主張する一部の団体が現れたり、子供に動物アレルギーが出たので犬猫が飼えなくなったと悲しむ人に「飼い続ければ治る」と無理難題を押し付ける一部の団体が現れることが犬猫の不幸を増やしている。
18. 匿名処理班
小児期の細菌暴露は大事らしく、泥遊びとかが免疫力を高める効果や
アレルギーになりにくい体になり多少の不衛生が健康に良い。
応用したのが同じ理屈の予防接種とか
逆に無菌室で育てられた生体は、細菌感染に抵抗力が無い。
19. 匿名処理班
「宇宙戦争」の火星人が抵抗力がない典型ですかね
20. 匿名処理理班
「子供の頃に、どろんこ遊び」これもね。
最近の子は、そういう場所が無くて出来ないらしいね。
21. あ
代々の家業が畳屋で家で埃がでるんだが、俺も兄弟もアレルギー全くなし。親父もその兄弟も全くなし。しかし嫁入りで途中参加したばーちゃんとかーちゃんは喘息が出た。
小さい頃から免疫付けるのは大事なんだなと実感。
22. GoN
子供のころに親の仕事の手伝い。
子供のころに集団生活。
子供のころにお医者さんごっこ。これ。
23. 匿名処理班
潔癖症のヒトを一度肥溜めに落としてみたい
ショック死するかしら?
24. 匿名処理班
すんごい田舎育ちで犬猫はもちろんウサギ鳥類魚類飼ってて
田んぼや川や山は遊び場な育ちだけど
10代にならないうちから花粉症だし、大人になって喘息にもなった
25. 匿名処理班
犬だか猫を多頭飼いしている家での赤ちゃんはアトピーになりにくいってニュースが1年くらい前にあったな。
今度は喘息アレルギーか。
犬が2頭居るうちの1歳の娘は今のところどっちもアレルギー出てないからちょっと安心。
26. 匿名処理班
うちの父は検査するとアレルギー反応がでるのに
昔から猫を飼っていて症状がまったく出ない特異体質だ。
しかしアレルギーの考え方っていまだによくわからないなあ。
よく例えにでる「人は特定の物質を受け入れられる器が決まっていて
その蓄積量が限界になると発症する」みたいなのなら
小さいころから飼ってる方が早く発症しそうだが。
27. 匿名処理班
26 記事そのものはウイルス感染の話だから。
アレルギーはその理論で正しいんじゃないのかな?
それにしても「なに、かえって〜」のくだりをまるでそれが良いことのように
引用するのはいただけない。本っ当にいただけない
28. 匿名処理班
直接知ってる人では無いんだが、蕎麦屋の孫が蕎麦アレルギー発症したとか聞いたし
アレルギーのメカニズムって、マジでどうなってるんだ?
29. 匿名処理班
無菌状態で潔癖症の親に育てられると病弱になる
これはガチ
30. 匿名処理班
友人が犬か猫が原因で肺の病気になって
重症化したことがあるけど
それはどういうことかな?
31. あ
うん、確かにリスクとか統計とかの話のようなので、それでもなる人はなる
それに、小児喘息をアレルギー性ぜんそくや他の成人の病気と混同するのは、ね
ただ情緒面的にもイヌネコは子どものためによろしいかと
32. 匿名処理班
ワニさんも5才まで今一緒に暮らしてる88歳大好きな半ボケ婆と爺と頭いい白猫と
暮らしてたワニが喘息だったワニがね、治ってたワニが、88歳半ボケ婆と8年前から
暮らし始め、超ストレスで2年目で体調壊し、喘息気味になったワニ、カフェイン人口甘味料、コンビニファ〜ストは止めることワニ
33. 匿名処理班
※29
んだな。小さい頃に砂場遊びさせると良いのと同じで、神経質な親の元、潔癖にしすぎて耐性付かないのは良くない。人間は進化をする生物で、長い歴史の中色んな菌と闘って現在丈夫に出来あがってきたのに、後退させてどうするよ。
34. 匿名処理班
米1
俺もそう。
生まれつきだから犬猫、毛のある動物飼ったことない。飼えない。
死ぬほどもふりてぇよ…
35. 匿名処理班
おれで良ければもふれ
36. 匿名処理班
第一子より下の子の方がアレルギーになりにくいっていう統計もあったよね
兄ちゃん姉ちゃんが外界からいろんな汚れを持ち帰ってくれるからとか何とか。
37. 匿名処理班
第一子は比較的大事にされるからなw
たしか第一子はフーフーして貰えるから
猫舌も多いと聞いたw
38. 匿名処理班
自分は皮膚炎に花粉症だったけど アレルギーに強くなるという話を聞いて日焼けサロンにかよっていたら 花粉症も皮膚炎もなおった。
39. 匿名処理班
26
自分は検査済のハウスダストアレルギーだけど、ものすごくストレスあって寝不足で疲れてたり免疫が極端に下がってる時しか症状は出ない
40. 匿名処理班
>管理人
それは黄砂症の可能性も。。。
41. 匿名処理班
パルモさんは杉を庭にうえなきゃいけなかったのかもね・・!
42. 匿名処理班
昔から犬、ウサギ、猫、ハム
飼ってたけど大人になって動物アレルギーで喘息になったわww
43. 匿名処理班
うちの娘。
生まれた時から犬いて3歳で喘息発症!
犬猫でのアレルギー数値高く(-ω-;)
今でも猫に関しては目が真っ赤になったりするんですけど。
44. 匿名処理班
あたしは幼い頃からではないが、中学生から猫がずっといる。大体、常時二匹は居て、オスはいつのまにかいなくなってしまうんだけど母猫などはずっと…しかし、いつのまにか、アレルギーの一種尋常性乾癬持ちに…(T_T)