この画像を大きなサイズで見る英ブリストル大学の研究者らが、海の生き物の擬態能力に着目し、スイッチひとつで簡単に体の色を変化することができる人工筋肉を作成したという。
水中生物が体の色を変化させる擬態方法は、イカタイプとゼブラフィッシュタイプがある。イカは色素胞を筋肉で引っ張ることにより、色素胞の面積が広くなり色が強くなることで体の色が変化する。ゼブラフィッシュはホルモンや神経伝達により体表の色素顆粒の凝集,拡散され体の色が変化する。
人工筋肉は、両生類、魚類、爬虫類、頭足類に見られる「色素胞」と呼ばれる細胞を基に開発された。色素胞は体色変化に関与し、色素胞の数量の変化による体色変化を形態的変化、色素胞の運動性に由来する体色変化を生理的変化と呼ぶ。体色変化に関与するホルモンにはMCH、MSH、メラトニン、アドレナリンが挙げられる。
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この画像を大きなサイズで見るイカタイプでは、電流を流して筋肉が収縮し色素を広げる為に誘電体エラストマー(DES)という素材を使用した。ゼブラフィッシュタイプでは、色素を流し込んで広げる為サンドウィッチ状にはさんだシリコンを使用した。
これらの生物の色の変更は、環境の変化、温度、ストレスなど、目に見える何かの変化によって引き起こされるが、今回開発した人工筋肉は、スイッチひとつでこの体色変化を行う。
この画像を大きなサイズで見る今回の研究を率いたジョナサン・ロシター氏によると、この変色人工筋肉は伸縮性を維持しながら変形させることが可能なので、人工皮膚として利用することも可能なのだという。
皮膚はもちろん、衣服に応用すれば、周囲の環境に応じて変化する迷彩服の開発も可能だ。実際に米海軍は、環境対応型迷彩服の研究援助の為、研究所に600万ドル(約4億8000万円)の資金支援をしているそうだ。
Artificial muscles that can camouflage like squid and zebrafish
洋服も体も、同時に一瞬で変化したら、幽霊騒ぎが相次ぐに違いないわけだが、人間まるごとカモフラージュとか、様々な用途がありそうだね。
この機能が人間にも!?水イカの体色変化の様子
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なんか怖いな
X-MANのアイツ思い出した
100年後の世界とか相当ぶっ飛んでるかもな…
スネークの光学迷彩の開発中か・・・
俺もゼブラダニオ柄になれるのか
オクトカムが実現するな。
少量でも目の下とか額に移植して
聴覚障害、発話障害のある人の新
しいコミュニケーション方法にな
ったり応用もききやすそう。
全身に移植すれば風呂場でも大活躍。
でも燃費悪そう。
軍事技術からハッテンして一般的な技術になるお決まりの流れだな
まあ、当然と言えば当然かwww
将来、この技術で一枚の服で何十通りの柄のバリエーションが出来るという事?
抗菌コートと組み合わせれば一枚で一ヶ月ぐらい着てられるかも・・・。
メタルギアとか少佐みたいに、普通に着れたら良いな。犯罪増えそうだが。
現状の軍服でも、周辺の風景とガッチリ合えば5m先の人間が見えないよ。
いや見えるんだけど脳には風景として処理され優先順位から外れる。
可能性しか感じない
つまらん時代になってきたな。
ちょいと面倒なくらいがちょうどいいのがなぜわからん。
オクトカムかあ…
フェイスカムもよろしくね
進化による偶然の産物がこのイカなわけだから
高度な科学技術をもった有能な科学者なら模倣できて当然。
おれはもうすでに
毎月督促の手紙が届くたびに
顔の色は変化するようになってるよ
こういう色のウィンドブレーカーで十分よ
ここまでイカ娘無しか
三百年後に生まれ代わるとするか
どうやって力むんだ
色によって力み方が違うのか
何でゼブラダニオの冩眞があるんだ?
アマガエルだw
オクトカムか…
次は透明な皮膚を開発したら完成だな
幽霊って未来人じゃね?