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死闘、コモドオオトカゲVSコモドオオトカゲの「コンバットダンス」

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photo by iStock
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 飼い馴らすと、飼い主と一緒に散歩するほどに馴れるといわれるが、野生下では人間を襲撃した例が複数報告されているコモドオオトカゲ(コモドドラゴン)。

 インドネシアの世界遺産コモド島では野生のコモドオオトカゲが暮らしている。

 非凡な探検家として知られている爬虫類学者のカメラマン、オースティン・スティーブンズが、コモド島でであったのは、コモドオオトカゲ同士が死闘を繰り広げている白熱した戦闘シーンだった。

 コモドオオトカゲは全長200-300cm、体重約70kgで、最大全長313cm。最大体重166kgの個体が確認されている。オス同士は「コンバットダンス」と呼ばれる直立しての組み合いで、メスを巡って争う。

 コモドオオトカゲの口中には食べ残しを栄養とする7種類以上の腐敗菌が増殖しており、噛み付かれた獲物は敗血症を発症して死亡すると長年考えられてきた。

 しかし、メルボルン大学のブライアン・フライらの最近の研究によると、はコモドオオトカゲは獲物の血液の凝固を妨げ、失血によるショック状態を引き起こす毒(ヘモトキシン)を持っていることが判明した。

 毒は、ノコギリ状の歯で噛み付いて引っ張るような動作により、歯の間にある複数の毒管から流し込まれる。

 これは、毒の注入に特化した結果、牙としての強度や殺傷力が弱まってしまった毒蛇などと異なり、歯自体の強度と殺傷能力を保ったまま毒の注入を可能とする構造であると推測されている。

Fooled by Nature – Komodo Dragon Teeth

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この記事へのコメント 12件

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  1. カメラマンすげーな興奮して突っこんで来たらどうすんだw

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  2. 馬鹿でかいトカゲだな、このおっさん襲われたらどうするんだよ

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  3. ずっとこどもドラゴン(こどもオオトカゲ)だと思ってました。
    でかいのになんでこども?って思ってました。
    そんな私はもうすぐ39才。

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  4. 雲盗り斬平で忍者が食われてたなw

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  5. え? 口の雑菌で殺すのは間違ってたのか

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  6. 女を取り合う儀式がオトコ同士の熱い抱擁にしか見えんw

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  7. あの兄ちゃんイモトよりすごいかも?
    殺人バクテリアが口の中にいるんだっけ?
    毒を出すバクテリア?

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