
標高およそ4000メートルでの暮らしは大変厳しいという。ボリビアの中心に位置するリャラグアの村では、じゃがいもを栽培し生活しているという。
この地方の言い伝えによると、豊作をもたらすのは、栽培技術と天候だけでなく、「人間の流す血」だと信じられている。 彼らは、食料に困らぬよう、自らの血を大地にささげる為、「ティンク」と呼ばれる喧嘩祭りをおこなう。村で最強の男は「キャンピオン」と呼ばれているそうだ。これは「チャンピオン」という意味だ。これから始まる祭りで初対面の男と戦う。祭りでなければ収集がつかないほどの激しい殴り合いだ。
Bolivians put up their dukes and brawl at annual 'Tinku' festival
この祭りで重要なこと、それは「血を流す」こと。なのでどんな防具もまるで意味をなさない。ティンクは、山々の精霊たちを楽しませる祭りだ。
笛の音とともに人々が集まる。村と村、精霊と精霊の戦いが幕を開ける。違う村の相手を探し、戦いが始まる。
喧嘩祭りが終わると村へ帰り酒盛りをする。お互いの武勇伝が酒のつまみだ。「ティンク」は村に希望をもたらす。精霊たちへのいけにえとして血を流す喧嘩祭り。あとは精霊が豊作をもたらしてくれるのを待つだけだ。
強いものには強い精霊が宿っていると信じられており、勝者のいる村には豊作が約束される。
水が大地の恵みであるように、村人が流す血は精霊への贈り物。わずか10歳の子どもたちも立派な戦士。ルールはほとんど存在せず、誰もが死ぬ気で殴りあう。実際に、ほぼ毎年死者がでているそうだ。
決着がつくと、お互いに握手し抱き合う。わだかまりはないという。なぜなら、相手に恨みがあるわけではなく、精霊のための戦いだからだ。

コメント
1. a
ナレーションまんまの解説乙
動画だけのっけたほうがいいんじゃないの?
2. 体重百キロ体脂肪率23%の猫目。
参加していい?
3.
俺は絶対参加したくないなw
4.
どうしてパルモ相手だと
上から目線でイチイチ
どうでもいい批判をする馬鹿が多いの?
5.
俺みたいにダルいから動画を観ないクズのような奴らに配慮して文章に起こしてくれてるのに
※1氏ね
6. がり
本気で殴り合うのか?本当の本気か?
俺即氏だわ。
7.
ほぼ毎年死人が出る…
よく禁止にされないな
8. _
原宗教の祭は魂が燃えるね!
今年は御柱だぜ!
神道が広まる前に存在していた原宗教、
縄文時代の儀式が形を変えて残っているとも言われている。
毎回、壮絶な殴り合いと、滑り落ちる大木によって
死者や怪我人が必ず出る祭でもある。
生贄の儀式が朝廷によって禁止されたため、
合法的に生贄を出すために現在の危険な形になったとも言われる。
死んだモノはそのまま山に捧げられる。
(諏訪大社には本殿が無く、山そのものが御神体)
山に生贄を捧げる7年に一度の大祭、御柱祭!
インカ帝国の末裔にゃ負けられない!
9. coky
※9になら掘られてもいい。
10. かんたむ
>9
きのう長野から帰って来たばかりだが、ポスター見るまで忘れてた。そう、今年は御柱祭なのだった!
でもそこまでの詳細は知らなかったわ。>9GJ。
11. あーす
個人的には解説文と画像は是非載っけてほしいです
要点おさえて手短にみれますので
12. 護摩可視タワー
ぼりびあ〜ん。もういや・・
13.
>14
バカ乙
彼女使って1人でやってろ
14.
>15
彼女なんて居るわけないだろ…
察してやれよ可愛そうだろ
15. LIV
意外と祖前はインカ人じゃなかったりして。
16.
ボリビアには海がないのに海軍がある
演習場所は主にチチカカ湖
悲しいのぅ
17.
↑ハンガリーもな。
ちなみにこっちは確かドナウ川で演習する