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火葬などを管轄する担当部局の幹部はAFPに対し、火葬場から排出される排熱を再利用して電力に変える技術に、これまでに770万台湾ドル(約2100万円)を投じていることを明らかにした。作り出された電力は、火葬場の2階にある、遺族のための休憩室に設置するエアコン設備に利用する計画だという。
方で、この計画について、一部では遺族の感情を逆なでするのではとの懸念も高まっている。台湾の中央通信社(Central News Agency)は、「階下で火葬されている親族の遺体によって作り出された電力で動くエアコンにあたるなんて、気持ち悪い」とする台北市議会議員の声を伝えている。
台北郊外にある火葬場側は、計画を中止するつもりはないとしながらも、電力を照明など別の使い道に変更することを検討しているという。市当局者も「われわれは、排熱を再利用することで大気汚染を減らし、環境を守っていく。もちろん、遺族の感情にも配慮するつもりだ」と強調している。
逆に故人のぬくもりに包まれて、いろんな霊的物体に取りつかれながら、在りし日の面影を体全体に焼き付けるとかいう側面もあるかもしれないね。
関連動画:台湾の火葬場
コメント
1. G
エコかもしんないけど、とてもそんな気分にならない。
2. ニック
反対する遺族が環境問題に無関心すぎるのでは?
3. 猫目
エアコンから変な声が聞こえそうです。
4. あなたの知らない世界
怪談のネタになりそう
5. gon
さいごのパルモさんのコメントがおもしろい
おっしゃるとおり,ポジティブに捉える人だっているかもしれないもんね
6.
結構すばらしい事だと思うんだけどな
俺が燃えた熱でみんな暖か涼しいって事だろ?
わざわざ集まってもらった人たちへの最後のお返しじゃんか
7.
なんでも合理的にすればいいというものじゃない。
はい、一般的なコメントでしたw。
ただ焼かれてる時間を待つより、その温もりを感じることができる火葬場としてはビジネス的にアリかと思います。誰かやったら成功するよ。