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ハイチの民間信仰、ブードゥー教のカーニバル

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(著)

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photo by iStock
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 ブードゥー教は、1972年にカリブ海の島国ハイチが発祥となり、その後アフリカの奴隷によってアメリカに運ばれた民間信仰の一種。

 これといった教義や教典これといったがあるわけでなく、自然界に影響を及ぼすと信じられている数多い精霊との交流をもつことで、いろんな問題を解決し、社会生活を理想的なものに近づけようという精霊信仰(自然信仰)のようなもの。

Haitian Voodoo | National Geographic

 その儀式は精霊たちにささげる動物の生贄(いけにえ)を用意し、精霊たちを降臨させるために太鼓を叩いてダンスを踊り、歌を歌う。日本のアニミズムによく似たところがあるんだけれども、問題なのは「呪い」の儀式があること。黒魔術(ペドロ)と呼ばれるヴードゥー魔術は、人間に呪いをかけることができると言われているんだ。

【Haiti vodou】

 ブードゥーの儀式(カーニバル)では、悪霊を憑依させた、頭巾をかぶった人々が狂ったように踊りまわる。すると、死んだ祖先たちが生き返って一緒に歩きまわるのだそうだ。

 また、ブードゥー教は、ゾンビ伝説の元となった信仰で、ブードゥーの呪術師が黒魔術でつくることができると言われているんだ。

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この記事へのコメント 7件

コメントを書く

  1. プレデター2の最初シーンってvoodooだよね??
    1ゲトー

    • -2
  2. ラエリアンムーブメントより1年前に出来たとは、意味深ですね…

    • +1
  3. 脳に障害を負わせて言いなりにする粉とかって本当に作れるのかなぁ

    • 評価

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