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有毒物質に対応できる体に進化した、海底火山付近に住む新種のエビ

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(著)

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 一般的に海水はわずかにアルカリ性なのだけれど、海底火山近くになると噴出す火山ガスにより強い酸性になるという。

 それだけでなく海底火山が作り出すブラックスモーカーと呼ばれるものからは、大量の熱水が噴き出していて、この中には、金属イオン等とともに、大量の硫化水素が発生している。

 そんな劣悪な環境の中で、有毒物質である硫化水素を栄養源として、太陽に依存することなく生きている生物集団がいる。

Creatures living on violent undersea volcano give climate change survival clue

 グアム・マリアナの海底火山「NW Rota-1 」付近には、エビ、カニ、カサガイとフジツボなどが生息している。これらの生物は主に、海底火山から吹き出してくる各種のミネラルを栄養にして生きているという。

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 海底火山には、硫化水素(H2S)をエサとするバクテリアが住んでいるが、このバクテリアを餌とするエビは、爪の形がバクテリアを捕りやすいように細かい糸状のフィラメントで覆われ、より大きく進化したそうだ。

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 ほとんど生物はいないものと思われてきた深海の中の、熱水や硫化水素といった猛毒の物質が噴き出す海底火山にも、実に多様な生き物の世界が作られているという事実はまさに驚きとも言うべきで、海底火山に住む生物を調査することは、生物の進化を知る上で重要な手かがりとなるであろうと科学者たちは期待しているのだそうだ。

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今の地球の自然環境は、もともとは彼ら微生物が自分たちが住みやすいように作り変えた姿なのかもしれないね。だとしたら小さき生物たちこそ地球の未来をぎゅっと握っているのかもね。

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この記事へのコメント 17件

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  1. アクアリウムが趣味でエビを飼育している身としては興味津々。

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  2. 元々硫化水素は地球に誕生した生命の主要な餌で、酸素はシアノバクテリアなどが排出した汚物でしかなく、致死性の猛毒だった。
    それを逆転させたのが酸素をエネルギーに換える唯一の生命、ミトコンドリア。

    • +4
  3. ミトコンドリアが生命ってw細胞の一組織に過ぎんでしょ?

    • -9
  4. 細胞は、後から出来た融合共生生命体だね。

    • +1
  5. こういうの見ると何かの要因があれば人間の手も翼になったりするのか
    とか思えてくる

    • 評価
  6. 馬鹿発見。元々別の生物だったのが共生→融合したものなのにな。
     ↓
    >ミトコンドリアが生命ってw細胞の一組織に過ぎんでしょ?

    • -1
  7. こういうところに住んでいる生物にとって
    通常環境は死の環境と化す。
    37℃の海水に入れた途端に全員死亡。死因は凍死・・・

    • 評価
  8. 敵はおらず餌は食い放題。このエビにとってはパラダイスだね。

    • 評価
  9. こういうの見るととりあえず水があれば生命は発生するのだなと思う。
    生き物は物質のかけらみたいな。
    アンモニアの中でも太陽がなくてもある条件で生命は発生しそう。

    • 評価

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