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仕事中に音楽を聴く派?聴かない派?音楽と作業効率の関係性(米研究)

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(著) (編集)

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annekroiss/pixabay
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 あなたは音楽を聴きながら仕事をするとはかどるタイプ?それとも音楽の無い静かな環境の方がはかどるタイプ?音楽があった方がはかどるいう人はどんな音楽を聴いているのだろう?音楽と作業効率はどのような関係性があるのだろう?

 『American Psychological Association 』に掲載された新たな研究によると、作業中のBGM効果は人によって個人差があり、また、仕事の内容や音楽のチョイスにも関係しているという。

様々な音楽を聴きながら難易度の違う作業をしてもらう実験

 これまでも、作業中に音楽を聴くことによる、リスナーの気分や作業効率への影響を調べた研究はあったが、それらの実験は、特定の作業に焦点を当てたものだったが、今回は様々な作業を複数の音楽で実行してもらうという実験を行った。

 被験者には、BGMを聴くグループと聴かないグループに分かれてもらい、単純作業と複雑な作業をこなしてもらった。

 BGMは大きな音の音楽、柔らかい音の音楽、または複雑な楽器音とそうでないものなど、複数の音楽が用意された。

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sweetlouise/pixabay

複雑な音楽は、単純作業なら有効だが複雑な作業だと効率が下がる

 単純な音楽は、シンプルな楽器が演奏されるため、メロディーはあまり頻繁に変化せず、テンポも遅くなる場合が多い。一方、複雑な音楽には多種多様の楽器が含まれることから、頻繁にメロディーも変化する傾向にあり、テンポも速くなりがちだ。

 その結果、シンプルな音楽を聴いた者もBGMを全く聴いていない者は、単純作業ではほぼ同じパフォーマンス力を示した。複雑な音楽を聴いた者は、単純作業では最高のパフォーマンス力を発揮し

 しかし、複雑な音楽を聴いた者は、音楽を聴かなかった被験者と比較すると、音の複雑さや音量に関係なく、複雑な作業実行した時にはパフォーマンス力が低下したことが判明した。

 つまりこの結果は、人は音楽と仕事の両方を引き出すことができる限られた精神的能力を持っていることを示していると研究者は述べている。

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Free-Photos/pixabay

複雑な仕事はBGMが邪魔になることも

 音楽は、作業の単調さに変化をつけ、気分を上げるための活力としてなら有効となることがわかった。

 というのも、単純作業の場合は必要とされる精神的能力が少なくなることから、逆に退屈さを感じてしまう可能性があり、BGMはちょうどその退屈さを埋めるのに最適というわけだ。

 一方、困難な作業には多くの精神的能力や頭脳力を必要とするため、BGMを聴きながら仕事をすると集中力が低下することもある。

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kaboompics/pixabay

音楽で作業効率が上がるかどうかはその人の性格にも関係する

 今回の調査結果では、音楽で作業効率があがるかどうかは、個人の性格の違いにも関係していることが示唆されている。

 実験では、外部刺激に対する被験者らの反応も調査したが、一部の人は景色や音など周囲で起こっていることで気が散ってしまう傾向があることが判明した。

 つまり音楽は、外部刺激に敏感な人から、より多くの精神的能力を吸い込んでしまう可能性があるということだ。

 このタイプの人は、仕事中に音楽を聴く時、より繊細なバランスを取る必要があるようだ。なぜなら、単純作業でさえも音楽を聴くことで作業効率が低下してしまう可能性もあるのだ。

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FirmBee/pixabay

 まとめとると、比較的シンプルで反復的な単純作業に取り組む時は、シンプルな音楽が役立つ場合が多いということだ。ただし、十分な注意や集中力を必要とするタスクを実行する時には、音楽がそれを妨害する可能性もある。

 また、外部刺激に敏感な人は単純作業であっても気が散ってしまうので効率が上がらないかもしれない。

 とは言え、聴く音楽の種類によってはピタリと作業の種類に合致し、最適なパフォーマンス力が発揮される場合もある。

 いずれにせよ、音楽を聴きながらの仕事の効果は性格によっても左右されるため、グループで仕事をする場合は他人の精神的能力を妨害しないよう、ヘッドフォンやイヤホンを着用すること好ましいだろう。

References:theconversation.comなど / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 53件

コメントを書く

  1. 聴きたいが、日本では一般的に殆どのオフィスでそれは許されないこと。
    これが現実でしょう。

    • -7
    1. ※1
      みんながみんなオフィスで働いるわけじゃないよ

      • -1
    2. ※1
      オフィス勤めだけど仕事に支障がなければきいてもOKなところもあるよ

      自分は作業によって聞くかどうかわけるかな
      どうしても集中したい且つ、そこまで脳をフル稼働させなくてもいい作業なら聞く

      • +1
    3. ※1
      よく主婦が、ひたすら何部屋も掃除機をかけて回ったり、家族分の洗濯物を畳んだり、毎日の料理をこなしたりしている場面で、自然と鼻歌が出てくるようなのは、この実験の「決まった単純作業を反復する場合」に当てはまると思う。

      あと、退屈な単調さを紛らわすためって点では、「車の運転」という作業も、この場合でいう一種の業務と見なしていいんじゃないだろうか。

      • 評価
    4. ※1
      機械化が進んだ現代では少なくなったけど、
      船頭歌、炭坑夫の歌、ヨイトマケみたいな土方の歌、
      『滄浪の水清まば』やソーラン節みたいな漁師歌、
      ヘイヘイホーな樵夫歌、英語の原詞では
      果てしない労働をぼやいてる『線路は続くよどこまでも』、
      五木や竹田など恨み節込みの守り娘唄etc.の職業歌の類は、
      大体どれもうんざりするようなルーチン・ワークの中で
      気力を奮い起こす助けとして生まれたものが多い気がする。
      (ソーラン節やヨイトマケは、皆で動きを合わせる為の
      合図の掛け声という要素も大きいけど。)

      • +3
  2. 重要な事が実験項目に入ってない
    周りにうるさい雑音がある時と、それをシャットアウトするために音楽を聞いている時の差。
    周りがうるさい場合(関係ない人の話や工事騒音等)、音楽聞きながら作業すると効率が上がると思うのだが

    • +13
    1. ※2
      それは条件がちょっと煩雑すぎて、実験には向かない。

      その場合は恐らく、もはや集中を必要としない聴きなれた音楽を、周囲の音をシャットアウトするために流しているので、音のない条件を疑似的に作り出しているのと同じではなかろうか。

      ということで、あなたの疑問を解消するためには『流れてる音楽に注意が向いてないとどうなるか』というまた別種の実験が必要となるかと。

      • 評価
    2. >>2
      まさにそれ。外界の雑音をシャットアウトする役割で、イヤホンで音楽聞きながら作業してるわ。
      集中すると聞こえなくなり、好きな曲で我に返り休憩、みたいな。

      • +2
  3. 音楽聞きながらチャリに乗ってる
    デジタルつんぼはマジで法規制してほしい。
    フードかぶって横の視界も遮って
    片手にスマホのトリプル役満マジでアカン。

    • +22
  4. 以前スーパーに勤めていたので、BGMが流れているのが当たり前だった。
    今でも開店前に必ず流れていたイージーリスニングを聴くと懐かしい気持ちになります。
    元々学生時代は音楽聴きながら宿題したりしていたので、今でも音楽流してる方が家事がはかどるけど、好きな曲じゃないとイライラしてしまいます。

    • +7
  5. 個人的には仕事中だろうと自宅だろうと外出中だろうと音楽かかってないとストレス溜まるから聞ける環境では絶対に聞いてる
    例外は彼女や友人みたいに心安い相手と一緒にいる時くらい
    なんでそういう精神性になったかはだいぶ心当たりがあるけど…

    • +7
    1. >>5
      私もこれだ
      他人に容姿で指差されることや、さして遅くもないのに駅で舌打ちされることが多くて、音楽聞かないと平穏に生きていけない

      • 評価
    2. >>5
      自分も常にネガティブなことを考えずにいられないクセがあるから仕事プライベート関わらず常に聴いてる

      • +7
  6. まあ、集中したら余程の大音量でなけりゃ聞こえなくなるわな。
    (電話音と自分の名前は別)

    • +10
  7. 思考を働かせたい時は聴かないか、ボーカル無しのインストゥルメンタル等で、単純作業中はボーカル有りの音楽やラジオなんか聴くな。

    • +11
  8. 半端な集中力でもこなせる作業なら問題ないが、それなりに頭使う仕事は音楽かけてても聞いて無いから無駄になるからかけないな
    集中力を増す助けには成ってないのは慥か

    • 評価
  9. 聞きたくもない下劣なラジオ流されるのマジ勘弁

    • +13
  10. 若い頃は移動しても何しても聞いてたなぁ。
    勿論作業時にも、職場に音楽・ラジオはなかった。
    幾星霜、人生も折り返しを過ぎて今は移動中に音楽を聴く事は無い。
    でも家での作業中に好きな音楽をシャッフルで聴くのは固定されたかな。
    膨大にある楽曲をシャッフルで聴くなんてのは現代的だなぁ

    • +1
  11. 仕事でも音楽聴ける職場です。ヘッドホンでガッツリ聴いてる人もいるけど、そういう人はやっぱり黙々と作業系パソコンワークの仕事ですね。あまり周りと関わらずできる仕事内容。
    自分は聴かない派。仕事に集中すればどうせ聞こえないし、ちょくちょく同僚とやり取りするので。

    • +2
  12. 最初は音楽流してても集中すると結局聞いてない

    • +10
  13. 司馬先生は外科手術でレゲエ流しながらオペしてたぞw

    • 評価
  14. 何というか、「そりゃそうだろう」って程度の研究結果だなぁ。
    あと、今回の記事は誤字脱字が多過ぎる。

    • +3
  15. 昔居た職場で一日中ラジオのFMヨコハマがついてた、あれはストレスだった。
    ガテン系ならいいかもだけどデスクワークで流すなよ。

    • +7
  16. 仕事内容によるんじゃない?
    コールセンターに、務めていた時は音楽は相手の言葉を聞き取り辛くなるから、と禁止されていたし、デザイン事務所に務めていた頃は、部屋に、音楽が流れていて、趣味が合わない人は、イヤフォンで自分の好きな音楽を聞いていた。夜間対応のバイトをしていた時は、音楽を聞く趣味も無かったので、ラジオのトーク部分だけを、集めた配信番組をネット経由で再生していた

    • 評価
  17. モノによるとは思うけど、
    クリスマスソングやお正月ソング、お店独自の社歌(ドン・キホーテや地域色の強いスーパー)とか、延々と同じBGM流してるところって、従業員のストレスと作業効率って凄い落ちてると思う。
    常にそういうのが鳴り響いてる環境にいるから、その音楽がなかった状態と比較しようがないだけであって。
    客である自分でさえ、ドンキのテーマや山下哲郎のクリスマスの歌にウンザリしてるんだから、店員ならなおさらだろう…。

    チョット違うが、自分は働いてた場所のすぐ隣がアミューズメントコーナーで、ポケモントレッタと太鼓の達人ってゲーム筐体から流れるテーマや音楽がうるさ過ぎてトレッタと太鼓の達人が嫌いになった。

    • +11
    1. 音楽聴くのは好きだけど、仕事してる時は無音が良い派。
      しかし、会社で音楽かけるオバちゃんとオッサンがいて困る。
      2人とも、自分の趣味全開の曲をかなりの音量で、しかもローテーション流しており、
      全然興味ない音楽を延々聞かされる我々はウンザリしてる。

      ※22の方が言ってるように、モノによるのかもしれんが、
      同じ音楽をシツコク聞かされるのは確実にストレス+効率落ちると思う。
      オマケに、好きでも嫌いでもなかった曲が大嫌いになるという
      マイナス効果まで付属して…

      • +2
    2. ※22
      以前商業施設で働いてた時、始めの数日は同じ曲のループで気が狂うかと思ったw
      でも不思議なもので、しばらく経つと耳に入ってこなくなるんだよ
      よほどの大音量とかでなければ脳がシャットアウトしてくれる場合もあるみたいだ

      • +3
  18. 気楽にネットしたり小説読むときは音楽聞く
    集中しないといけないときはホワイトノイズのアプリ聞きながら作業してる

    • +2
  19. やりたくない仕事を始めるときに、まず音楽かけて、集中してくると音が邪魔になってくるから消してる
    もっとやりたくない仕事の時は、観たことないコントかオーディオブックで始める

    • +1
  20. 学生時代にデータ入力のバイトしたけど、音楽のない環境で、周りは企画とかでしゃべってたりするのがすごく苦痛だった。自分が聞きたい音を聞くか、静かな環境のどっちかじゃないと単純作業、しかも全然興味のないジャンルを扱うのは凄く苦痛よね。その前のバイトがクラシックの流れる職場で営業事務的な仕事だったからそこは快適だったから余計につらかった記憶。

    • +2
  21. 職場で隣の席の人がラジオ流しててうるさい。 
    先輩なので文句も言いづらい・・

    • +2
  22. 配達の仕事してるけど、ラジオでも音楽でも、音がないと時間指定の重圧で精神やられるよ

    • +2
  23. 形成外科で神経の手術したとき、入眠剤が切れて手術途中で目が覚めてしまったことがあり、そのときに手術担当の女医さんが大音量でジャニーズの曲流していて、吹き出してしまったことがある(笑)

    • +5
  24. グールドのバッハ演奏を流しておくと、3分で目の前の複雑な考え事(仕事)に没入できる。
    そのグールド本人は家政婦の掛ける掃除機の音とテレビの音が重なっているときに思考が外界から完全に切り離されて譜面読みが捗ったとか。
    面白いもんだね。

    • +3
    1. >>30
      バッハは単純な作業でも、複雑な作業でも向いてる気はする
      複雑な作業中はポリフォニーに意識が向かなくなる

      • 評価
  25. 仕事中に音楽を“演奏”する派です。

    ミュージシャン?違います、デスクワークです。
    BGMは流さず無音の部屋で、机をトコトントコトン叩いたり
    足で床を踏んでリズムとったり、上半身ほぼ踊ってたりします。
    仕事は創作系、こうしないとなんか進まない。
    いつも一人ですけど、たまに関係者が傍にいると
    静かに良い子で作業するので、爆発しそうになります。
    これは、ある種の病気なんでしょうかね?

    • -1
  26. 最初の内は好きな音楽を営業車でかけてたけど
    休日にそれらの曲聞いたら胃がキリキリするようになってきたので
    仕事中は全然好きじゃないチャンネルに合わせることにした

    • +3
    1. ※33
      わかる。会社からの着信は、取りたくないので、せめて気分だけでもアゲようと好きな曲を着信音にしたら、その曲が嫌いになった。

      今でも音楽聴いてて、ランダム再生でそれが流れてくるビクッ!ってなるわ。

      無音か音楽派かは人によりけりで、どっちが良いとかではないと思う。

      • 評価
  27. 結局、大まかな傾向はありつつも『人による』なんか

    • +1
  28. 慣れた作業や単純作業時は音楽があった方が集中できる
    取引先にメール作ってる時など文章を考える時は音楽があると集中できない

    • +2
  29. 画像編集の時は、聞いていた方が捗る。
    まぁ、ヘッドホンやイヤホンしてれば同僚に話掛けられないから集中もできるw

    • 評価
  30. ※可能かどうかは直属の上司によります

    • 評価
  31. 聴きながら仕事はできないな、別に音楽が流れてても構わないけど耳に入らない、聴こえない(聴力は普通です)
    昔務めてた事務所はラジオを流してたけど聴けてないから、同僚に雑談でラジオの話題を振られても何のことやら
    仕事どころか何かしながら同時に音楽を聴く能力がとぼしいようで、だから音楽はほぼ聴かない

    • 評価
  32. カスラックやNHKが五月蝿いから仕事場では無音楽だけど歌いながら仕事することあるな一人で。
    小さな仕出し屋

    • 評価
  33. 歌詞ついてないなら聞くよ
    歌詞なしだと効率上がるけど、あるとそっちの認識にリソースが食われて効率が下がる

    • +1
  34. 自分は常に頭の中で脳内BGMが流れてるから、わざわざ聞いたりはしないなあ。

    • 評価
  35. 仕事中に聴いてもいいけどイヤホンとヘッドホンはするなよ。まれに装備する奴いるからそいつに用事があるときいちいち肩叩いたり、身振りしなきゃいけないからクソ面倒くさい。というわけで仕事に支障ありです。

    • 評価
  36. 聞いてない、だが聞いている。
    頭の中で鳴る「平沢進」を延々と口ずさんでいるから
    頭の中で聞いていると言えなくもないし、外的要因からは聞いてないとも言える

    • +1
  37. わしは基本的に一つの事にしか集中できないから、仕事中とか集中力が必要な時に音楽聞くとか出来ないけど、なんか出来る人がうやらましい

    • 評価
  38. よくマンガを描くんだけどプロットやネーム等の考える方にシフトしてる時はインストとかひたすら首都高を走る車載動画とかにしてる
    歌詞有りだと他人の言葉が頭に流れ込んできて集中できなくなる
    ペン入れまで行ったらガンガン歌詞有りの曲流すんだけどね

    • +1
    1. ※53
      歌詞がある音楽と無い音楽の違いは何だろうと思うコメントである。
      ヒトツ思ったのは、歌詞がある音楽は、歌詞があるぶん具体的な表現をしているだろうから、その歌詞が表現しようとしている感覚に合うか合わないか好みが分れるかなと思った。歌詞が無い代表として、クラッシック音楽とか特に好きでもないけどなんか印象に残ってたりする

      • 評価

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