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米軍が新型の陸軍分隊マークスマンライフル(SDM-R)を公開(アメリカ)

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asc.army
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 アメリカ陸軍が新型の陸軍分隊マークスマンライフル(SDM-R)を公開した。

 精悍かつ緻密なデザインが印象的で、どんな悪漢といえど、一目見れば脳裏に焼き付いて離れないことだろう。目で見られる距離まで接近できれば、の話だ。

 SDM-Rは、スナイパーライフルとして遠方から敵を狙い撃つことを前提としながらも、状況に応じてアサルトライフルとして使用されることも考慮して設計された銃のことだ。長い有効射程を実現しながらも、同時に取り回しの良さも求められる。

長距離から敵を殲滅

 アメリカ陸軍新型SDM-Rの名は「M110分隊マークスマン・ライフル(M110 Squad Designated Marksman Rifle)」。

 ヘッケラー&コッホ社製で、標準的な5.56mm弾ではなく、7.62mm弾を採用。これによって殺傷性や貫通力が強化されている。

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sigsauer

 威力だけでなく、7.62mm弾には重いゆえに長距離の弾道が予測しやすいというメリットもあるという。

 これに加えて、上部にはシグ・ザウエル(Sig Sauer)製の可変6倍率光学スコープがマウントされているために、他の標準的な兵器では捕捉できない距離のターゲットでも狙い撃てる。

 射程距離は800メートルを誇り、敵の接近を許すことなく、遠方から殲滅することができるだろう。

 設計のベースとなったのはAR-15であるため、アメリカ陸海空軍の主力小銃として採用されているM4カービンに慣れた兵士ならばすぐに馴染むことができるのも優れた点だ。

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ドローンの支援で戦場を制圧

 M110を公開したアメリカ陸軍は、兵器の改善強化に余念がない。

 たとえば、小型無人ドローン「ブラックホーネット」は、兵士を危険にさらすことなく、空中から戦場を偵察することができる世界最小の諜報・偵察プラットフォームだ。

 全長10センチと小型で、ベルトに留めて運べるほどに軽量。兵士は必要なときに空中へ飛ばして、その支援を受けることができる。M110と併せて運用すれば、敵に気付かれることなく一方的に戦場を制圧できることだろう。

 また米海軍ではモジュラー式手榴弾を開発中だ。これは手榴弾を合体させて破壊力をアップできるという柔軟性が特徴の手榴弾である。

References:Precision Weapons – USAASC / sigsauer/ written by hiroching / edited by parumo

追記:(2019/11/14)本文を一部訂正して再送します。

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この記事へのコメント 44件

コメントを書く

  1. 軍事ネタとかやるんだココ

    コレHK416がベースか

    • +2
    1. >>1
      おいおい
      先月も塹壕ネタの記事やってたのに…

      • +1
    2. ※1
      ベースはG28みたいだな。
       
      ※20
      どれくらいの距離から何を狙うかで弾丸は決まる。
      とりあえず50口径持たせとけってのは映画の中だけの話。

      • +3
  2. スコープの名前がsig sauerみたいになってるけど
    sig sauer社製のが載ってるって話やね

    • +2
  3. 2006年に採用されたM110はアメリカの
    ナイツアーマメント社製。
    2016年に採用されたM110Aはドイツの
    ヘッケーラアンドコッホ社製。
    見た目はそっくりだけど、作ってる会社が
    違うのでややこしいw

    M110はM16ベースだったので7.62mm弾を
    ぶっ放すには耐久力不足だったとか。
    M110AはHK417の発展型で、見た目はM16の
    そっくりさんだけど中身はべつもの。

    • +6
    1. ttps://www.stripes.com/news/new-squad-marksman-rifles-expected-to-be-in-army-hands-early-next-year-1.590378
      と似た時期の海外記事を元にされているのかなと思うのですが

      ※3が指摘されているようにM110AはM110(最後にAがつかない)とは別物なのでありましょう。この違いはウィキペディア日本語版の
      ttps://ja.wikipedia.org/wiki/M110狙撃銃#M110A
      をお読みください

      なので元記事補完で記事に組み込んだとおぼしき
      References:Precision Weapons – USAASCとそこの写真(トップ画像)とそれを基にした説明がまずいこと(マークスマンライフルの説明にスナイパーライフルの説明とトップ画を使用してしまうなど)になっているのでは…

      • +2
    2. ※3
      >M110AはHK417の発展型で、見た目はM16の
      >そっくりさんだけど中身はべつもの。

      そんなに別ものではない
      AR15>M16>M4>M416>M417>M110A
      という流れなので
      材質や運用思想の変化などでちょっとづつ改良されてきたけど、基本設計はAR10から変わっていない

      • +1
        1. ※30
          「発射機構が違う」、そう言えば ※25 で言う
          ~ AR15>M16>M4>M416>M417>M110A
          を引用して、私なりに書き加えると、
          「AR15>M16>M4」は、機関部に直接ガスを流し戻して自動装填させているが、
          「M416>M417>M110A」は、機関部に金属ロッド(ピストンとも表現)を介して自動装填させていて
          それなりに機構が違うとも言えるのか。

          M16ベース、所謂AR15クローン群は、大体同じじゃんと纏めたい気持ちと、差異に拘り堪能したい銃ヲタの沼な要素ある、複雑怪奇な様相で、オススメだw。隣の沼のAK沼は更に深淵だそうな……

          • +1
    3. >>3
      レシーバーの刻印とセレクターを見た感じだとセミオート限定みたいだし、MR762(HK417の民間向けモデル)の発展型じゃないのか?

      • 評価
    4. >>3
      M4(口径5.56mm)の改良型がHK416(旧HKM4、口径5.56mm)で、その発展型がHK417(口径7.62mm)。
      HK417の米軍正式採用仕様がM110A1(口径7.62mm)。

      • +1
    1. ※4 ※31
      カラパイヤさんトコの記事は、偶にちょくちょく直接的関係無きキャッチー画像を記事トップ画像に据えるんで、
      今回も「男の子ってこうゆうの好きなんでしょ?」てノリで、12.7㎜大口径長銃身ライフルが掲載されたと思い、スルーしてたよ。
      今迄見て来た他記事のキャッチー画像の傾向を踏まえ、チョイスのセンス好きなもんでw。
      一方で、記事の内容との違和感に覚えるのなら、声を上げるのも大事ですよね。

      • +1
  4. 結構専門的ネタやって驚いた
    AR15ベースか

    • 評価
    1. >>7
      小銃も狙撃銃も、収斂進化しきって行き着くところに行き着いた感もあるね。
      重機関銃にしても(結構訓練や調整は要るけれど)信頼性第一のM-2が君臨してるし、薬莢入りの火薬で弾丸を撃ち出す平気には、今後画期的な変化は無いのかも知れない。

      • +1
      1. ※24
        きっと未来はガウスライフルが主流・・・って、アレは複雑すぎるからダメか。
        ケースレス弾やロケット弾も問題がありすぎてあっという間に廃れたし

        • 評価
      2. 戦史ネタは多いけどリアルタイムのミリタリーニュースは珍しいかも。
        どうしたカラパイア?

        ※24
        基礎的技術は出揃ってる感あるね。

        ただ、プラや金属の加工、電子機器、設計技術、それに3Dプリンタが進歩してるから、発達の余地がないわけではない気もする。
        パワーアシストと連動した射撃統制装置とか、小さいセンサーを埋め込んだ誘導型の弾丸とかは研究されてるって聞いたことあるし、懐かしのケースレスアモやジャイロピストルが復活する可能性もないではない。

        需要次第では、今後も新しいやつが出来るかも知れないよ。

        • 評価
  5. こういうものが不要となる世の中が来るように切に願う

    • -4
    1. >>8
      おそらく可能なんだろうがそれがどんな世界か細かく想像する事が人間は大変苦手であるように見える。

      • +1
  6. ターゲットを確実に・・・というのが兵器の最終目的ではあるけど、戦闘機しかり兵器のデザインって研ぎ澄まされたかっこよさがあるよね。

    • +1
  7. 「俺に向かって敬礼するな、狙撃兵に将校と分かって狙われる」

    • +4
    1. ※10
      サー、イエッサー !
      決して敬礼しません、サー ! !

      • +4
  8. とあるドンパチゲーで見た「狙撃銃とアサルトライフル両方の特性を有する」銃が出回ることはあるのだろうか?

    • 評価
  9. >>上部には可変6倍率光学スコープ「シグ・ザウエル(Sig Sauer)」

    シグ (SIG) とは、スイスの企業シグホールディング (SIG Holding) とその傘下企業グループのこと。
    記事中に記載のSIG Sauerは、アメリカ法人の名前であり、ブランド名

    スコープのことをいうのであれば、SigSauer製可変6倍率光学スコープという表現になるのではないかと思います。

    車を例に出すと、記事の書き方だと、カローラ車の「トヨタ」と言っているような感じで違和感があります。

    • -2
  10. M110なら前から…と思ったらナイツじゃなくて、H&K製なのか。ややこしい。

    • 評価
  11. 小型ドローンがすごいわ
    ミニマップに敵が表示されるゲームみたいになるんだね…

    • +2
  12. マークスマンライフルとしては、世間体があるから7.62mm弾を使う。
    マテリアルライフル(12.7mm)で敵兵を狙うのが現代の戦場だけど。

    • 評価
  13. こうなるとAKってすごいね 未だにマイナーチェンジだけで基本設計は変わってないんだもんな

    • 評価
    1. >>21
      M1911とかM2重機関銃とかその辺も、100年くらい前から変わってないぜぃ

      • +4
    2. >>21
      それ言い出すとブローニングM2重機関銃なんか1921年から今までアメリカ軍制式だからもうすぐ100年になるよ

      • +2
  14. サムネがどう見てもバレットM82(M107)で
    おいおい対物ライフルをマークスマンライフルに使うのかよ?とびびった
    紛らわしいわwww

    • 評価
  15. でも、悟空が一発かめはめ波撃つと全部無くなるんだよ。
    むなしいよね。

    • -4
  16. 私も銃器や刀剣に兵器好きだから否定はしないけども、これらの知識は実生活で使う可能性は限りなくゼロ。仕事で求められるスキルは戦術視野に戦略視野に指揮能力。

    仮に仕事場の休憩中に読んでいて「珍しい物を読みますね?」と言われるものは兵器写真集ではなく、戦史や砂漠の狐や失われた勝利と言った名司令官の著書。

    大きい職場だと、敢えて自分は大人しい人間でないみたいなイメージを植えるため。「趣味は何か?」と聞かれた際に平然と「銃器や戦車が好きで」と画像を見せながらいい、仕事中は整然とやりつつ、反対派だが困っている同僚にも手をかし、きな臭い趣味を見せつつ、人情や義理も忘れない。

    そういう趣味を持っている方は、インパクトを与える意味で試してみるのも手。しかも周りから良く働くね~と言われてるならいい方向に。その逆の人は私は知りません。

    • -3
  17. モジュラー式手榴弾は調子乗って100個くらい繋げてへし折れる事故とか起きそう

    • 評価
  18. 単純に狙撃なら12.7mm一択じゃねーのと思ってたけど
    みんなのコメント読んで考えを改めたわ

    たしかに「目標に応じた弾丸」を使える銃を選択するわな
    別に常時オーバーキルできる対物ライフル使う必要ねえし

    • 評価
    1. ※41
      重さのことも忘れてはいけない。
      歩兵の役割が増えて装備はアレコレ増えてきたが、人間は人間のまま。
      長期の作戦になるともはや自分より重い荷物を担いで行動してる。
      だから装備品の軽量化が喫緊の課題になってる。
      そこに「ちょっと思いけど強いほうが安心だよね!」って15キロもある銃を渡したら、多分勝手に他の銃使い出すぞ。

      • 評価
  19. 最強のスナイパーライフルが欲しい。

    • 評価

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