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手の温度、声、アイコンタクトなど。科学が物語る、人があなたの性格を無意識に判断する7つのこと

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(著) (編集)

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Image by oatawa/iStock
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 第一印象は大切だ。人はあなたと知り合う前から、さまざまなことを手がかりにしてあなたという人物を判断している。むろん偏見はいただけないが、そうしてしまうのには理由がある。

 脳があなたに危険が迫らないよう、常日頃から目を光らせているせいだ。だって、なんだか不審なことをしている人物がいたら、やっぱり近寄らない方が無難だろう?

 また我々が社会的地位を生存の手段として利用しているという理由もある。

 群で暮らす動物がリーダーでもないのに偉そうに振る舞ったら、本当のリーダーから咎められる危険がある。その反対に、それほど地位が低いわけでもないのにあまりにも下手に出ると、餌にありつけない恐れがある。だから群の中で自分の地位を正しく把握しておくことはとても大切だ。

 そんなこんなで人間は他人を無意識のうちに判断してしまう。そして、それはたとえばこんな意外な手がかりを使ってなされているのだ。

1. 手の温度

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Image by Юрий Урбан from Pixabay

 2008年のアメリカ・イェール大学の研究によれば、ホットコーヒーを持っていた人は、アイスコーヒーを持っていた人に比べて、寛容で優しいと認識される傾向にあったという。

 だから初対面の人に自分のことを温かい人間であると思わせたいならば、握手をする前に手を温めておくといいだろう。

2. 名前

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Image by Artur/iStock

 これはもう親に文句を言うしかない。2018年のアメリカの研究によると、ファーストネームによって性格、年齢、能力といったことの印象が変わってしまうのだそうだ。

 アメリカの大学生500人を対象に一般的な名前を評価してもらったところ、女性の名前は有能さよりも温かさを連想させることがわかった。男性の名前はその反対だ。

 同様にドロレスやドナルドといった名前は、ダニエルやデボンに比べて年齢が上の人間を連想させる。アンナ、キャロライン、エリザベス、ジョン、マシューといった名前なら有能さと温かさだ。

 さて、日本のキラキラネームはどうだろうか?

3. アイコンタクト

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Image by clownbusiness/iStock

 2015年のフィンランドの研究では、目は口ほどにモノを言うことが本当であることを明らかにしている。目を合わせようとしない人は、心配症で自意識過剰な傾向にあるのだ。

 内向的だったりシャイだったりする人は、他人とじっと目を合わせていることが苦手で、これは特に初対面のときや緊張しているときに当てはまる。

 反対に外交的だったり自信があったりする人は、他人と目を合わせることを苦痛に思うことなく、相手の目を見たまま会話することができる。

 もっとも、人の目を見つめて話すという文化のない日本においては、あえてあまりジロジロ見ないように心がけている人もいるかもしれない。

4. 他人に対する態度

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Image by PeopleImages/iStock

 年齢・立場・地位・階級などが自分よりも低い人と接する際には気をつけたほうがいい。

 他人の扱い方や口の利き方から、その人物の自尊心の大きさや、他人への敬意や思いやりといったことを窺い知ることができるからだ。

 2010年のアメリカ、ウェイク・フォレスト大学の研究によれば、あなたが他人に下した判断からあなた自身が判断されているのだという。

 ネット上でも匿名で他人に対し辛辣な汚い言葉で批判する書き込みが見られるが、その言葉は直接本人に帰ってきて、その人自身の悪しき評価となる。

 他人を好意的に評価する人は、幸せで思いやりがあり、穏やかな人物と評価されていることだろう。

5. 顔の特徴

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Image by metamorworks/iStock

 過去の体験、環境、学んだことといったことは、他人の判断に影響する。そうした判断にはほとんど根拠がなく、バイアスがかかったものだが、それでも我々はそのように相手を判断しているのだ。

 2018年のアメリカ、ニューヨーク大学の研究では、我々が顔の特徴から相手の性格などを判断していることを明らかにしている。

 たとえば童顔だと愛想がよく、無害であるとみなされる傾向にある。正確な判断ではないが、そのように直感してしまうのだ。

6. 声

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Image by monkeybusinessimages/iStock

 2019年のスペイン、ポンペウファブラ大学の研究によると、声だけでも性格を決めつけられてしまうそうだ。

 その研究では、誰かが「こんにちは」と言った後で、その人の信頼感、優越性、能力といったことを評価してもらった。

 するとその人の言語にかかわりなく、特定の声質の持ち主は攻撃的に思われたり、自信にあふれているなどと評価される傾向にあった。また信頼感や温かさなども声から判断される傾向にあった。

7. 容姿

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Image by Med Ahabchane from Pixabay

 外見で判断してはいけないと言われるが、それでもしてしまうのが人間であるようだ。そして、そうした印象は案外信頼できるのかもしれない。

 2009年のアメリカ、テキサス大学オースティン校の研究では、まったく面識のない人の写真100枚を見せて、その人の人となりを判断してもらった。

 すると何の表情も浮かべていない写真を見せた場合でも、かなりの正しさでその人の性格(外交的、オープン、好ましい、孤独など)を言い当てることができた。

 さらに自然な表情(笑顔など)を浮かべてもらっている写真にいたっては、10種の性格のうち9つまで正確に言い当てることができたのだ。


 ということで、顔の特徴や名前、声質や容姿などは自分でどうこうできるものではないが、内面は外見に現れるともいわれている。

 他人に前向きな興味を持ち、寛容で思いやりのある態度で接することで、自分の第一印象も変わっていくのかもしれない。

written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 18件

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  1. 他はどうしようもなくとも声や話し方は訓練出来る、人と話して何が良いか悪いかを考え鍛えることは大事だと思うよ。
    声の通りが悪いのもいい印象にならないので発生とかも。

    • +5
    1. ※2
      いや、むしろ
      昔から聖書系の名前で変化が少ない欧米圏に比べて
      世代毎に命名の傾向推移が顕著な日本では、
      意識すらせず当たり前に手掛かりにしてるだけだと思うぞ。

      例えば、「○子」と付いていたら中年以上だろうな、とか。
      「キヨ」「タカ」みたいなカナ2文字なら
      相当な高齢のお婆ちゃんだろうな、とか。
      「昭二」「昭三」なんかだったら
      ドンピシャで生年が推測できたりとか。

      • +4
  2. 初対面でキラキラネームは憐憫の情は浮かぶよ。

    • +16
  3. 性格はかなり顔つきに表れると思う
    品性や攻撃性、卑しさ、または優しさや知性穏やかさ、顔立ちとは別の「顔つき」でおよそ判断できると思うわ
    一見フツーに見えるのに、内心でクレーマー警報がガンガン鳴る人もいる@当方販売員
    クレーマー警報は大体当たる

    • +14
    1. ※5
      文句言いがちな人はより真顔に近いね。表情筋が死んでる。普段笑ってないから。

      • -2
      1. ※10
        外でニコニコしてる人は家では真顔だったりするけどね

        • +3
      2. ※10
        悪かったな…誰か笑わせてくれよ…(クレーム)

        • +2
      3. ※10
        特に目の周りの筋肉が過度に緊張してる人が多い印象だな。

        いちおう個人的な仮説を述べておく。
        他者に攻撃的な人って、実は他者に対する恐怖心も強い(これはアメリカの受刑者を相手にした研究結果がある)。
        だから攻撃的な人は他人の表情に対して、通常の人よりも強く視線を向けるため、常に顔面、特に目のあたりの筋肉が過剰に緊張状態になっているのではないだろうか。

        • +1
    2. ※5
      接客やサービス業ってると、ヤバいヤツって何となく勘でわかるよな。
      眼つきがもう、なんかオカシイんだよね。妙な眼力がある。
      生まれつきの容姿じゃなくて、その人のおかれた環境が人相をキツくさせてるんだろうと思うけど。
      ヤバいヤツって「the 捕食者」って感じなんだよ。顔が攻撃的なんだよ。そういう表情ばかりしてるから表情筋がそういう形になってる。 
      チョット違うけど、テレビのコンテーターや、ユーチューバー、ベンチャー系の社長や心理学やビジネス系の本を沢山書いてる知識人の人達って結構このタイプの顔が多い。 

      • +3
  4. 以前、海外から帰国して何年かぶりに日本のTVバラエティと歌番組を見るという機会があって、出演者ほぼ全員が嘘つきに見えて不思議だったことがある。手を握った訳じゃ無いけど表情や話しぶりや視線など何故か全てに裏の意図が感じられて、そうでない数名の人との差がハッキリ分かって、とうとう中二病的な敵感知能力に目覚めたのかと戸惑った

    その晩、ラジオの毒舌講談師が「あの番組は整形大会だと思って見ている」と言ってて、妙に納得して笑ってしまった

    第一印象とかそれに近い状況では人の警戒レベルは本能的に上がるのかもしれない

    • +7
  5. 友人や知人からは『初対面で受ける第一印象と実際の性格が正反対』って言われるんだがどうなんだろう?

    • +7
  6. キラキラネームは第一印象ではやっぱ警戒してしまうな
    まぁ確実に問題なのは親だけで、本人は其々だけど
    名前と共に親を正しいと思って育つかどうかは本人次第だもんね

    • +7
  7. 人間を観るポイントは
    喋り方と思考と行動のこの三つだろ。 この3つは相互作用してる。

    馬鹿みたい喋り方ヤツって、やっぱ馬鹿みたいな思考してるし、やはり馬鹿みたいな行動をする。
    言葉使いが丁寧な人って、やっぱ考えてることもマトモだし、社会の秩序を乱すような行動はしない。

    どっかがズレてると、引っ張れて良くない方に転がっていくんだよ。本当は「思考」を変えるのが一番効果的なんだけど、実行するのが一番難しい。
    だからこの三つって簡単な「喋り方」から治していけば、ひとかどな人間に近づける。
    良く言うじゃん、「馬鹿とは付き合うな」って。なぜかって?馬鹿って砕けたスラングで使うだろ。あの喋り方がずっと一緒に居るとコッチにうつるんだよ、で思考と行動が汚染されていく。腐ったミカン方式で。

    マザーテレサも、なんかそんなこと言ってなかったっけ?言葉使いには一番気を付けろって。

    • -4
  8. 外国の名前のレパートリーってあんま多くないイメージだから古い名前新しい名前って良くわかんないけどあるもんなんだな。
    そういえば、銀英伝のキャラ名見るとドイツ人が失笑するって話思い出したわ。

    • +3
  9. 都市的で洗練された絵に描いたようなファッションをきめている人物は、サイコパスの傾向のあるヤバい奴だと思っているよ。それは明らかに他者に対する武装であり、いつでも攻撃するぞ、と身構えているようにしか見えないんだね。そして表情に冷酷さが漂っている、内面が表に出てしまっているんだね。

    • 評価
    1. ※18
      逆だ。一見すると何でもない人畜無害で無味乾燥な奴がサイコパスになるんだよ。

      外見から、ガッツリ自己主張してくるやつはただ単にメンタルがチキンなだけ。

      • -2
  10. 他人をがっかりさせたり激怒させたりするのなら得意だよ
    軽いモンさ~

    • +2

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