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安楽死処分寸前で2人のパイロットに救助され、アリゾナからアラバマまで飛んだ23匹の犬たち(アメリカ)

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(著) (編集)

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 州によって異なるが、アメリカの動物保護施設の多くは、預かるスペースがなくなると、犬たちを安楽死処分する以外になす術がないという悲しい現実を抱えている。

 今から2年ほど前のアラバマ州モービルにある保護施設でも、飼い主が見つからず施設が満員という理由から、23匹の犬たちが安楽死させられる予定になっていた。

 そのことを知ったアリゾナ州のある保護施設は、2人のパイロットに救助を依頼。彼らは、1500マイル(2414km)離れた距離を何度も往復して23匹全ての犬を安楽死のリスクから救い出した。

PUPPIES!!! Emergency Rescue from Alabama

望まれない犬たちのために一肌脱いだ2人のパイロット

 アリゾナ州メサにある動物保護施設「Follow Your Heart(フォロー・ユア・ハート)」のスタッフらが、アラバマ州モービルの保護施設にいる犬たちのことを知った時、なんとかして救ってやりたいと思った。

 モービルの保護施設では、スペースがない理由で多くの子犬を含む23匹の犬を安楽死させることになったのだ。

 Follow Your Heartスタッフは、アリゾナからアラバマまでの1500マイル(2414km)の距離を思い、いったいどのようにして23匹もの犬たちを救えばいいのか頭を悩ませた。そして、2人のパイロットに救助を願い出た。

 小型飛行機のプライベートパイロットをしているダン・ウィークスさんとペイトン・リンドブルームさんは、施設からの依頼を受け、救助に一肌脱ぐ決意をした。

アリゾナ州からアラバマ州まで何度も犬を乗せて往復

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 2017年11月1日、午前6時に小型飛行機に乗り込んだダンさんとペイトンさんは、アリゾナ州スコッツデールからアラバマ州モービルへ向かい、早速9匹の子犬を救助した。

 しかし、この救助活動はかなりの大変さを伴った。

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 小型の飛行機に全ての犬を積み込むことができないため、2人は数日がかりで何度も長距離の州を往復。それにかかる時間およびフライト費用は高く、6901.51ドル(約73万円)にも上った。

 ダンさんは、ペイトンさんやFollow Your Heart、そしてアラバマ州の救助団体「Third coast animal rescue」の助けを少し借りたが、そのほとんどの費用を自分のポケットマネーで支払った。

 狭い小型飛行機による長距離フライトは、犬たちにとってもかなりのストレスとなる。しかし何より、安楽死寸前だったところを2人のパイロットに救われた23匹の犬たちは無事にアリゾナ州へと到着し、元気な姿を見せた。

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23匹の犬の救助活動をきっかけに継続的な支援へ

 この救助活動はダンさんに大きな変化を起こした。以降、彼は継続的に犬たちの救助活動をすることを望み、自ら「Puppy Pilots」というYouTubeシリーズを作成して毎回の活動を記録。

 現在もアリゾナ州の非営利団体の協力を得て、ダンさんは小型飛行機で他の州にいる救助が必要な犬たちを同州へ運び入れている。

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 救助された犬たちは、ひとまず一時預かりの里親のもとへと連れて行かれ、その後カナダの永久的な飼い主のもとへ引き取られていくことになるそうだ。

 ダンさんは、「正しいことをしたと思っている。今後も犬の命を救うための支援を続けていきたい」と話している。

Puppy Pilots – Episode 1 (pilot episode)

References:Liftableなど / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 24件

コメントを書く

  1. こういう記事があるってことは
    安楽死情報が保護施設間で共有されていないってことだ

    なぜこういう情報を共有して、隣町の保護施設に移送できるようなシステムを作らないんだ?
    プログで一ケ月以内の殺処分予定表を掲載するだけなら今日からでもできるのに

    飛行機での移送なんて美談でもなんでも無い
    むしろシステムを作らない保護施設の怠慢だ

    • -15
    1. ※3
      そんなにいうなら君がやってあげれば良いじゃないか
      知識があるっぽい振りをしてこんなところ(と言ってはパルモに大変失礼だけど)に書き込むほどの暇を持て余してるのにやってあげないのは君の怠慢だよ

      • +11
    2. ※3
      で、君は今月いくら保護団体に寄付したの?
      貢献してるから文句を言っていいなんて事は一切ないけど、それだけ偉そうに文句たらたら書いてるくらいだからさぞかし多大な援助をしてるんでしょ?

      • +3
  2. なんかこの記事だけ見てもどうしてそうなったのかよくわからんな。
    アメリカには里親になり得る人間がおらんのか?
    凄い無駄な事してるようにしか見えない。

    • -7
  3. すばらしいね。無事に救助できて良かった。
    ポケットマネーを使い、しかもその後も活動を続けているなんてなかなかできることじゃない。
    一方でそうまでしてとも思ってしまうなぁ。
    自分の住んでいる地域の状況が良いから他に行く、ということかもしれないけれど。

    • -5
  4. 日本が10個くらい入る距離やんけ
    何往復なんて体力的にもきつかったろうに
    しかも出費も大きい
    パイロット二名の献身には敬意を払うけど
    ここまで個人に負荷がかかりすぎないで欲しいとも思う

    • +13
  5. こういう記事がよく出るが残念ながら1/100以下のケースなんだよな
    そして処分されたケースの方の記事が一切無い
    ほんわかした記事の裏でこのような無残な現実が繰り返されている

    • +2
  6. いい話なんだけど、そもそも捨てられる子がいなくなって欲しい。

    • +12
  7. 事故が無くて良かったよ
    小型機での長距離飛行の危険性は侮れない

    • +9
  8. アメリカ人て目立つ事した人をヒーロー扱いするけど、
    毎日毎日、収容犬、猫の引き出しやら愛護活動してる人のが立派だと思うんだけど。

    • +9
  9. 素晴らしい話だけど、
    もっと負担のない方法はなかったのだろうか
    もう少し近い施設にヘルプはできなかったのだろうか

    • +1
  10. 良い話にケチ付けるのは無粋だとは思うんだが、2500kmだったら普通に陸路で良いのでは?
    2日あれば行けそうな距離(グーグルマップだと23時間)だし、費用も1/3以下で済んだのではないかな

    • +1
    1. >>14
      まぁ夏で陸路は結構キツイぞ。犬の体力的に。

      • 評価
  11. 大丈夫、まだ泣いてない。でも泣きそうだ。
    ただ手をこまねいているだけなんて。
    ここにいて、何ができそう?

    • +1
  12. 日本でも、広く知られていないけど
    私財をなげうって、野良犬野良猫を保護してる人はいるんです。
    みんな、名誉もお金も関係なく、心から助けたくてやってる。
    私は、ほんのちょっぴり手伝ったりもするけど、皆さんの慈愛には到底かなわない。
    そのほとんどは、誰にも知られることなく行われてる。

    自分にできることは、我が家に迎えた犬を見捨てたりしないことぐらい。

    • +9
  13. 費用が何十万円かかった、といっても、それを屁とも思わないぐらいたぶんこの二人は裕福な人なんだと思う
    自前でセスナ?を用意できて自由に乗り回す時間もあって
    やりたいことに時間とお金を割けるってのはうらやましいことだよ
    貧乏な勤め人にはとても真似できることではないから、どうか続けられるだけ続けていってほしい

    • 評価
  14. サムネで右の抱っこされてるワンちゃんが外見てて可愛いね。

    • +2
  15. アラバマ州で貰い手探しはと思ったけど、
    経済的にも下位の州らしい。
    暫時的に助けても経済がこれだと今後どうなのかって思ってしまう。

    • +1
  16. このニュース、一部情報抜けてるし間違えてますよね。抜けている情報が
    ・この時アラバマ州は大型ハリケーン「ハービー」の被害にあい被災犬の収容でどこも限界を超えていた、という背景があった。
    ・この大規模な保護計画が全米で報道されると計画開始前に6匹引き取られ実際に運んだのは17匹。
    ・計画発案者のダン氏(1.の犬を抱えた向かって右側の方)はセスナ免許を取ったばかりでプロのパイロット(1.の向かって左の方)が協力を申し出てくれた。
    ・何回も運ばず往復一回で運んでいる。
    です。3番目はもし間違ってたらすみません。

    • 評価

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