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白血病の少年を救いたい。ドナーテストを受けるために雨の中並んだ人の数、およそ5000人(イギリス)

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31件のコメントを見る

(著) (編集)

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image credit:Sunny skyz
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 2月の末、冷たい雨が降る中イギリスのウースターにある小学校の前には老若男女問わず行列ができていた。いつまでも続くその行列にはもちろん訳がある。

 昨年末に急性リンパ性白血病だと診断された5歳のオスカー・サクセルビー・リー君のためである。人々はオスカー君の置かれている状況を知り、ドナーテストを受けるべく並んだのである。

わずか5歳で白血病の診断を受けたオスカー君

 去年の12月、オスカー君は急性リンパ性白血病という診断が下された。

 治療するためには、造血幹細胞の移植が必要だが、細胞の構造の複雑さ故、ドナーとのマッチングが非常に難しいということも発覚した。さらに医師からは「3か月以内にドナーを見つけないとオスカー君の命が危ない」という診断も下された。

 たった3か月でできるだけ多くの人にドナーテストを受けてもらうにはどうしたらいいのか。時間は刻一刻と過ぎていく。

 オスカー君の両親と支援者の人々は「オスカーのために手と手をつないで」という名のキャンペーンを開始し、ウースターの市民に口の中の綿棒でこするマッチングテストを受けてくれるように訴えかけた。

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image credit:Sunny skyz

オスカーのために…集まった市民はおよそ5000人

 ウースター市民は降りしきる雨の中にもかかわらず、オスカー君の通う小学校の前に長蛇の列を作った。

 集まった人数はなんと4855人。これだけの数が集まっても、オスカー君にマッチするドナーがいるかどうかはまだわかっていない。

 「宝くじに当たる確率のようなもの」と専門家は話しているという。けれども単純に、ドナーが多ければ多いほどその確率は自動的に高くなる。

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image credit:Sunny skyz

 オスカー君は現在小児病院にて治療中、すでに輸血や化学療法を開始しているという。

 ニュースの影響でドナーが増え、いつしかオスカー君が元気いっぱいに暮らせる日が来ることを願うばかりである。

References: Sunny Skyz/Daily Mail/など / written by kokarimushi / edited by parumo

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この記事へのコメント 31件

コメントを書く

  1. イギリスのこういうところ、大好き。早くドナーが見つかって助かりますように。

    • +9
  2. どうか適合する人が見つかりますように…

    • +14
  3. 白血病って10万人中男女合計7.6人というすごい数になるし
    子供だとどこの学校でも一人は患者いる計算
    意外に多いし自分も調べてちょっとビビった
    それでもこんな病気になる確率なんてお断りだ

    • +4
  4. もしかしたら自分がドナーになれるかもしれない、もし自分は合わなかったとしてもこの中の誰かが適合してくれればいいと集まった人たち。
    ご家族やご本人だけでない、彼等の願いでもある。
    ドナーが見つかりますように。

    • +10
  5. 見つかったとしても、実際にドナーになってくれない場合もあるんだよね…
    テストは簡単だけど、実際の骨髄穿刺を嫌がる方ってのが多いらしい

    • +11
    1. >>8
      神経ブロック注射みたいなもの?
      看護師さん3~4人に押さえつけられぐらい痛かった
      ほんの数秒だけど全身が汗でびっしょりになった
      他人のためにこのくらいの痛みを耐えてきたドナーさんは尊敬する

      • +8
      1. ※16
        私はドナー登録済です。

        日本の場合だと3日~5日ぐらい入院しないといけないらしい。
        全身麻酔なので、痛みは術後に少しある程度らしいけども、やはり時間的な都合で断る人がいるのでしょうね。

        • +4
  6. 地元の小学校でドナーテストを受けられるようにしたのがいいね。遠くの病院まで行ってテストを受けてくれと言われても働いている大人には難しい。日本にはこういう柔軟性がないよね

    • +5
  7. 小学校から中学に上がる寸前に、それまでサッカー頑張ってた子が体育の授業を休むようになって、どうしたのかな?と思ったら、白血病って…。
    自分は中学に上がってすぐに転校したから、その子のその後は知らないけど、もしあのとき、自分になにかできたなら、この列に並びたかった。

    • +2
  8. 踊る大捜査線 THE MOVIE ロンドン橋を封鎖せよ!

    • -2
  9. 集まった人々には感謝!人間って捨てたもんじゃないよ!って思った。けど骨髄に針を刺すの痛いんだよね。更に最悪なのは痛みのフラシュバックもあったりで。でも集まった人々の中に適合者がいて欲しい。

    • +3
  10. この場合骨髄移植の事だと思うが、彼らは低い確率ながらドナーが半身不随になる可能性があるのを知っているだろうか。そしてそれが決して低過ぎる確率ではないのも。

    • +3
  11. 骨髄注射を10回以上したことある
    骨髄に冷たい水分がドクドク入ってくるリアルな感じがいつも怖かった
    下手くそな医者だと、麻酔も超痛いし酷いとその後1週間痛みで寝込んだ
    それより危険で痛くて怖いなら、自分は耐えれそうにない・・・

    • +10
  12. ここにドナー側についてのデマを書いている方がいらっしゃって、自分で調べて理解が深まりました。ありがとう。

    • -6
    1. ※15
      デマを書いているのが分かっていて
      それを指摘して改めさせないのは
      デマに加担するのと同じこと

      • +9
      1. ※17
        まったく同じじゃない
        同じように誤解してる人が調べるきっかけになる
        指摘してほしいってのは同意するけど

        • +1
    2. ※15
      それどこの部分?
      分かってんなら書いてよ。

      • +2
  13. おれは絶対絶対嫌だわ
    どういう事するか知ってるからな
    親戚に骨髄の手術で後遺症出た人も居るしな

    • +9
  14. そういえば高校時代に一人亡くなった人がいたな。マンモス校で顔も知らなかったけど家族の気持ちを考えると心が痛んだ。

    • 評価
  15. とりあえず「危険だ」「こういう副作用が」っていう人は骨髄と脊髄と脊椎を間違えてないかだけ再確認してから発言してもらえると嬉しいなって

    • +4
  16. 私も骨髄移植のことはよく知りませんでしたが、骨髄バンクのサイト、Wiki、ほかいくつかの体験記を参考に、誤解を訂正したい部分を列記。

    ・ドナーの骨髄は、脊髄からではなく骨盤骨(腸骨)から取るため、半身不随になることはない
    ・処置は全身麻酔下なので処置中は自覚はない
    ・麻酔から覚めた後、採取部位が痛むことはある
    ・いくつかの合併症、一過性の麻痺や血腫等の報告はあるが、国内では死亡例はない

    ほんのちょっと調べただけでこれだけ判るんだから、無責任なこと書き込む前に出来ることはあるでしょうに。
    自分は年齢制限が近づいているので、池江選手のニュースに触れたばかりだし、たった今登録用紙を申し込んだよ。

    • +10
  17. 同じことが日本でも起きた場合
    こんなにたくさん人が並ぶかなあ

    • 評価
    1. ※26 某アスリートが白血病と発表のあとドナー登録が増えました 実際移植できるかどうかわからなくても登録してくれた方たちがいます(私は持病でできないので)

      • +1
    2. ※26
      こんなことは絶対に起こらないと断言できる。

      • 評価
  18. 出来ねぇ。多分俺にはこんな素晴らしいことは。尊敬するわ。

    • +2
  19. 集団で助け合うこともあり、集団で殺し合うこともある
    人間は奇妙だ。
    この少年には幸あれ。

    • +1
  20. 提供する事で万が一でも体に問題が~てのは怖いけど、この心意気のこの人数が同じ町にいるって分かってたらかなり後押しされると思う
    孤独じゃないパワーがある

    • 評価
  21. こんなに善意ある人がいるっていうのに、医者が何千万も取るのっておかしいと思わないのかな?人の命を救いたいから医者になる。お金が欲しいから医者になる。医者と政治家は前者であってほしい。

    • -3

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