この画像を大きなサイズで見る1995年1月1日にノルウェー沖で巨大な波「ドラウプナー波(Draupner wave)」が観測された。その高さはキリン4頭分にも匹敵する25.6メートルであった。
こうした大波は、船をいともたやすく海の藻屑にしてしまう破壊力を持つうえに、発生の予測が難しいという、危険極まりないものである。
そこでイギリスとオーストラリアの研究者が、前触れもなく突如として大波が生じるメカニズムを究明するために、水槽でこれを再現するという実験を行なった。
こうして作り出されたその波の姿は、かの有名な葛飾北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」にも描かれている大波にそっくりだったのだ。
実験から明らかになったのは、小さな2つの波が120度の角度で干渉しあったときに発生するということだ。
一般的な条件では、波が砕けたときの波の頂点(クレスト)の流体速度(水の速度)は、位相速度(波の頂点や谷の部分の移動速度)を上回る。
このために、クレストの水は波を追い越して、下方へ向けて崩れる。
ところが、波が大きな角度(ここでは120度)で交わったとき、この波の崩壊プロセスに変化が生じる。
この画像を大きなサイズで見る波が交差するとき、クレスト下方部分の流体速度が打ち消され、波が潰れずに高く成長するのだ。
すると波が海に飛び込むように崩れるのではなく、まるでジェットのように上へ向かって吹き上がるように崩れるのである。
これがど派手に打ち上がる北斎の大波やドラウプナー波の正体だ。そのメカニズムの研究が進めば、大波が発生するタイミングの予測も可能になるのではと期待されている。
この画像を大きなサイズで見るこの研究は『Journal of Fluid Mechanics』に掲載された。
References:Researchers Recreate Draupner Wave/ written by hiroching / edited by parumo
















面白い記事だけど、キリン4頭分がジワる
三角波の研究なら、すでにあると思うが
これ、何気にすごいな!
北斎は瞬間を脳に焼き付けたのかなあ
※4
ほんとマジ天才としか
三角波の一種ということ?
彼の偉人はこの一瞬を捉える目を持っていたのか
北斎の観察眼もすごいけど、それをあのデザインにする才能よね
有名な絵だけに「この波は有り得るのか、作者の想像の産物では無いのか」っていうのは付きまとうんだろうね。
そして北斎が正しかった。
※8
北斎以前からこの表現はあったぞ
※8
「波の伊八」でググってみるといいよ
北斎先生は神奈川沖は危険だと忠告する為にこの絵を描いたのか(すっとぼけ)
神奈川沖浪裏大波ホント愛されてんな…w
北斎の動体視力すげぇってお話でよかですか
や北神
北斎の「神奈川沖浪裏」の波の表現は彫刻家「波の伊八」こと武志伊八郎信由の作品、「波と宝珠」に強い影響を受けたと言われています。
伊八は毎日馬で海に入り、ひたすら波を横から観察し続けて波の形を研究したそうです。
北斎の観察眼や描写力が凄まじいことは確かですが、「神奈川沖浪裏」で表現された波は、別の芸術家の執念と、現在のハイスピードカメラに匹敵する一瞬の波を捉える観察眼がなければ生まれなかったかもしれないということを知っていただけたら嬉しく思います。
伊八と同じく千葉県出身者のたわ言でした。
北斎もこの形に行き着くまでめちゃくちゃ波描いてるからな
一瞬で見切って描いたすごい!という話ではない
でも東京湾でこれだけの波はちょっと無いと思うけど。
※16
東京湾じゃこんな波見れないよね
北斎が外房の荒波を毎日見てた波の伊八を参考にしたのは間違いないと思う
まぁ実際に舟出して死にかけたって話もありますし。
完 全 に 一 致
三角波とは、二つの波が斜めに合流したとき、
物理エネルギーも合流し、巨大な波を作ること
並み一丁
三角波やね。それが120度の角度で発生する事の発見は興味深い。
下側の横向きのベクトルが止めてられて壁となり、力が斜め上に掛かると。
でも、海で見るシケ波って向きがコロコロ変わって見える。
熟練の漁師さん達はあれに法則性を見出してるんだろうか。プロやな。
パッと見イグノーベル賞的なアレに見えるけど、今まで正体不明だった難波事故の原因がもしかしたら説明がつくかもしれないっていう非常に重要な研究なんだよねこれ