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背徳の愛?イルカとクジラの交雑種が発見される(アメリカ・ハワイ)

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(著) (編集)

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image credit:Kimberley A Wood/Cascadia Research
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 ハワイ諸島で実施されたクジラとイルカの遺伝子調査から、これまで見たこともない交雑種が発見された。イルカとクジラが愛し合って生まれたハイブリッド種である。

 カズハゴンドウクジラとシワハイルカの交雑種が確認されたのは今回が初めてである。

 何て呼べばいいのだろう?クジラルカとかイルカジラとかかな。

海洋軍事訓練の為の生態調査で発見

 2017年、カウアイ島にある太平洋ミサイル試射場での潜水艦訓練を行う前に、米海軍はカナダの海洋学者を招き、周辺に生息する固有生物の調査を依頼した。

 カズハゴンドウの群れを発見した彼らは、そのうち2頭に発信機を取り付け、その行動を観察することにした。

 するとその1頭について興味深いことが判明した。カズハゴンドウではなかったのだ。とは言え、この近辺でよく見られるシワハイルカでもなかった。

 不思議に思った研究者がこの個体から組織を採取しDNAを解析したところ、そのどちらでもなく、同時にその両方であることが判明。交雑種だったのだ。

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カズハゴンドウと共にいたカズハゴンドウとシワハイルカの交雑種

同じ科ではあるが交雑を確認したのは初めて

 どちらの種もマイルカ科に属しているが、研究レポートは両種が交雑することは珍しいと述べている。

 マイルカ科としては3番目の事例で、カズハゴンドウとシワハイルカとの間では初の事例だという。

カズハゴンドウ

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ゴンドウクジラに良く似ている。カズハゴンドウ属に属するのはカズハゴンドウのみである。英語では「メロン頭のクジラ」と呼ばれているが、実際はイルカの一種で遠洋を好むため、見かけることはあまりない。

シワハイルカ 

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イルカとしては比較的大柄であり、世界中の温帯から熱帯の遠洋に生息する。シワハイルカ属に属するのはシワハイルカ1種のみである。

 それでも、この混血が除け者にされることはなかった。

 GPSでその行動を追跡した結果、8日間で760キロを共に移動し、300メートル以上も潜るなど、きちんとカズハゴンドウの仲間と一緒にいることが確認されている。

 また、常にあるカズハゴンドウと2頭でペアになっていることから、このカズハゴンドウが母親ではないかと推測されている。母親と思われるカズハゴンドウは、シワハイルカと交流する場面もあったという。

References:cascadiaresearch / facebook/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 67件

コメントを書く

  1. 父親の前半と母親の後半をくっつけて呼ぶのが慣例だっけ?
    なら、イルジラだなw

    • +7
  2. イルカは鯨のなかの一種だってのをツイッターの豆知識で読んだことがある

    • +11
  3. イルカもクジラもシャチも同じ仲間、大きさの違いでクジラかイルカか区別してるだけ、犬の雑種と同じ事じゃん

    • +13
    1. ※4
      違うよ。
      イヌの雑種は同種同士の交配、白人と黒人みたいなもんだ。
      これは異種同士の交配、人とチンパンジーみたいなもんだ。

      • +3
  4. 進化の過程ならあり得るでしょ
    ホモサピエンスとネアンデルタールの交雑もあったんだし

    • +8
    1. ※5
      進化に終わりはないから、全ての動物は進化(環境保の適応)の途中だよ。

      • +1
    2. ※5
      ファンタジーでは、人との交雑は多いですね。
      エルフとか魔物とか、獣人とか……

      それらよりははるかに近い関係かな

      • -2
  5. 記事内にカズハゴンドウはクジラではなくイルカだって書いてあるから、イルカ同士なのでは?
    だとしてもこの2種の混血が初めて発見されたことには変わりないけどね。

    • +13
  6. 例の、ウイルスや寄生虫によってDNAがどうしたこうしたってやつでは

    • -2
  7. イルカー?
    オルカー?
    おらんなら、サルカー!

    • +12
  8. 2枚の写真を見ても区別が付かないんですけどw
    世海には
    イルカみたいなクジラが居て…
    クジラみたいなイルカが居て…

    • +4
  9. イルカとクジラの差はサイズだけ
    ハクジラの中の比較的小型な種がイルカと呼ばれている

    • +14
  10. ライガーとかタイゴンみたいなもの?
    この交雑種に生殖能力はあるのかな…

    • +4
  11. ハワイの水族館にウォルフィンって混血いたよね

    • +1
  12. オレもストライクゾーンを広げてみるか

    • +15
  13. 白人種とか黒人種、黄色人種とか
    人種違いで結婚するようなものじゃないの?

    • 評価
    1. ※16
      この例は種のさらに一つ上の分類、属から違う同じ科内の雑種となります。
      あまりいい例ではないですが、ヒト科に例えるなら、ヒト・チンパンジー・ゴリラ間の雑種です。
      人種の違いは遺伝子上は無いも同然ですよ。

      • +16
    2. ※16
      白黒黄色、見た目は違っても種は一緒だよ。ヒト科の中のヒト種。犬種が違うイヌ同士で交雑できるのと一緒。
      だから今回のケースとは違うはず。

      • +11
  14. ハワイの水族館にウォルフィンって子がいる
    同じプールで飼われていたイルカ(バンドウイルカ)とクジラ(オキゴンドウ)がイチャコラして生まれたそうだ
    で、こないだ彼女に子供が生まれたそうなのでイルカとクジラが繁殖力はあるらしい

    • +15
  15. まあ人が勝手に分類してるだけで、
    あっちにしてみたらねぇ。

    • +6
  16. なんと呼ぶか?
    ここはひとつ

    ク ジ ラ ク ッ ス

    でいこうや

    • -11
  17. イルカクジラ界でも、やっぱりハーフは可愛い&かっこいい扱いなんだろか
    人間だとハーフは美形が多いし

    • +3
  18. どうして惹かれあったのかが知りたい

    • +10
  19. ていうか、怪獣じゃないんだから、「カジラ」とか「イルジラ」はちょっとねえ。

    それよりも「ドルル」に一票かな。

    あ、でも、ドルルにすると、頭に変な帽子かぶって階級ついちゃうかもね。

    「ドルル兵長」とか言って。

    なので、「クルカ」がとりあえず、無難かな?

    • -2
  20. 昔イルクジモデルのGショック買ったの思い出した。
    CASIOはこれにちなんでかっこいい限定モデル作らんかな。

    • +2
  21. グジラとのミックス…
    略してクジラックス…なんちゃって

    • -3
  22. 身長2メートル彼氏と身長147センチ彼女だと思えば

    • +6
  23. レオポンみたいな一代雑種になるのかな

    • +1
  24. 記事に大きさについて書いてなかったので調べてみると、
    カズハゴンドウクジラが200Kgを超える、
    シワハイルカが150Kg程度まで、

    ちょっと表現が微妙だけど大きさはそんなに差が無いね。
    同族でも倍程度の体格差はあるから誤差の範囲かな。

    それにしてもイルカとクジラの区別がよく分からないね。
    ゴンドウはクジラに分類されているがシロイルカはその数倍の体重がある。

    • +5
  25. 母親とペアで泳いでるなんてイジラしいな

    • +5
  26. このF1の適応度が高く何らかの要因でこのグループが隔離されたら、遠い将来は別種になるかもしれないね

    • +2
  27. これはもう、同属に分類し直すべき事案じゃね?

    • -2
  28. イルカ同士のハーフなら日本にもいるね
    有名なのが南知多ビーチランドにいるプリンちゃん
    ハナゴンドウとバンドウイルカのハーフだそう

    • +6
  29. イルカは相手が人間でもおっ勃てるしな

    • +2
  30. この手の交雑って割と頻繁に起きてるんだろうね、人間が観測できてないだけで。

    • +15
  31. イルカもクジラも大きさで区分してるだけなんだろ、しかもこのカズハゴンドウってもろイルカ型だし
    別に背徳の愛じゃねーよなぁ……

    • +4
  32. 環境が通常の状態であれば意外と交雑は起きないものらしいけどね

    • 評価
  33. ドルフィンとホエールでドルエール
    ・・・と思ったがだめだ某睡眠薬ドリ○ールみたいだ

    • +2
  34. タイトルには「イルカとクジラの交雑種」と書かれているが、
    記事中にはカズハゴンドウについて「実際はイルカの一種」と書いてあるのは
    どういう事だ

    • +3
  35. イルカと鯨の境目は境界近くになると本当に曖昧になるからねぇ。

    • 評価
  36. 日本の水族館でも交雑種いた記憶が、南知多ビーチランドだったかな。

    • +1
  37. そもそもイルカとクジラの違いって何かって話よ。
    4m以上がクジラで4m以下がイルカなんだってさ。
    なーんだ。
    ヤギと羊くらいの違いもない話だな。
    大型犬と小型犬くらいの違いくらいか。

    • +1
  38. 父がイルカで母がクジラなら、ドルフォエールが厨二っぽくてかっこいいと思いまーす!

    • +4
  39. どっかの水族館でもいたよね。同種の相手がいなかったり、狭い環境でならあるけど、自然下ではめったにないということ。よっぽど異性をひきつける魅力があったのか、予期せぬラブアフィア…。妄想が…。

    • +1
  40. 子供ができたということは、カズハゴンドウクジラとシワハイルカで会話が成立したってことなのか?どっち語で話したのか、はたまたその地域の海洋哺乳類共通語があるのか興味あるな

    • +2
    1. ※51
      イルカ類やクジラ類は、同じ種類でもその群れが居る地域によって流行歌(流行語)みたいな多少の鳴き方の違いが有る・・・とか、以前に見た事が有る。またイルカの群れに白イルカを入れてみたら、最初はお互いに離れて泳いでいたけれど、白イルカがイルカの鳴き方を真似する様になってから、お互いに打ち解けて白イルカが次第にイルカの群れに受け入れられる様になって行ったとか。

      あくまでも予想でしかないが、まず相手の鳴き真似から始まって、あの個体と一緒に居ると心が休まるんだよね…になって、『相手の子供が欲しい』になるんではないかい?どっちがどっちの言葉を使ったか?よりも、いかにしてコミュニケーションを取ったか?が重要な気がする。

      • +5
  41. >それでも、この混血が除け者にされることはなかった

    まあ、多少は体型が違おうが、体色が違おうが、
    イルカ達は大した問題とは考えないんじゃないかな?
    それよりも、他の個体とコミュニケーションが取れるか?とか、
    群れに交じって泳ぐ体力が有るか?辺りが重視されそう
    以前にイルカの群れに白イルカを入れても、順応していたものね

    • 評価
  42. 新種かどうかの基準の一つに生殖能力があるかないかが挙げられる
    異種交配種は生殖能力が無いため新種と呼ばれない

    • +1
  43. 彼らの両親は「生産性がない」なんて非難されないわけだ!
    いろいろな形の「愛」があるんだよ、地球上には!!

    • +1
    1. ※55
      彼らは人間ほど発達した社会と感情と知性を持ってないんだから当たり前じゃん
      愛と呼べるようなものを持つ生き物は少ないし
      障害がある仲間、老いた仲間を助ける生き物も少ない

      • 評価
  44. 権藤さんは坂東さんよりちょっと大きいけど結婚はできるのよ。

    • +2
    1. ※57
      漢字で書かれた瞬間に野球選手の顔しか思い浮かばなくなったわ……

      子孫が増える可能性があるとすると、たとえば隔離の可能もあったりするのだろうか。なんか複雑な気分だ。

      • +2
  45. イルカとクジラは同じ種だったのか(形態の差で交配できないから種が違うとかの理由ではなくて、受精するかどうかが種の定義だから)

    • -2
  46. 生まれて来た子供同士で子孫を残せたりしたら、新種の誕生になるね

    • 評価
  47. 系統的にはイヌとオオカミよりも
    クジラとイルカの方が近い

    • 評価
  48. 犬だって人間に腰振るし、イルカとクジラなんてなんら問題ない!

    • 評価
  49. イルカとクジラは同じだから…という人がいるんだろうなと思ったらやっぱり。

    日本語においてイルカとクジラの区分けに厳密な一貫性がないといっても

    別の種

    であることに違いはありません。ライオンとトラは完全に別種ですが、子どもは作れます。(したがって子ができるできないだけが別種として扱う条件ではありません。)
    イヌやヒトはいずれも一種で、たとえば柴犬とチワワの違いはあくまで単なる一種の中のバリエーション違いです。

    今回の話は、(子ができるほど)近縁ではあるけれども完全に別種同士の間に子どもが生まれたという話です。

    • 評価
  50. いや、イルカ類やクジラ類は案外と助け合いの精神を持っているぞ?例えば生まれたてで上手に息継ぎができない様な個体が居る場合には、両脇から2匹で囲む様にして、鼻先が水面に出易い状況を作る…という事が観察によって知られている。また、何かの理由で疲弊し切っている子供に対しては、その者の下に体を入れて持ち上げてまで助けようとするとか。人間が沖で溺れた時にも、イルカに下から押し上げられたとか、陸地の近くまで引っ張ってもらった…なんて事例とか、イルカの群れが鮫から人間を守ってくれた…なんて事例まで有る。イルカやクジラ類は相当に愛情深い生き物だと考えた方が良いと思う。

    • 評価
  51. 生殖能力はあるのかな?
    多様性が広がりんぐだ。

    • 評価
  52. 種という区別は、人間が今までの観察から決めたもので、確実なものではありませんよ

    • +2
  53. イルカ並の脳密度の変異種の巨大マッコウクジラとか居たらすごいよな。

    • +1

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