メインコンテンツにスキップ

アパートの4階から落ちる女性を下の窓から素手でキャッチした消防隊員(ラトビア)

記事の本文にスキップ

52件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 自ら電子レンジを頭に接着したユーチューバーや、自分の排泄物を投げた女性を救ったりと、いかなる事態にあろうともひたすら人命救助に徹する消防士。

 こうした真摯な姿勢からしても彼らはヒーローそのものだが、先日ラトビアで飛び降り自殺を図った女性を両手で受け止めた消防士の動画が話題になっている。

 先月末、アパートの4階の窓から乗り出す女性の救助を始めた消防隊。だがその矢先、あろうことか彼女が飛び降りてしまった。

 それをなんとか受け止めたのが下の窓にいた消防士。万が一の事態でも、冷静にタイミングを見計らい任務を全うした見事な救助はこの後すぐだ!

Latvian firefighters catch mid-air flying person who attempted suicide

窓から乗り出す女性を救おうとしていた消防隊

 先月5月末、ラトビアの消防隊のところにアパートの窓から身投げしそうな女性がいるという通報が複数入った。

 通報を受けた彼らは至急現場に向かい、アパートの下に到着。彼女が飛び降りる恐れがあるとみるや、すぐさま受け止める準備を開始。

 その中の一人であるトマス・ジャウンゼムは、万が一に備え窓際で待機。そのそばで同僚のルトコフスキムがの彼の足をしっかり押さえていた。

窓辺で待機していたトマス・ジャウンゼム

この画像を大きなサイズで見る
image credit:facebook

 と同時に、命綱を装着した別の消防士が屋上から降下し、女性の救助に向かっていた。下の窓にいた2人はそれを補助をする予定だったのだろう。

 だが、上からの救助が届く前に彼女は飛び降りてしまった。

失敗は許されない!窓から彼女をキャッチした消防士

 それは一瞬の出来事だった。

 落下する人間をつかまえる!?

 そんな離れ業ができるのか…?

この画像を大きなサイズで見る
image credit:youtube

 だがジャウンゼムは両手で彼女をキャッチ!ルトコフスキムに支えられなんとか引き上げた。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:youtube

 これは隊の訓練にもない救助法で、当然ながらジャウンゼムにとっても初めての経験だった。だが彼は、不可能に近い挑戦を見事にやり遂げた。

人命救助に尽くしたと表彰される

 その後、この救助は消防署内のみならず、ラトビアの内務大臣からも賞賛され、褒賞が授与された。

表彰されたジャウンゼムとルトコフスキム

この画像を大きなサイズで見る
image credit:facebook

 そこで大臣は彼らにこんな言葉を贈った。

 「救助者の仕事は非常に特殊なものであり、勇気が不可欠だ。日常をかけ離れた複雑な状況下における専門技術と機敏な動作、そして決断力。私は人命救助に尽くした2名の消防士を誇りに思います」

我々はチーム。ベストを尽くすのみ

 なお、ジャウンゼムはインタビューで以下のように語っている。

 「私が消防士を目指したのは自国を愛する気持ちと、人命救助や人助けに役立ちたいという思いがあったからです。我々は人命を救うことを念頭にベストを尽くすのみです」

この画像を大きなサイズで見る
image credit:facebook

 また、この隊に5年勤務する彼は、これまで救った人数を質問されこう答えた。

 「この5年間で、火災や交通事故などそれぞれに異なる多数の状況に直面しました。そこでは常に多くの人々が我々の助けを必要としていました。我々はチームで任務に当たっています。ですから私個人が救った人の数は数えられません」

 その後、救助の様子が消防隊のフェイスブックでシェアされた。

Facebookで開く

 すると、またたく間に注目が集まり、海外掲示板ではこんなコメントが上がっていた。

海外ユーザーの反応: 

Sabirina Raphael

消防隊の人たちって本当に謙虚。自分の価値に気づいてないんだと思うわ。素晴らしい!!!敬礼
Kristine Palsson

みごとな功績。彼はきっと世界でも稀な救助をやってのけたはず。スーパーマンが頭をよぎったわ

corri Wrigt

飛び降りた人にはよく考えて欲しい。救助隊のためにもどうか精一杯生きて!

Spencer Douglas

ありえんわ。凄いことやったねえ

Ahmed Viam

自殺は苦痛を終えるためのものじゃない。その苦痛を他の誰かに押し付けるもの

Jayra Paredes Dilone

彼女が立ち直って欲しい。消防隊員には良い整体師がいるといいんだが

Jocelyn’V.Martinez

誇らしい英雄ね。私たちにはこういう明るいニュースが必要だと思う

Keri Lynn Courtwright

橋から落ちて自殺をしそこなった人がインタビューを受けて「手すりを離した瞬間に後悔した。生きててよかった」と語ってた。生き残ったほとんどの人がそう感じるらしい

Dianne Ferguson

信じがたいが、とっさの判断のおかげだな。しかもタイミングも完璧

Lito Ruiz

てか、私がやったら腰折って一緒に窓の外に落ちる気しかしないわ

 一歩間違えば女性もろとも落下しかねない救助に踏み切った消防士。ラトビア消防救助隊の元には彼らを讃える多数のメッセージが寄せられている。

References: / sunnyskyz / boredpanda / facebookなど /written by D/ edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 52件

コメントを書く

  1. 自殺するくらいの気力があるなら割と何でもやれそうな気がする。
    助かった女性はこれを前向きに受け取って以後生き方を改めて欲しいね。

    • -37
    1. ※1
      自殺は逃避の一種だから気力なんて関係ないよ
      逃げる時に気力なんて必要ないし
      何にもできない、もしくはしたくないから自殺する

      • +10
      1. ※6
        リスカやとりあえず薬多量に飲むのとは訳が違うぞ、飛び降りとかは。

        • -11
        1. ※10
          リストカットで自殺する場合、徐々に意識が朦朧としてくる死に近づく恐怖のせいで未遂が多い
          睡眠薬を併用するなら別かもしれんが
          セロトニンが分泌されるから自殺から踏みとどまるためにやる人もいる
          飛び降りは確かに飛び降りるまでは怖いだろうけど、実行すれば場所選びを間違えない限りほぼ死ぬ

          • +4
    2. ※1
      例えば、高層ビル火災で煙に巻かれて救助を待つ人が
      熱さに耐え切れずに窓から飛び降りたとしても、
      「それだけの勇気があるなら何でも活路は拓けたはず」
      とはならんだろう?
      そんな感じの衝動的な逃避って面が強いと思うんだが。

      ※6
      一応、自分の足で歩いて窓枠や柵を越える
      っていう、最低限の運動をするだけの気力は要るかと。
      鬱病の重症期で、本当に布団からも起き上がれないレベルだと
      かえって自殺には至りにくい。ちょっと回復して
      行動力が戻ってきたあたりで、ふいっと自殺しやすい。

      • +13
    3. ※1 ※28 そんな余裕がある人は自殺なんてしないと思う
      ※10 一般的なリスカは自殺目的じゃないよね
      自傷行為って逆に生きてる!って思えて
      いいって言う人多いみたいだし精神病でしょあれは

      一時的な理由で自殺する人は助かると二度としたくないって
      思う人が多いらしい、繰り返すのは病気で苦しんでる人だって。
      書いてる人いるけど苦しんでる時より考える余裕が出来たときが
      危ない、病気がよくなってきてほっとしてたら自殺しちゃったとか
      あるらしいから身近な人が病気になったときは気をつけて

      • +3
  2. こういうニュースを見たときは鍛えてるって素晴らしいと思うね

    • +19
  3. 体ごと持ってかれて自分にも命の危険があるのにすごい・・・

    • +49
    1. ※3
      これ、地味だけど、
      後ろで太股を押さえている仲間の消防士も
      ナイスアシストだと思う。

      • +26
      1. ※27
        ホント、チームワークだと思う
        後ろで支えたルトコフスキム氏もその場でジャウンゼム氏が何をしようとしたのか理解し適切なサポートをしている

        …って二人で表彰されとるやないかーい
        話題性とかじゃなく組織として仕事ぶりを評価しているんだね

        • +15
    2. ※3
      よく見ると自己確保とってるで。
      多分アブソーバもついてるだろうし、流石にノーセルフでこんなことしたらイカンでしょう。
      それでも腕・肩・腰への負担を考えたら危険極まりないけど、まぁ死にはせんだろうから救急活動としては許される・・・のか?

      • 評価
  4. ハードキャッチ無理キュア ⚠️
    ↓щ(`Д`щ)

    • +8
    1. ※8 ハードキャッチだけじゃなくて無理キュアとたたみかけられて我慢できずフイタw

      有閑倶楽部って漫画で清四郎がやってたな
      上から落ちてきた人間を窓から身を乗り出して受け止めるって
      さすが漫画だ!と思ったけど、現実にありえないことではないのか…
      すごいな現実

      • +3
  5. ウォー凄い!
    消防士といえど、誰もが行える事では無いよな。
    キャッチしても受け止め切れずに、落としてしまったならトラウマになりそうだ。
    鍛えてない普通の人が行ったなら、受け止め切れずに脱臼して自らも落ちてしまう
    可能性大だから、こんな現場を見たなら一般人は直ぐにレスキューを呼ぼう!

    • +18
  6. 女性の体重が50㎏と仮定したとして下の階で1mほど衝撃吸収させつつキャッチしたら
    衝撃荷重はおおよそ150㎏くらいか?まぁ俺なら脱臼かギックリ腰余裕です。

    • +24
  7. これ、タイミングがずれたら女性が落ちるし、
    女性の重さで消防士さんが落ちる危険性もあったよ
    ジャウンゼムさんのナイスキャッチとルトコフスキムさんの足支えのファインプレーだね

    • +24
  8. 女性軽い人でよかったね。
    アメリカ人やメキシコ系の女性みたいなのだったらゼッタイ無理だと思う。

    • +6
  9. ダンテ「カワイイ雨が降ってきたもんだな」

    • 評価
  10. これを大々的に表彰しちゃうと
    同じようなケースで消防士が危険を冒さないといけないし
    救えなかった場合は非難される

    いい話だが良くない話でもある

    • -15
    1. ※23
      まともな人なら、これが特別なことでだからこそ表彰されたんだと思うんじゃないかな?
      同じような状況で助けられなかったからって批判するとか無いと信じたい

      • +12
  11. 人、一人の落下する体重を受け止めるなんてすご過ぎる・・・
    そしてそれを実行する勇気、偉いぞ!

    • +7
  12. ドラマやアニメでこんなシーンあったら、
    いやいやそんなの物理的に無理に決まってるやーんwと馬鹿にされるやつだ。

    • +8
  13. 鳥肌立った・・・。
    肉体のポテンシャルもすごいけど、
    やっぱ結果出す人間は勇気あるなぁ。

    • 評価
  14. 助けた事は凄いと思うけど・・なんか一時的に助けてもまた飛び降りるんだろうなって。
    このレスキューの人は怪我しなかったから良いけど、もし怪我や後遺症や命落としてまで助けたのに別の日に自殺でもされたら本人も残された家族もやるせないでしょ。無茶するならせめて本当に生きたいと思ってる人だけにしたほうが・・。

    • -15
  15. 4階って、また微妙な高さだな…。
    頭から落ちるか、足から落ちるかにもよるけど、
    これぐらいの高さだと、よく失敗して
    半身・全身不随の後遺症になっていたりするよね。

    • +2
  16. 飛び降りた人間一人をキャッチするとかパワー凄すぎ
    消防隊員は日本だとあまり話題にならないけど、海外だと英雄扱いの国が多いからね。

    • +7
  17. 自殺って病気なんだよね。だから適切な治療をしないと死んでしまう。
    ガンと同じだよ

    • +8
  18. キャッチした時に重みで内臓スプラッタになりそう。
    またジサツしそうだけど、自分の命を犠牲にするリスクを抱えてまで助けてくれた消防士の事を思い出して、踏みとどまってくれればいいなと思った。

    死にたくなる人を責めるつもりはない。第一に至る理由も知らないし、中には納得せざるを得ない理由もあるだろうと思う。生きていても苦しいだけって事は本当にあるのに、生きろ なんて残酷で無責任でエゴい事は言いたくない。

    だけど、こんな劇的な助け方してもらえたら、考えが変わりそうw
    そうなってくれればいいなって思う。

    • +19
    1. ※38
      死にたい人を止める気も、責める気もないけれど、死に場所と死ぬ方法だけは選ばなければ。
      飛び降り自殺は巻き添えの可能性もあるし、後の処理も大変だし、目立つからこうやって救助を仕事とする人まで巻き込んでしまう。
      迷惑を掛けない方法はないと思うけれど、せめてひっそり旅立つべき。

      • +1
  19. これ何百キロかになるよね ほんとに人間か

    • +4
  20. で このアカデミー賞確定な10時間長編映画はどこで借りられるんだい?いや 買えるんだい?

    • -1
  21. どうやってこの消防士をホールドしてたんだろう?何か道具使って足を固定してるわけじゃないだろうし、二人が瞬間的に踏ん張ったというほど体のこわばりさえ見られない。
    そして女性…?やせ形の小学生、幼稚園児ほどの体型…?

    • -3
  22. 腹が、見ているだけで腹が痛そうで・・・
    酷い痣になっていそうだ・・・

    • +3
  23. コレは凄いわ
    人って結構重いから下手すれば肩や肘を脱臼したりする危険性もあるし

    • +4
  24. 菊池寛「身投げ救助業」
    おすすめです。青空文庫にあるよ

    • 評価
    1. ※51
      現代だと「投身自殺=高所からの飛び降り」の方が先に思い浮かぶけど、「身投げ≒入水自殺」なのが時代を感じた。あと、50代の女性を「老婆」と表現しているのも(これはまぁ、昭和生まれの自分にとっても、子供時代の祖母の年齢を思うと実は似たような感覚だったりするけど)。

      しかし疏水って、当時の京都民はあんな所で死ねたのか。水深一丈(約3m)×幅十間(約18m)って、普通に本能的に泳いでしまいそう(実際、そうやって踠いている描写はある)。先斗町だからビラビラの着物の女性とかが多かったのか?とも思ったけど、作中では奉公人の若い男なんかも溺れているし。激しい流れという表現があるから、今の疏水とは様相が違っていたのか? 小学校にプールが普及する以前の戦前生まれは、泳げない日本人がほとんどだったらしいから、そういうもんなのか? それとも、穏やかに見える疏水でも、中に入ると意外と体を持って行かれるんだろうか…。

      • +1
  25. 不謹慎だけど女性は助けてもらうことを望んだんだろうかって思ってしまった

    • 評価
  26. また飛び降りてキャッチして結婚するまでがストーリー

    • -1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。