この画像を大きなサイズで見る面白い実験がある。コンピューターマウスの動きを嘘発見器代わりに使えるかどうかというものだ。
イタリアの研究グループが行った実験によると、嘘をつくように指示されたグループは、マウスポインタの軌道が如実にぶれていることがわかったという。
嘘をつくことで生じる反応時間の変化
認知心理学者と神経科学者は、人間の仕草が口ほどにものを言うことを昔から知っていた。嘘をつくという行為は、本当のことを話すよりもずっと精神的な労力を要するのだ。したがって嘘を見破る方法の一つは、相手の反応時間を観察することだ。
相手が嘘を吐いているのなら、回答までの時間が本当のことを言っている時よりもわずかに遅くなる。同様に、その嘘について詳しく話すように尋ねられると、相手は新しく嘘を考え出さねばならない。
「あなたは東京出身ですか?」「東京の何区?」「隣は何区でしたっけ?」――人はこのような質問に次から次へと嘘を考え出せるかもしれないが、それには少々頭を働かせねばならず、わずかだが躊躇が生じる。
この画像を大きなサイズで見る嘘の指標としてマウスの動きを利用する実験
そこでイタリアの研究グループは、嘘の指標として、反応時間の代わりにマウスの動きを利用できないかと考えた。
実験では、被験者を2グループに分けて、オンライン入力で回答者自身に関する質問に答えてもらった。一方のグループには本当のことを言うように、他方には嘘を吐くように指示した。また嘘グループには架空の個人情報をまとめた情報を与え、それを事前に予習できるようにした。
しかし嘘グループには少々トリッキーな質問もあった。嘘グループの被験者が予習していないが、偽の個人情報に矛盾しない内容を尋ねたのだ。
例えば、事前の情報に1970年1月生まれと記載されていたとする。その上で、「現在、48歳ですか?」と質問してみた。研究者が知りたかったのは、マウスの動きで嘘を吐く際に現れる躊躇を検出できるかどうかということだ。
嘘をついているとマウスの動きがぶれまくる
その結果……
正直グループはさっとマウスを動かし、まっすぐに正しい答えを選んだ(左)。一方、嘘グループのマウスは画面をしばらくうろうろし、回答までに躊躇を見せた(右)。
この画像を大きなサイズで見る嘘つきは、予想外の質問に素早くかつ間違えずに回答することに苦労していた。その彼らの不確かさは、正直者が見せる軌道から発散した挙動となって、マウスの動きで捕捉されている。
ということで、もし身近に嘘をついている可能性がある人がいたら、あらかじめネット上に質問事項などを記入して起き、マウスを使ってそれに記入させることで、嘘か本当かわかるかもしれない。
ただしサイコパスのように息を吐くように嘘をつけるような人は別かもしれない。
References:journals.plos / boingboing/ written by hiroching / edited by parumo













マウスの動きで動揺を検知するのは
win95のゲームですでにある
手法とか精度とか色々違うんだろうけど
トラックボールだとうそ発見器に使えるのかな
…「カーソル」の動き、だよな?
うっかりトラックボール派な俺はセーフかと思ったじゃないか
例の監督とコーチに使わせてみたらいいんじゃない?w
【誤った答えを出すように指示された場合】に、マウスポインタの動きのブレが大きくなる、という話だよね。
誤った答えを選ぶためにマウスをうろうろさせるよね。
※5
私もこれだと思うな、特定の住所や性別を与えられてそれに沿って回答するとかだと迷いようがないし。この回答に嘘をついてください、と言われただけでそれに従ったならどれ選ぼうか迷う隙が生じる
※9
>特定の住所や性別を与えられてそれに沿って回答するとかだと迷いようがないし、
いや、それがちょっとでも変化球的な訊き方をされたら途端に迷う、って話でしょ。
「1970年1月生まれ」というプロフィールを与えられていて、相手がその通りに生年月日だけを質問してくれればいいけど、「へ~、じゃ今48歳ですか?」と言われると、咄嗟に計算する間ができ、YesとNoの中間で手を止める動きが入る。
住所にしたって、「○区って、何区の隣でしたっけ?」と突っ込まれたら、実際の“生活感覚”が無いと“知識”のストックから引っ張り出してくるラグが生じる。
まぁ、でも、訳あって嘘のプロフィールで何十年も生活しているような人なら、本当の事と変わらないスムーズさで受け答えできるようになると思うが。
※21
そのまま繰り返してるだけよそれ、要は手元に参照すべき情報があるうえでの質問にはこの嘘発見方法は意味をなさない
これに少しだけ関連した面白いトピックがある
公益社団法人、日本心理学会の「心理学ってなんだろう?」の中に
『「ウソ発見」は本当にウソを発見しているのでしょうか?』ってのがある
嘘発見に関してのちょっとした誤解が解ける
嘘をつく人は目が泳ぐ…
いやそりゃもうカーソルのほうがわかりやすいわな
※7
嘘ついてるとき目が泳ぐのは男だけらしいよ。女は逆にじっと見つめてくる。
男は自分に不都合な状況、怒られてるとか責められてるとかいうとき、その場から去りたくなってくる。だから嘘つくときは目を逸らして話を早めに切り上げようとするとか。
生返事だったら聞いてないだけだけどw
※18
マジか!?
だから俺はいろいろ見抜かれて、おまけに女の嘘に騙されやすいのか…
ネズミは人間のウソを見抜いているという話かと思った
※8
うまいね、どーも。
イタリアは心理試験の時代で停滞してるのか
嘘を見抜くことに意義を見出すのは警察だけだ
世間が人を評価するポイントは話の整合性や態度であってそれが真実かどうかではない
原文面白いすね。なりすましや偽の経歴を名乗る敵対的・反社会的入国希望者の、練習を重ねた嘘を簡単な手順でみつけようとする研究ですか。ミラジョボねーさんのサバイバーを最近見たので個人的にタイムリーな話題でした。有線マウスと無線では精度変わんのかな。
言われてみればたしかにぶれそう
着眼点が面白いわ
「平気で嘘つくサイコパスには通用しない」って結局、従来のウソ発見器と同じじゃん
おそらくということで、シロート仮説を開陳すると、今回のような自身のプロフィールだと、真実のほうは知っているけど、嘘のほうだと知識に加えて矛盾がないかどうかのチェックが入るために、迷いもあって、時間がかかったり、マウスポインタがまっすぐ向かわなかったりという回り道ができてそれが目に見えるってことじゃないですかね。
子供の嘘や、大人でもあまり賢くない人の嘘は、こういうチェックがおろそかで見破られるわけで、チェックを厳密にしようとすると迷ったり、回答までに時間がかかったりするという高度な知的機能でもあるからこその目に見える事象ではないかと。
詐欺師なんかは頭の回転が良くないとできないのも、嘘をさらりとよどみなく自然な時間でいえるからかもしれませんね。
まぁ、なんにせよ、面白い実験ですね。
チケット争奪戦のときは意気込み過ぎと緊張で震えてボタンにカーソルが合わせられないんだけど
え、何?
真逆スマートマウスみたいなの作ろうとか考えてるって事?
嘘を見抜くのって結構難しいのよ
動揺が嘘をついていることによるものなのか、環境、体調、性格によるものなのか
見分けるのが難しい。
ましてや取り調べ室で強面刑事に詰められたら冤罪が起こるのもあり得るわ
バラエティー番組の嘘発見器はお遊びだからそれを真に受けないように
手ブレ補正が必要だな
生まれ年と実年齢の問いは現実の生活の中でもときどきあるけど、
もう最近はとっさに答えられない…
後になってから「あ、さっきの間違えてたわ」ってことさえある