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10年前に行方不明となった犬。あきらめかけていた家族の元に「保護してます」の連絡が!(アメリカ)

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(著) (編集)

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 米ペンシルベニア州にて、10年前に行方不明となり死んだとばかり思っていた犬が家族のもとに帰ってきたというニュースが話題になっている。

 2008年、1歳の時に姿を消したっきり、行方をくらましていたラブラドールのミックスのアビー。

 当時、悲しみに打ちひしがれ懸命に手を尽くした家族だったが、月日を重ね10年も経った。彼女はもう亡くなってしまったのだろうとあきらめかけていた。

 だが今年1月末、一家のもとにシェルターから連絡が届く。なんとアビーが生きていて、保護されたというのだ。

1歳の頃に突然失踪したアビー

 10年前、ペンシルベニア州のアポロに住んでいたデボラ・スーベルトさんは裏庭で当時まだ1歳だったアビーと子どもたちと一緒に遊んでいた。

 だが、いつの間にかアビーがどこかに行ってしまった。それがアビーを見た最後である。あらゆる手を尽くし、いくら探しても見つからなかったのだ。

 家族全員が総出で捜索をした。ミッシングドッグの張り紙を作り張りまくった。ネットも活用した。1年、また1年と月日が経っていく。家族は長すぎる失踪期間から希望を失い、もはや亡くなったものとして生還をあきらめていた。

10年後、アビーが生きているとの連絡が!

 それから10年後の1月末、なんとアビーが見つかったという連絡が。彼女はデボラさんの家から約13km離れたある家のポーチにいたところをシェルターに保護された。そこでマイクロチップから身元が判明したのだ。

元気な状態で保護されたアビー

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image credit:Nate Smallwood | Tribune-Review

 デボラさんは電話で「お宅の愛犬が見つかりましたよ」と知らされた時、一瞬戸惑った。現在飼っている2匹のことかと思ったのだ。

 それが消えたアビーのことだと知るやいなや、あまりの驚きで何を言ったのかすらはっきり覚えていないという。

別の誰かに飼われていた可能性も

 保護された直後のアビーは食べ物よりも水をたくさん欲しがった。そしてとても人なつっこかったという。また、歳は取っているもののとても健康で元気だった。

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image credit:Nate Smallwood | Tribune-Review

 アビーのマイクロチップから当時の担当獣医の連絡先などがわかり、そこから現在のデボラさんの家に連絡がついた。

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image credit:Nate Smallwood | Tribune-Review

 この件で警察もやってきたが、健康だしきちんと手入れされている点から見て、アビーはどこかで飼われていたとみられている。

いったいどこで・・家族の複雑な思い

 しかしアビーに関する情報は依然得られないままだ。彼女が空白の10年をどこで過ごしていたかは謎のままとなっている。

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image credit:Nate Smallwood | Tribune-Review

 失踪中の仮の「飼い主」は彼女を確かに良く世話していたのだろう。だがデボラさんの心境は複雑だ。

 「この子がどんな名で呼ばれていたのかはわからないけれど、それは本当の名ではなかったでしょうね」

古いマイクロチップが役に立った

 今回身元の特定のカギになったマイクロチップは、長い間デボラさんの胸を締め付けた存在だった。

アビーと再会を喜ぶデボラさん

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image credit:Nate Smallwood | Tribune-Review

 当時はまったく役に立たなかったチップ。チップを入れるにはペットの体を傷つける必要がある。自分はいったい何のために小さなアビーにチップをつけたのか、と彼女は何年も自分を責めていた。

 だが、それは無駄ではなかったのだ。

子犬の頃のことをきちんと覚えていたアビー

 10年前、アビーはデボラさんの娘のカーリーさんのよき友となるべく迎えられた。現在大学生のカーリーさんは、大好きだった愛犬の生還の知らせに驚き、歓喜の声を上げて大笑いし続けた後に号泣していたという。

 しかも驚くべきことにアビーは自分の名前やカーリーさんが教えたことをしっかり覚えており、きちんと反応する。さらにキッチンにある自分のボウルを叩いて追加の水を要求したりもする。

 これを目にしたデボラさんはアビーは今まで飼った犬の中で最も賢い犬だと実感したという。

アビーの愛らしさは変わらない。彼女を慈しむ家族

 アビーの歓迎パーティを終えた現在も、彼女を長らく世話していたであろう人物のことはわからないままだ。

 デボラさんはその人物がチップを確認していたらアビーはもっと早く帰宅できたのに・・という気持ちにはなるが、責める気はないという。

 そして今、年老いて現れたアビーは、まるで何年も前からそこにいたように家族にもなじんでいる。一番の仲良しのカーリーさんは今月2月末にオハイオ州から帰省する予定で、再会を楽しみにしている。

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image credit:Debra Suierveld

 10年たった今もアビーの愛らしさは昔のままだ。一家は帰ってきたアビーと昔のように接し、空白の時を埋めるように慈しんでいる。

References:boredpanda / triblive / nprなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 49件

コメントを書く

  1. その十年間、家族はこの子と一緒に過ごしたかっただろうなあ、
    そして十年間この子を可愛がっていた人がいてその人がまた大切な犬を探しているかもと思うと複雑な気持ちになるね

    • +73
  2. アビーかわいいけど不思議な話
    10年も飼っていた誰かが捨てたとも思えないし

    • +24
  3. 10年間も仮の飼い主は何しとったんや~
    でも見つかってよかったね

    • +2
  4. 10年もお世話をした人は
    何故アビーを手放したんだろう

    • +41
  5. 飼い主の方はきっと心配されていたと思うけど、一番良かったのは
    アビーが元気でいてくれたことだね。本当に良かった。

    • +6
  6. 盗人が一番カワイイ子犬の時期から10年飼って、ポイッじゃね?
    って思ったけど、そしたら犬は飼い主より盗人に懐いちゃうよね?

    • +8
  7. なんだろうな。
    犬の10年を盗まれたことに怒りしか感じない。
    うちでも猫を攫われそうになって、その車を止めて奪い返したことがあるからそのせいかも。
    ごめん、自分でもよくわからないや。

    • +7
  8. 「本当の名ではなかったでしょう」って この犬にとっちゃその名前で育てられた9年のが長いだろ

    • +18
  9. たった一年しか暮らせられなかった家族の事、ちゃんと覚えていたんだね
    また一緒に、そして新たな家族とも暮らせられるとの事なので、幸せ過ぎて泣きそう

    • +2
  10. みんな優しいな。どうか幸せに過ごしてほしい

    • +3
  11. 保護というより盗まれてたんじゃないか?
    野良は絶対ありえないし 保護にしても貼り紙やら貼りまくって探したって言ってるし
    野良犬として拾うにしても向こうは取り締まり凄くてそうはいない 毛並みも違うしからわかるはず 泥棒だろ

    • +22
  12. ほんとに年老いていたのか?タイムスリップ案件では

    • +7
  13. 犬の寿命って調べたら10年~13年らしい
    健康だってかいてあるけどこれから年老いて世話も大変になるから捨てたんだろね
    お金払って買った犬の老人ホーム扱いされて飼い主可哀想

    • 評価
  14. 犬がもし、人間の言葉が話せるのなら、
    この10年間に起こった事を話してくれるのだろうけど
    でも、そこがまた良いのかも知れないと思った

    ちょっと想像が入るけれど、10年前にアビーが余りに可愛いので
    誰かが連れ去ってしまったのかも知れないと思った
    又は、誰も見ていない所で偶発的な事故でも有ったのかも知れない
    いずれにしても、元の家族の元に帰れて良かったと思う

    • +4
  15. ほのぼの小話かと思ったら
    ホラー小話だった。

    • +3
  16. 流行りの異世界で世界救ってきたんだろう

    • +7
  17. 夕食中にトイレに行くように出て行き、10年後の同じ時間、同じ服装で戻り、「あれ? 僕の食事かたしちゃったの?」と言う大掛かりないたずら案を紹介してた本があったことを思い出した。

    • +1
  18. ラブミックスらしいしこの大きさなら10歳過ぎるといよいよ衰えて、長くても13歳位が寿命だよね?そう思うと10年飼ってた人は大型犬の介護が嫌で手放したのかな…と邪推してしまう

    • +5
  19. 前の飼い主は10年前に拾って愛情をもって育てていたのに
    たまたまちょっと目を話したときに
    犬がどこかに行ってしまって保護されたのだろう

    前の飼い主を叩いている人の理屈が全く分からん?

    育ての親は前の飼い主
    きっと探しているだろう

    犬への本当の愛情があるのなら、育ての親を探し出して返してやれ
    犬もそれを望んでいるはずだ

    • +1
    1. ※26
      前の飼い主さんはちゃんと育ててたんだろうね
      元の飼い主さんか前の飼い主さんか、どっちが犬とって幸せなんだろうね

      • +6
  20. 昔、ナイトスクープでも似たような依頼あったよね。

    阪神大震災の時に保健所に保護された犬を引き取って10年以上飼ってきたが、犬が老齢なので死ぬ前に元の飼い主を探し出して一目会わせてやりたい みたいな

    • +6
  21. そもそも元の飼い主さんの管理に問題があったんじゃない?
    十年間世話をしていた人がどんな人なのか分からないけど想像で悪く言うのはどうかと思う
    大切なペットなんだから飼い主がちゃんと守ってあげる責任があると思う

    • -4
    1. 米28
      もしかして鬼ヶ島帰りか?すげーなw

      米35
      首輪してたり栄養状態のいい外見なら他人の飼い犬と考えるのが普通だと思うよ

      • +1
  22. GPS付きマイクロチップはよ
    首輪タイプのGPSは盗難の時に裏目に出る

    • 評価
    1. ※29
      電源の問題があるからな… 数ヶ月ごとに取り出して入れ替えるとか
      負担が多すぎるし
      熱発電素子が実用化できればあるいは

      • +3
  23. ものすごい冒険をして、勇者と共に地球を救う戦いをして、やっと勝ってそろそろ田舎で暮らしたいよといって帰ってきたのかもしれない。

    • +6
  24. いや、まってよ。育ての親を擁護してる人たち。
    ふつう迷い犬を保護したら、まっさきに調べるのはチップの有無だよ?
    犬のことが本当に大切な人はみんなそうするよ。
    それに迷い犬だったら警察にも保護団体にも保健所にも届け出すし
    ネットワーク使って迷い犬保護していますって公表するよ?
    一切音さた無かったらしいじゃない?さんざん探してたのに。
    じゃあ、それ保護じゃなくて盗難だと思うんだけど。
    盗難して9年間育てて、最後老犬になったからポイって捨てたようにしか思えない。
    それじゃ育ての親なんかじゃなくて窃盗犯なんじゃないの?
    窃盗犯を擁護するって、それどうなの?

    • +14
    1. ※32
      犬を飼った事を無いので知りませんがマイクロチップって一般的なんでしょうか?
      たまたま9年間飼育していた人がそういった知識のない人だったら?
      老犬になったからポイッと捨てたのではなく、元の飼い主さんと同じように管理がずさんで逃げ出しただけなのでは?
      9年間飼っていた人を特別養護しようとは思はないけど想像だけで非難するのはどうかと思う、そもそも元の飼い主さんの管理に問題があったことが発端だから

      • -2
      1. ※41
        9年前なら海外のペット飼いたちの間では一般的だよ
        それに、想像で養育人を叩くのはだめっていうのなら
        想像で本来の飼い主を叩くのもどうかと思うよ?
        一生懸命探して10年たってやっと戻ってきて大泣きするぐらい大事に思ってたんだし
        41さんの想像したように、養育人が脱走を成功させてしまうような環境に置いてたんだったら、本来の飼い主を「脱走を許したのが悪い」っていうのは間違ってるんじゃない?
        それって、被害者を叩いてるのと同じだよ。
        脱走したワンちゃん、リード外して庭散歩させてたかどうかもわからないんだよ?
        もしかしたら家で鍵も窓もしめた状態だったのを、なんかのはずみで外にでたのかもしれないじゃない?
        想像で叩くのはだめなら、どうして41さんは本来の飼い主さんを想像で叩いてるの?

        • +3
        1. ※47
          ペットを飼う以上飼い主は相当な責任を負うべきだと思う
          誘拐なのか脱走なのか分からないがそれを許した時点で飼い主さんにも問題があったことは間違いないと思いますけど、今回は生きて帰ってきてくれたけど死んでいたかもしれないし
          想像だけで9年間飼育していた人が盗んだとか、老犬になったから捨てたとか
          それは流石に言いすぎだと思うけど
          養育人の人には※51さんの意見が一番しっくりきます
          行方不明になってからの間それなりに健康な状態で元の飼い主さんに戻ったことは元の飼い主さんにとっては良いことなんでしょうけど、犬にとってはどうなんでしょうね?
          今後犬が余生を幸せに生きてほしいと思います

          • +1
  25. その13km離れた家で飼われてたんじゃなくて?
    書かれてないからわからないけど
    その家の人に声かけてから保護したんだよね?

    • +1
    1. ※33
      ポーチで保護っていうから、
      家主から野良犬がいると通報があったか、
      たまたまうろついてるところを保護されたんじゃないかな

      • +4
  26. 自分は犬を逃がしてしまうというのが、
    どーしても理解できないんだよね。。。
    「迷子だけにはすまい」という気持ちが常にあって、
    いつも気を付けている。
    誰にも魔の瞬間は訪れると思うけど、
    周りを見ると、一見愛犬家のようでも、
    平気でドアを開けていたりしてる人は一人や二人でない。
    実際、いなくなった子もいる。
    彼らの心理がまったく理解できないんだ。

    • -12
  27. 可愛い子犬を盗んででかくなってそろそろ老犬になって介護めんどくさそうだから捨てただけじゃないの?

    • +3
  28. 自分は動物を飼ったことがないので犬の体にチップが入ってるとかよく知らないです…
    今の時代だからネットで調べるだろうけど、保護団体や保健所に連絡とか思いもしなかった(怒らないで、飼ったことないから知らないの)
    獣医に行った際に必ず調べるとかならどっかで判明してるだろうけど、
    うっかり脱走しちゃったこの子を知らずにそのまま飼っちゃったって可能性は、
    みんなからすると絶対に絶対に有り得ない感じですか?

    • +3
  29. とくにミックスの子犬なら捨て犬だと思って拾う場合もあるんじゃないかな
    チップってそんなに一般的なの?野犬もいる地域だけど首輪の有無しか見てなかったわ
    育ての飼い主のところも脱走してフラフラしててたら向こうも探してそうだね

    • 評価
  30. 悪いけど手放しにいい話とは思えないね。勿論、本当の家族の元へ戻れて幸せなのは素晴らしいことだし幸せなことだけど。10年アビーを手元に置いていた人物には色々な疑問と怒りしか湧かないよ

    • 評価
  31. 飼った事がないと分からないに一票
    チップが常識のように語られていて衝撃的
    初耳だったよ…

    どこかの家で幸せに飼われていた所をまた逃げだして見つかった話だと思った

    • +4
  32. チップの事を知らない人が迷い犬を保護してそのまま飼い続けた可能性もあるのでは?。

    日本でマイクロチップが普及しないのはペットを傷つける事より、捨てる時に所有者の情報がばれる事を恐れる人達が多いから。ペットショップで気軽に購入できる事の方が問題で、所有者の登録を必須にすれば、流行が過ぎたペットを捨てる様な飼い主も減るよ。

    • +9
  33. 犬にとっては10年一緒にいた人の所に戻るのがいいのかもしれないなぁ

    • +1
  34. チップの存在を知らなかったとしても犬を見つけたら、まずどこかの飼い犬かもしれないことを考えて警察に連絡ぐらいしてほしいよなぁ
    獣医に行けばチップは必ず勧められるだろうし、その時点でチップの存在は気付くはず
    9年間一度も獣医に連れて行かなかったのならそれはそれでどうなの
    状況が分からない限り9年間飼ってた人を批難したいわけじゃないけど、戻れる機会を逃し過ぎで元の飼い主が気の毒

    • +4
  35. 自分も9年飼っていた人は引っ越したかこの子が老犬にになったかで捨てていったんだと思うなー。シェルターに保護されてるからね。
    というかアメリカならチップは義務だったはず。医者にも見せてたか怪しい。
    可愛がってたとは思うけど正しい環境ではなかったことは確実。

    • 評価

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