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90歳になったおじいさんが飼っていた高齢の姉妹猫。紆余曲折を経て2匹一緒のハッピーライフ

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(著) (編集)

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 アメリカ、ワシントン州にある Purrfect Pals Cat Shelterにフィービーとフラッフィーという老姉妹の猫がやってくることになった。2匹とも13歳というシニア猫だ。

 この姉妹は90歳になるおじいさんがずっと飼っていた猫である。おじいさんは高齢になりすぎてこれ以上猫たちの面倒をみることはできない。でも猫たちにはずっと幸せでいてほしい。そこでこの施設に運ばれたのだ。

生まれた時から一緒だった2匹と1人

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imege credit:Facebook

 姉妹猫とおじいさんの出会いはこうだ。

 まだおばあさんも生きていた頃、玄関に1匹の野良猫が現れた。この野良猫は妊娠しているしいと分かり、おじいさんとおばあさんはこの猫を家の中に入れ、安全にお産ができるよう環境を整えた。

 野良猫は無事出産した。一家はおじいさんたちの家の猫となった。それから一緒に暮らし、一緒に時間を共にしてきた。

 子猫たちが生まれてから10年後、おばあさんが亡くなった。その後3年間、おじいさんは1人で猫たちの面倒をしっかり見てきた。

 「フラッフィーとフィービーは13年間ずっとおじいさんと暮らしてきました。おじいさんは奥さんが亡くなった後もずっと猫たちのお世話をしてくれました。しかし限界が来ていました。」と施設の係は語る。

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おじいさんの願いは猫たちが幸せでいられること

 生まれた時から世話をしているかわいい猫たち。だがもう体が思うように動かなくなってしまったおじいさんは猫たちの面倒をみることは困難だ。

 猫たちに不自由な思いをさせたくない。そう思ったおじいさんは、最善を尽くすべく施設に連絡をした。どうか、どうか自分の愛猫たちに最適な里親を見つけてほしい。それがおじいさんの一番の願いだった。

 子猫に比べ老猫は引き取り手が少ない。更に2匹一緒という条件はきつい。そう考えたスタッフは姉妹を別々にして里親を探し始めた。

 なぜなら2匹は割と独立したさっぱりした間柄の姉妹に見えたからだという。だがそれは間違っていた。

2匹を引き離すことはできなかった

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 別々の養育ボランティアにに引き取られた2匹だったが、引き離された途端2匹は元気を失ってしまったのだという。

 「離れ離れになってから、2匹はおとなしくなり、おびえた様子でした。フラッフィーにおいてはうつ状態に陥ってしまい、食事も喉を通らないようになってしまいました。」とスタッフは語る。

 これではいけない。

 施設は離れ離れにした2匹をもう一度引き取り引き合わせた。再会した姉妹はみるみる元気を取り戻し、フラッフィーはご飯を食べるようになり、フィービーの毛づくろいをし始めたという。

 2匹はその間ずっとごろごろと愛情をこめて喉を鳴らしていたそうだ。

 老猫、まして多頭飼いを希望を里親は見つかるだろうか。

 姉妹の絆を知ってしまったスタッフたちは、この姉妹のために2匹を一緒に引き取ってくれる里親を見つけようと固く決意した。

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2匹一緒でハッピーライフ

 それからしばらく時が経ち、施設にとある家族が訪れる。その家族はこの姉妹に一目ぼれをした。そしてなんとその日中に姉妹は一緒に引き取られることとなった。

 7才の女の子2人と15歳の女の子2人そして両親の6人家族の仲間になったのだ。

 「姉妹は現在、新しい家族のもとでブランチ(フラッフィー)とソフィア(フィービー)と呼ばれ何よりもかわいがられています。姉妹は新しい家族と共に幸せに暮らしています。」とのこと。

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 ブランチ(フラッフィー)はソフィア(フィービー)の毛づくろいを何度もしてあげる世話焼きっぷりを発揮しているという。2匹は新しい両親に挟まれ、毎晩ごろごろと喉を鳴らし幸せそうにしているそうだ。

 「毎朝起きるとブランチが体をこすり付けてくれるんです。私の家のペットは皆保護した子ばかりですが、2匹ペアでというのは初めてでしたが最高の体験となりました!」と姉妹の新しいお母さんのバニーさんは喜びを語ってくれた。

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知らせを聞いて大喜びのおじいさん

 この知らせを聞いて一番喜んだ人物がいる。

 そう、2匹の元飼い主であるおじいさんだ。おじいさんは姉妹が2匹一緒に引き取られたこと、新しい家族のもとで可愛がられて暮らしていることを知り大喜びし、保護施設と新しい家族に感謝の気持ちを伝えたという。

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 愛する娘たちを手放さなくてはならなかったおじいさんもつらかっただろう。だけれども、おじいさんの決断のおかげで、老猫姉妹は新たな家族に託されることとなった。

 猫たちは家族の人生に多大な幸せを、そして家族は猫たちに快適な暮らしを与えて充実した猫生にしてくれることだろう。

via: LoveMeow/Facebookなど/written by kokarimushi / edited by parumo

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この記事へのコメント 26件

コメントを書く

  1. いいお話なのに、おじいさんの決意が意味することを考えると胸がチリチリ痛むX-<

    • +66
  2. こんな良い話をシェアできて俺も幸せ
    みんなに幸福がありますように

    • +8
  3. 猫ってドライに見えて結構不安症で寂しがりなんだよね
    普段は他の猫を嫌って寄せ付けない子がいて、引越しの時に別々のケージに入れてたんだけど移動中すごく元気がなくなっちゃって他の子と一緒にしたら嬉しそうに身を寄せてたのを思い出す
    今ではすっかり元どおりの気難しがりやに戻っちゃったけど

    • +8
  4. 双子ちゃん二組姉妹の家族か
    運命的のものを感じるわな即決するのも納得

    • +4
  5. 高齢者飼い主の無責任な多頭飼いが多いから
    このおじいちゃんはすごくいい人だな

    • +46
  6. 「フラッフィー」ってあれか、モフモフとかモコモコとかフワフワとかそんなような意味のか。
    確かにフラッフィーだわ。

    • +11
  7. 表情の出し方が人間やワンコと違うから、冷淡とかサバサバドライな感じ、とか勘違いされちゃうけど全然違うよね。

    飼うと印象が変わりました。表情も豊かで愛情深くて、べったり甘えたで寂しがりやさんなコもいるよね。姉妹一緒で良い家庭で本当に良かった(๑・̑◡・̑๑)

    • +19
  8. 洟が垂れるほど泣いたのは久しぶり(´;ω;`)
    今日が休みでホント良かった。

    猫たちとおじいさんと、引き取った家族、保護施設のみんなに幸あれ。

    • +5
  9. こんなラッキーは、そうないよ。(だから記事に取り上げられるんだけど。)高齢の飼い主が亡くなったり、施設に入る時、親類縁者がだれも引き取れない事が多い。でもそれは彼らのせいじゃない。ボラ団体も、必死の運営で自分たちだけでアップアップ。信頼できる里親さんを見つけるのは、それは大変な作業なんだ。飼うなとはいわない、ただ自分の年齢をよく考えて、次の生きる場所を確実に確保しておいてほしい。

    • +15
  10. 思えば、動物引き取るにも限界年齢あるんだよな
    猫に自分看取らせるのだけは避けたい
    この爺ちゃん英断だったな

    • +9
  11. 愛する娘という表現で涙腺にきた
    おじいさんにとっちゃ孫子を嫁に出したのも同じだものな

    • +16
  12. おじいさんだけになった時はそれでもおばあさんの匂いが残る(長い時間でゆっくり薄れる)場所にいられたけれど、こんどはじいさんの欠片もない場所に変わったしね。折り合いがつくだけの時間もない。

    猫の記憶と感情が..なんてまったくわかりようがないけれど、古い名前とそれを口にした人が紐づいていたら引きずってしまうものがあるかもしれない。猫は忘れない。「なんだかいないな」ってずっと思ってる。きっと。新しい名前でちゃんと反応するならそれがいいことなんだと思う。

    それにしてもだ。断腸であったろう。

    • +10
  13. 猫じゃないけど、犬を飼っていて看取って、また犬を飼いたいけど、自分が最後まで看取る自信がないから飼えないって人を何人も知ってる
    90歳の一人暮らしだと自分になにかあったらって不安になるだろうね

    • +4
  14. 二匹一緒に余生を過ごせることを考えたら
    名前が変わるぐらい仕方ないのかなーって思うけど
    13年間も呼ばれ続けた名前を変えるのもなんだかな

    • +9
  15. ばあちゃんが死んだあとは爺ちゃんはネコを支えにいきてきたんだ。
    ねこちゃんがいなくなったら爺ちゃんいきなりボケちゃいそう。
    でもぼけた意識の中でまたネコちゃんと暮らせるのならそれは幸せかもしれないけど。

    • +3
  16. 行き場のない猫たちを引き取って素敵な猫生を送らせてあげたいとは切に思うけど、昔、掌サイズの頃から家族同然に育ててきた姉妹猫に先立たれた時、ほんと心臓をぶっ刺されるような思いを味わったので、躊躇してしまう。3回目はもう無理。老猫を2人いっぺん引き取るとか無理。。。考えただけで泣く。

    • +4
  17. おうちが見つかってよかったけど、おじいさんの気持ちを考えると
    つらくもあり...

    13才になっていたのなら、できたらもともとの名前で
    呼んだほうがいいような気もしますね。
    子猫とか保護されて間もない猫なら、仮の名前から
    本当の名前っていうのもあると思いますが。
    でも猫は賢いから「あら、私のことを呼んでるのね」とわかるかな。

    • +4
  18. たまに不良もいるけど、猫は一生心地よい心理状態を維持提供する生き物。
    子供には生物の掟を教える先生であり、大人には心地よい接客のできる優れたホストで、動物語も教えてくれる教授。実に素晴らしい。きっと動物界でも人気者だろう。

    • -2
  19. 猫は変化に弱い動物なんだ。覚えておいてくれるとうれしいな。

    • +1
  20. 子供居るから親死んでも面倒見てくれるとは限らないもんね。
    知り合いは、親亡くなったらあっさり親のペット捨ててた。

    • +1
  21. 90歳でここまでしゃっきり出来てるって凄いおじいさんだ
    どちらも穏やかに余生を送ってほしいな

    • +3
  22. 名前はもしかしたら
    先住猫に似た名前の子がいたりしたのかもね

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