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サルはその死を悲しみ、プレーリードッグは仲間として情愛を示す。本物そっくりに作られた観察用ロボットに対する野生動物たちの反応に心がきゅんきゅん

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(著)

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 警戒心の強い野生生物の生態を観測するのはとても大変だ。最近では技術の進歩により、アニマトロニクスという生物を模したロボットにスパイカメラを埋め込んで撮影することもある。

 動物ドキュメンタリー映像のクオリティーの高さで定評のあるBBC放送が、オナガザルの一種、ハヌマンラングールとプレーリードッグにそっくりのアニマトロニクスを生息域に設置し、その様子を撮影した。

 彼らは自分そっくりのロボットたちを受け入れたようだ。受け入れたばかりかこんなにも心がきゅんきゅんしてきたよ。動物たちだってやはり感情はあるのだ。

そっくりロボットに対するハヌマンラングールの反応

Langur monkeys grieve over fake monkey – Spy in the Wild: Episode 1 Preview – BBC One

 縄張り意識を刺激しないよう、設置されたのは子どものサルのアニマトロニクスである。鳴き声も子ザルそっくりな音声が仕様されており、ランダムに鳴き声を発する。ニオイも人間のニオイがしないよう極力注意が払われている。

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 子育て中の母性本能の強いメスがどうしてもダッコして、子守したくなっちゃったようだ。ところが・・・

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 抱きかかえて木の上に上がった瞬間にロボットを落としてしまう。

 急いで落ちたロボットの場所にかけより抱きしめる。

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 だがロボットは動かない。彼女はこの子ザルが死んだと思い込んでしまった。すると思いもよらなかったことが起きた。動かなくなってしまった子ザル(ロボット)のもとに次々と仲間がやってきて子ザルを取り囲んだのである。

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 彼らはこのロボットを本物の仲間だと思い込み、その死を心より悲しんでいるのである。一匹一匹やってきてはロボットに顔を近づける。

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 そして家族同士はお互いにぎゅっと抱き合い悲しみを包み込もうとする。ハヌマンラングールは人間同様、仲間の死を悼み、支えあって生きているのだ。

 それではプレーリードッグはどうだろう?

そっくりロボットに対するプレーリードッグの反応

Prairie dogs kiss – Spy in the Wild: Episode 1 Preview – BBC One

 こちらのアニマトロニクスはかなり精巧だ。

 鳴き声のみならず動くことができる。

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 警戒心は強いが好奇心も強いのがプレーリードッグだ。徐々にその距離を縮めていって、なんとキスをしはじめた!次々にやってきてはキスをしていくプレーリードッグ。鼻先でコミュニケーションをとっているようだ。

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 プレーリードッグは12種類以上もの鳴き声を持っており、それでコミュニケーションをとっているという。体を伸ばしてジャンプしながら両手を前に突き出し、甲高い鳴き声をあげる「ジャンプイップ」という行動をとることで知られているが、一匹がジャンプイップをすると、群れのみんなは同じ行動をとる。

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 これがどんどん連鎖していくのだが、なんとアニマトロにクスにもこの動きと鳴き声ができるようにプログラミングされている。コミュニケーションスキルの高いプレーリードッグたちの輪に入れたようだ。

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この記事へのコメント 57件

コメントを書く

  1. ラングールさんの方は、死んでないんですよごめんなさいと申し訳ない気持ちになったけど、プレーリーさんの方は只管平和で和んだ

    • +29
  2. 編集の仕方によるものもあるんだろうけど猿の奴はマジで胸が痛む
    落としちゃった子のトラウマになっていないことを祈るよ

    • +45
  3.  
     
         泣 い た  
     
     
     

    • +1
  4. あかんの?あかんのか?
    って感じであかーーーーん
    涙が出る

    • +6
  5. 動物もトラウマを抱えるっていうし、落としちゃった子がショックを受けてないといいなぁ( ;∀;)

    • +25
  6. あのプレーリードッグロボ俺よりコミュ力高いな

    • +10
  7. このシリーズ、ワニのお母さんのやつもあったな。
    非常に面白いので是非いろんなのを撮り続けてほしい。

    • +1
  8. 無駄にサルを悲しませるんじゃねえよw

    • +23
    1. ※10
      猿に、少なくてもラングールにこんな感情があるのだと分かっただけで、人間はもっと彼らに優しく、そして守ろうと思うに違いないと信じたい。だからこれも無駄じゃないのだと。

      • +11
  9. 動物と人間の違いは知性のあるなしだけなんだな。
    それゆえに居心地の良い数の家庭規模の群れに留まり、人間ですら強いストレスを覚える超巨大組織を編成せず、社会にとって脅威にならないのが幸い。

    • -1
  10. 物にも低レベルではあるけと意識があると捉えるべきなんだよな
    知能の高さにより意識のレベルが複雑になっていく

    人間も何も知らずに迷惑メールと返信し合ってたりすることもあるくらいで
    その相手がロボであっても悲しむことすらある

    • +1
  11. 全米が泣いた動物たちの感動のストーリー。

    映・画・化・決・定・!

    • 評価
  12. 確かに、モノとして扱ってはいないね。
    ・・・おサルさんごめんなさい。

    • +5
  13. サルママを擬人化すると
    「まぁ一人なのボウヤ? 私の胸にいらっしゃい」
    (抱きつけるわけがないので)ボトリと落ちる。
    慌てて起こすが生きてる気配なし。
    「あぁ……! なんてことっ!!」
    って感じでショックうけたんだろうな~。

    母ザルに非がないのを知っているのは観察者の人間だけだから、少し気の毒だ。

    • +6
  14. プレーリードッグ1: お前、ジャンプイップ下手やな〜こうやるんや。
    プレーリードッグ2:せや、せや、こうやんねん。
    プレーリードッグ3:ちゃう、これが正統なんや。
    プレーリードッグ4:あれ、これが正しかったっけ???
    プレーリードッグ5:俺、どれが正しいのかわからへんようになった〜

    • +11
  15. 題名忘れたけど シートン動物記にストリキニーネを仕込んだコレに絶対に引っ掛ら無い狼だかキツネだかが居たね。

    • 評価
  16. これも大事な研究なのだろうとは思うけど
    サル達に対していたたまれない…

    • +5
  17. さるのは・・かわいそすぎるよ。
    しなくてもいい感情を与えてしまったんだよ…。

    実験だよね?これ、そう思うと苦しくなる、、

    • +5
  18. 『あっ、可愛い!』と抱っこしたら落としてしまい悲しい結末に!

    なんて、一生ひきずるトラウマになりそうだからやめたげて(´・_・`)

    • +4
  19. ハヌマンの尻尾いいなー
    なんで人間には尻尾がないのか・・・

    • +2
  20. お猿の動画で悲しくなって、プレーリードッグでほっこり
    最後のプレーリーロボの振り向き、歌舞伎の見栄みたいで笑った
    あとモーションがいかにも西洋的というか、バタ臭いというか、
    カートゥーンを見てる気分になった

    • +1
  21. プレイリードッグカワイイw
    もう1度飼いたい。癒されたよ

    • +2
  22. だっこするほど子供が好きな猿だったんだろうね
    こういうのは胸が痛むからやめて上げてほしい

    • +3
  23. 人間ですらこのお猿さん以下に友愛や愛情の感情が欠落してる獣然とした人が目につく昨今。子猿を抱いてたロボットを落としてしまった母猿、その行動はきっと母性から来てるものなんだろうけど、人間で母性の欠片もない獣以下の鬼母とこの母猿、母猿のほうがよほど人間性を感じる(比較した母猿に失礼か)

    • -11
  24. 人間で言うところの「無気味の谷」を越えてるか越えてないかで、反応に対する考え方が全然変わってくると思うんだが?

    • -1
  25. 猿の場合、「同種族・仲間と思って接しているかどうか」が非常に気になる
    今回は同種の子供がモチーフだけど、例えば生活圏被ってる他種の子猿とかだったらどうなるんだろうか?
    攻撃するのか、同じように慈しみ悲しむのか・・・

    • +3
  26. プレーリードッグの方、言われなきゃロボットだって分からないかも
    動画の途中でたまに見失ったわ

    • +1
  27. ラングールの方は、だっこした猿がトラウマ抱えないか心配で辛かったけど
    プレーリードッグは癒されたw
    仰け反るあの仕草可愛すぎる

    • +2
  28. あ、俺、宇宙人に作られたアニマトロニクスです。人間の観察してます。

    • +5
  29. 人間(言えねぇ…今更ロボットでした~なんて言えねぇ…)

    • +7
  30. 悲しい音楽や抱き合ってる姿など悲しんでる印象を積極的に与えようとしている映像を見ると何が本当なのかわからない。

    • +8
  31. 小猿もお母さんに抱きつくもんね…そのはずだから移動する時加減が違って落としちゃったんだろう(´;ω;`)

    • +4
  32. プレーリードッグよく見るとロボにはキスしとらんよね
    ロボみたいな子は沢山映ってるけどアレちゃんと生きとるで

    • +6
  33. プレーリードッグのアニマトロニクスのキュッキュキュキュッちょっと遊んでんだろww最後こっちみんなww

    • +2
  34. まあ世の中には動物にもっと残虐な実験をしてる研究機関がたくさんあるからね。
    ただ貴重な野生動物にストレス与えないでほしいよねぇ。

    • +5
  35. たぶん猿とおんなじ顔してこの動画見てるよね私ら
    研究者側もこうなるなんて思ってなかったと思うよ…
    次は落としても壊れないようにしてあげてください(´;ω;`)

    • +5
  36. プレーリードッグの人形、人間が手を入れて動かしているような動作で笑ってしまった。

    • 評価
  37. 「死を悲しんでいる」と見るか「今死んだばっかりだし勿体ないから食べるか、食べれるか?」と考えているかは本人に聞かないと分からんね。(犬は死産した自分の子を食べてしまう。巣が腐敗した死体で汚染されるのを防ぐ為だが・・・)

    • -1
  38. プレーリードッグの今後の展開に期待したいなぁ~
    毛づくろいとか、求愛とかしちゃったりして(^^♪

    • 評価
  39. もしかして、異星人が人類に対して同じような事をやっているかもしれないね。人間は意外に愛情が豊かだ、でも集団になると好戦的だ、とか言っているかもしれない。

    • +5
  40. 猫からは人間がでかい猫に見えてるらしいね

    猫には動物の違いなんてそれほど分かってないんだろうね
    人間が家でくつろぐように彼らは段ボール箱でくつろぐ

    • 評価
  41. サルの方すげーな
    死体を前に去っていく個体に、何かしようとする個体
    人間みてーだ

    • +1
  42. ハヌマンラングールは一説には孫悟空のモデルになったんじゃないかって言われてるとか。どっかの寺院で神の使いとして大切にされてる。
    その孫悟空があんなにユーモラスで感情豊かなキャラクターになってるんだから、ねえ。

    • +2
  43. プレーリードッグのキスに見える行動は、
    個体情報(仲間や家族であるかどうかなど)の確認の為に
    口周りの臭いを嗅ぎあう習性があるそうです。

    • 評価
    1. ジャンプイップはクシャミとか咳でもやってくれるよ
      風邪引いた時はすごい

      ※52
      飼ってた頃、よくやられたよ
      顔を近づけると、丁度良いサイズなのか鼻の穴に鼻を突っ込んでくる
      んで、クシャミされる

      • +1
  44. ロボットでさえ仲間として受け入れられ死を悲しまれるというのに、私ときたら人間なのに人間に受け入れられないときた

    • -1
  45. ハヌマンラングールは地域によっては子殺しもするサルだけど。でも、血の繋がってない子供の死に、こんなに反応することもあるんだね。色んな視点から見るって大事だね。

    • 評価
  46. 猿は仲間の死を群れ全体で悲しんだ
    一方人間は他人が死んでも電車の遅れの方を気にして死者に対して死ねと暴言を吐き、身内が死ねば遺産相続で身内同士で争った

    • -1
  47. 人間もロボットを愛して悲しむ日が来るだろう

    • 評価

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