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一度は見てみたい、自然の畏怖を感じさせる10の気象現象

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(著)

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 自然の天候というのは毎年違った顔を見せ、時には激しい氾濫と異常気象と呼ばれるほど、恐ろしいものとなる。ただし、例えば極地にある氷山が驚くべきスピードで溶け、海面も同時に上昇し異常気象が発生するというのは、人類の活動が原因であるのも事実である。

 もちろんこの人為的な気候の変化は、問題解決が急務な、差し迫った状況ではあるが、依然、この世界では自然に発生するレアな気象現象も脅威である。ここでは世にも恐ろしい奇怪な10の気象現象を見ていくことにしよう。

10.空からカエルが降ってくる

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 生き物か空から降ってきたという話は、古代ローマの学者ガイウス・プリニウス・セクンデュスが空から降るカエルについて記述した1世紀頃に遡る。1794年にはフランスの軍人も、ヒキガエルが降ってきているのを目撃している。また現代でも、ホンジュラスにてリュビアデペセス現象が目撃されている。

 日本でも2009年、石川県で空からおたまじゃくしが降るという事例があった。

怪奇現象!?空からおたまじゃくしが降ってきた(石川県)

 リュビアデペセス現象とはホンジュラスのジョロで起こる、魚などの生物が空から雨のように降る現象のことである。この現象は一世紀以上もの間、年に一度発生している。

 このような現象の一般的な説明として、水上で起こる竜巻が原因ではないかとされているが、そこは海から200キロメートル以上も離れており、現実的ではない。雨が激しく降ることにより魚が空中に打ち上げられ、水が退く時、魚は陸に移動するという説も考えられている。

 また「貧しく、腹を空かせたジョロの人々を見たスペイン人聖職者であるホセ・マニュエル・スビラナは、彼らのために食べ物の奇跡を3日間祈り続け、その結果、人々に魚の雨という恩恵をもたらした」という話も、ある人たちの間では信じられている。

9.穴あき雲

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 カリファルニア州ストックトンに住む人々は、空に大きな穴があることを発見した。その目撃者達の間では、これはエイリアンが乗る宇宙船が作った、宇宙への穴なのではないか憶測も飛び交った。

 気象学の観点から見ると、凍結していない雲の粒子が、機体の翼によって空気が拡張し、急激に冷たくなり、、周囲の水滴が蒸発し、その雲粒は氷晶となり雲の下に落ちる。この落下によって雲に円形の隙間ができるという現象だ。

異次元へと繋がる円形の巨大ゲートのよう。雲に開いた円形の隙間「穴あき雲」

8.火災旋風:竜巻と化した野火

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 トルネードの形をした火災旋風は滅多に発生しない出来事であるが、この激しい火のサイクロンは火の悪魔として知られている。

 個々に発生した火災が空気を消費し、火災の発生していない周囲から空気を取り込む事で、局地的な上昇気流が生まれるのである。この竜巻は空気のあるほうへ移動するので、被害は大きなものとなる。

メラメラと燃えながら地を這いずり回る火炎旋風、炎のトルネードが発生(ブラジル)

 1923年に起こった関東大震災の時にも火災旋風は発生している。人々は広場に避難したが、巨大な火災旋風はその広場を一掃し、多くの死者を出す結果となった。

7.カタテュンボ稲妻: 地球上で最も大きく長い光

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 この光の現象はとてもレアで、地球上でただ一カ所でしか発生しない現象である。カタテュンボの稲妻はベネズエラのカタテュンボ川でしか起こりえない。温度の寒暖差とメタンガスを放射する沼地が、この稲妻発生を可能にしている。

 カタテュンボの稲妻は年におよそ140から160日間、発生する。しかし2010年はその発生率が少し低下し、地元民の心配の種となった。ただ以前にも増して、その光の輝きは強くなっているという。

6.環水平アーク:大気中のカラフルな万華鏡

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 大気中の氷粒に、太陽光が屈折し、ほぼ水平な虹が見える光学現象である。この奇跡の虹が発生する条件は、夏の数ヶ月間の内、太陽高度が58度以上あり、同時に渦巻き状の雲がなければ発生しない。そして大きな雲があるため、奇跡の虹を見逃すことも多い。

5.ブライニクル:凍った死の指

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 危険な自然現象は何も陸に住む者の問題だけではなく、海で生きる者にとっても恐れられている。この一風変わったブライニクル現象は海水の寒さと、塩水が流れ込むによって発生する。

海棲生物たちを襲う「死のつらら」、触れるものを一瞬にして凍らせる脅威の自然現象「Brinicle」の映像が初公開(南極)

 外気と海中の温度差が激しい時、他の水と比べ冷たく密度が高い塩水が沈み、その結果、氷の道ができる。ブライニクルは、氷柱に触れた海の生き物は皆は凍り、死んでいくことから「死のつらら」と呼ばれている。

4.緑のフラッシュ: 瞬きをすれば見逃す速さ

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 日の出や日の入りの際、太陽から緑のものを目撃したことがあるなら、以下の2つが考えられる。

1)脳裏に刺激的な過去の記憶が蘇った

2)グリーン•フラッシュと呼ばれる自然現象

 この現象は多くの光が観察者に届く、日の出、又は日の入り時に起こる。まず大気中で光が屈折し、様々な色に分かれる。そして太陽が地平線にかかる時、分光で得られる色の列から、異なった色が部分的に重なり、人の目では見る事が出来ない色が完成する。そしてその際、ほんの数秒だけ、緑の色だけが光を放つ。これがグリーン•フラッシュである。

3.火山雷:暴れる火山

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 火山による稲光はたいてい人々を魅了するものだが、このケースは違う。なぜこの火山雷は恐れられているか。それはその見た目や噴火の危険性だけでなく、その稲妻の力がどんどん増すからである。

メラメラ燃える火山が産み落とす落雷と稲妻、怒れる火山、桜島の「火山雷」の映像

 粒子が分裂し、互いに衝突した時か、より大きな粒子が2つに分裂した時に、この光は発生する。また火山の噴火により多くの水が発生し、雷雨の原因ともなる。

2.レアリスのオーロラ:自然が生んだ光のショー

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 この信じられない現象は、極域近辺で見られる大気の発光現象である。オーロラの発生原因は、まず太陽風とよばれる、イオンと電子でできたガスを太陽から放出される。その太陽風の粒子が地球に到着し、大気中の分子の原子と衝突した結果、オーロラの発光の源である電磁波を放つ。一年の内、春か秋の時期に、このオーロラは様々な色を作り出すという要因があげられる。

1.モーニング・グローリー:空にできたアーチ状の雲

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 これは一見の価値がある。実際にこれを目撃した者の中にはこれを、転覆したトルネードだと表現する。シェルフ型の雲と似ているが、これらの珍しい自然現象は空気の温度が逆転する時、つまり暖かい空気が冷たい空気に変わった時に起こる。そして円柱型の雲が発生する。

異世界へとつながるトンネルのようだ。巨大なロール状の雲「モーニング・グローリー」がごうごうと音を立てて動いていく様子

 一方アーチ雲は適切な湿度を必要とする。つまり激しい雷雨が吹く時にアーチ雲は発生する。そして強い風が雲をチューブ状に形作り、その結果、空に巨大な雲の波ができるのである。

via:oddee・原文翻訳:Aki

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この記事へのコメント 16件

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  1. 緑の太陽なら見たことあるぜ!
    夢でだけど

    • -4
  2. グリーンフラッシュはパイレーツオブカリビアンでもやってたな

    • +8
  3. 火災旋風は怖いなぁ…
    たしかこれって昔に東京あたりで起きてなかったっけ?

    • +2
    1. ※3
      東京大空襲で確認されたと言われているね

      • 評価
  4. モーニング・グローリーは間近で見てみたいなぁ

    • +5
  5. 「ファフロッキーズ現象」って言われた方がピンとくる

    • +6
  6. 7.カタテュンボ稲妻
    いつも同じ場所でそんなに高い頻度で発生するなら
    何とかしてその電力を利用できたらいいのにね

    • 評価
  7. グリーンフラッシュ、一回だけ見た事あるぜ!
    真冬にサンシャイン60の屋上展望台から(いま閉鎖中

    • 評価
  8. リュビアデペセス現象ってこのサイトしかヒットしないんだけど
    ファフロツキーズじゃないの?

    • +1
  9. 環水平アーク 5月4日 上野の博物館上空で見られたよ
    綺麗だったよ…

    • 評価
  10. 環水平アークの紹介に使われてる写真は、ヴェール雲が時間帯の加減で彩雲になったものです。タイでもよくこれと似たものを見かけます。
    環水平アークと彩雲はよく混同されるので注意が必要です。

    • 評価
  11. 降順で数字が並んでるってことはランキング形式ってことなんだろうけど、魚やカエルが降ってくる現象ってそれより上の順位の減少に比べて頻発てるもんなの?
    全部肉眼で見てみたいなあ

    • +1

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