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山羊の飼育地へ入り込んだ野良の子猫、そこから始まる山羊と猫の友情物語

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(著) (編集)

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 その家では2頭の山羊を飼っていたが、1頭を事故で失い残された1頭は悲しみに暮れていた。そこで飼い主は新たに2頭の山羊を迎え入れた。

 その矢先、山羊のいる敷地内にふらりとやってきたのは灰色の子猫だ。子猫は、山羊たちに好意を寄せていたようで、常に寄り添いたがっていた。

 山羊の飼い主は猫の様子を見守っていたところ、仲間に先立たれた1頭の山羊は猫と特別な友情を育み始めたという。

 山羊と共に育った猫は正式に家族として迎え入れられ、室内で飼われることになった今でも、山羊たちと深い絆で結ばれているという。

親友を失った山羊の元にふらりとやってきた野良の子猫

 ジャン・ゴズウィックさんと夫は、子供たちが成人になり家を離れた後、広い敷地内で山羊を飼育することに決め、2020年11月にナイジェリアン・ドワーフ種のマーヴィンとピーナッツを購入した。

 2頭を飼い始めてしばらく経った頃、ジャンさんは山羊がとても聡明で愛情ある動物であることに気付いた。ジャンさんは特にマーヴィンと強い絆を育んだ。

 ところが、予期せぬ事故でマーヴィンが旅立った。残されたピーナッツにとって、それは心痛める出来事で、仲間と強い絆を結ぶ山羊にとって、マーヴィンの突然の死はかなりこたえたようだった。

 元気を失ったピーナッツを癒すために、夫妻は新たに2頭の山羊を迎え入れた。ピーナッツが仲間に慣れてきたちょうどその頃、どこからかともなく子猫が現れるようになった。

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image credit:crazyeyedjanny/TikTok

山羊の仲間に加わりたかった子猫

 その子猫は、ジャンさんのてのひらにすっぽり収まるほど小さく、灰色のボールのようにフワフワだった。

 夫妻は、迷い込んだ子猫のことを近所に尋ねてみたが、誰も子猫がどこから来たのか知らなかった。

 子猫は、人間に対しては警戒心が強く、ジャンさんや夫の姿を見ると走り去って逃げてしまう。

 ところがしばらくするとまた山羊の小屋に戻って来て、ピーナッツや他の山羊たちに寄り添う仕草を見せた。

 マーヴィンを失ったピーナッツにとっても、小さな子猫が大きな癒しになったようで、一緒に過ごす時間がどんどん増えていった。

 夫妻は、子猫をグレイ・ゴート(略してGG)と名付け家族として迎え入れた。

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image credit:crazyeyedjanny/TikTok

つねに山羊と一緒にいたい猫の山羊化が進む

 ジャンさんによると、とにかくGGは山羊たちが大好きで、いつも敷地内で山羊と遊んでいる姿が見られたという。

 山羊と一緒にいるGGは、まるで自分を山羊だと思っているようで、山羊のような仕草をすることがあるとジャンさんは笑う。猫の山羊化だ。

 夜には、山羊たちは小屋に入るが、GGはいつの間にか小屋に入り込んで山羊と一緒に眠っているようだ。

 一度、設置してある監視カメラを確認してみたところ、GGが小屋の隣にある木から小屋へと飛び移っている姿が捉えられていた。

 だが、夫妻が小屋を開ける朝になる前には、GGはこっそりと出て行くという日々を繰り返していたそうだ。

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親友の山羊が病気になってはじめて人間と距離を縮める

 そんなある日、ピーナッツが膨張感に苦しみ、立ち上がれない状態になった。牛や山羊の腹部の膨張は適切な対応なしでは命取りになることもある。

 ジャンさんは、ピーナッツの容態をつきっきりで見守りながら涙した。

 すると、GGがどこかからやって来てジャンさんの傍に寄り添った。初めてGGが人間に触れた瞬間だった。

 GGは、もしかしたらピーナッツの状態からジャンさんの悲しみを感じ取ったのかもしれない。

 この時をきっかけにGGは夫妻にもなつくようになった。その後、ピーナッツはガスを放出することに成功し、完全に回復した。

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image credit:crazyeyedjanny/TikTok

室内猫になったGG、山羊の訪問受けながら治療中

 ところが、今度はGGに病気が判明した。獣医師の診察を受けたGGは、重症の目の感染症と呼吸器の感染症にかかっていることが判明した。

 治療には時間がかかること、屋内で世話をした方がいいことを告げられたジャンさんは、GGを家の中で飼うことにした。

 GGにとっては、山羊たちがいる小屋で好きな時に自由自在に暮らす方が良かったのだろう、室内での暮らしに慣れるまで時間がかかった。

 だが、ジャンさんがGGが孤独にならないようにと、もう1匹の猫、ピクルスを家族に迎え入れたところ、GGは落ち着きを見せるようになったという。

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image credit:crazyeyedjanny/TikTok

 現在、治療を受け続けているGGは、すっかりジャンさんの家の中での暮らしに慣れたようだ。

 外の小屋には、赤ちゃんを含めて7頭の山羊がいる。山羊と友情を築きながら育ってきたGGにとって、山羊との触れ合いは今も大切だ。

 時々、ジャンさんが山羊の赤ちゃんを室内に入れてあげると、GGは嬉しそうに一緒に遊んでいるそうだ。

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image credit:crazyeyedjanny/TikTok

 今、山羊たちは、外に出ることができないGGを裏口から訪問しているが、今後GGが山羊と屋外で会うことができるように、庭の囲いを改善したいとジャンさんは考えている。

 なお、GGと山羊たちの友情の日々は、TikTokアカウント『crazyeyedjanny』やインスタグラムアカウント『jangoswick』から閲覧できる。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 8件

コメントを書く

  1. マーヴィン、変わった毛皮に着替えて来たんだね

    • +17
    1. ※1
      ピーナッツに早く会いたくて急ぎすぎてうっかり間違えたのかもよ

      • +13
  2. 海外のこういうペットの話で、飼い猫が寂しくないようにもう1匹引き取りましたって話がよくあるのが凄いなー。

    • +7
  3. ヤギもネコもどんどん増えていってて笑う

    • +8
  4. こんだけ仲間がいたら毎日楽しいだろうな。

    • +3
  5. ヤギの赤ちゃんと猫のツーショット大きさが余り変わんなくて可愛い(・∀・)

    • +3
  6. 飼い主さんも山羊と猫にアレしてやろうこうしてやろうって、お世話する事で、色々張りが出来て楽しく過ごせて万々歳よねぇ。何時までも和に幸せに過ごして欲しい。

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