
Desperately worried horse gallops behind ambulance carrying her critically ill friend..
スキーは目が見えないという理由で、路上に捨てられた馬だった。盲目の彼女は車にひかれ、顔に酷いケガを負ってAnimal Aidに保護されたんだ。
Animal Aidで保護される動物たちの中には、馬はそれほど多くない。スキーは牛たちに囲まれて暮らしていたが、目の見えない彼女は彼らとうまくコミュニケーションをとることができず、いつも独りぼっちだった。

インドでは結婚式などのイベントで馬が登場するシーンがよくあるのだが、はっきり言って現地の結婚式は騒音の嵐。馬にとってはストレスの多い生活なんだ。そのために体調を崩し、捨てられる馬が後を絶たないんだそう。
この馬も一刻を争う状況だった。急ぎ救急車に乗せて施設の病院に運んだが、なんとその後ろを必死に追いかけてくる馬がいる!

だが、残念ながらスタッフの必死の治療も力及ばず、瀕死だった馬は虹の橋を渡って行ったんだ。


Animal Aidで紹介される動画には、ハッピーエンドのものが多い。だがもちろん、今回救えなかった馬のように、懸命の努力をしても助けられなかった動物たちも実際にはたくさんいることだろう。
命を救う最前線で活動するスタッフにも、きっとつらい経験は何度もあったと思うんだ。その中でも一つでも多くの命を救うために、献身的に活動を続けているかれらには、本当に頭が下がる思いだよ。
これからもどうか頑張って、たくさんの「笑顔」を取り戻してほしいな。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
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コメント
1. 匿名処理班
🐴 竹馬の友なんです
2. 匿名処理班
馬の仲良い姿はニンゲンにもぐっとくるものがある
3. 匿名処理班
結婚式に馬かぁ…価値観はそれぞれだけど祝福に満ち溢れている儀式なのに動物に苦痛を与えるのは悲しいね。富の象徴としてなら何か違う外国車とかヘリとかのレンタルが流行るといいなぁ。