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写真家のニック・ブラントが北タンザニアのナトロン湖を初めて訪れた時、湖岸に並ぶ不気味な動物の彫像に衝撃を受けた。その後彼はさらにショックを受けることになる。なんとそれらはアルカリ性の湖水によって石灰化した本物の動物だったのだ。
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この腐食性を帯びた環境に身を投じるとたいていの場合命取りになる。鳥やコウモリがナトロン湖の水に飛び込むやいなや、そのミネラル分は彼らの肉体を石に変え、最期の時を過ごす彼らの姿をそのまま保存してしまう。
ウミワシ



ハト



ナトロン湖は塩分濃度は相当のもので、ブラントが持参したコダックのフィルムの箱の印刷が数秒で消えるほどだったという。この湖の成分が生物の石灰化を招き、生前の姿のまま保存されたと推測できる。
ブラントは湖岸で見つけたその死骸を、かつて彼らが"暮らしていた"場所に運び、生きている時のようなポーズをつくり、彼らに新たなる生命を吹き込んだ。死後の世界を再び生きるように。
ナトロン湖の映像
via:odditycentral・原文翻訳:R
ニック・ブラントの最新の写真集、「Across the Ravaged Land」の中には石灰化した動物たちの不思議な写真のほか、東アフリカで撮影した他の写真も収められている。
コメント
1. 匿名処理班
ああなるほど、現地で拾った死骸にポーズは人の手でつけたのね…なんか生きてるまんまの姿勢で固まってるからあせりましたわ。
2. 匿名処理班
どんな順序で死に至ったのかしら
3. 匿名処理班
エルスウェア塩結晶共振だね
重工学やってる人は意外と分かるんじゃないかと。
塩分濃度が生体既在値に近い塩水に漬かると
驚くほどの早さで化石化する。(厳密には岩塩)
ダビデ像がこれで石像になったのが一番有名な例だと思うけど、
ウッソ国際工学大学のホーラ博士の著書
「偽りの逸話」で詳しく供述されてるよ。あの高田純次もびっくりしてた
4. 匿名処理班
完全にファンタジーだこれ
でも白黒じゃなく実際はどんな感じなのか見てみたい
5. 匿名処理班
ナトロン湖の写真でいつも思うんだが、綺麗な形て石化した写真はモノクロばっかりなんだよな。
何故かカラー写真が見当たらない。
何でだろう?
気になって昼寝が出来ないじゃないか。
6. 匿名処理班
コウモリは逆さにしたほうがいいんじゃないのかな
7. 匿名処理班
これすごいな
8. 匿名処理班
>> 1
まるっきり同じ事書こうとしました。
んで、+1。
9. 匿名処理班
メデューサはアフリカにいたんだなぁ
10. 匿名処理班
ナトロン湖でググると塩湖なだけあって無茶苦茶赤いな
11. 匿名処理班
白黒なのはニック・ブラントの趣味なんだろうけどカラーで見たいよね。
12. 匿名処理班
強アルカリの液体を被って、肉の部分だけ溶けて毛が残ったって感じかな。
13. 匿名処理班
アルカリで肉は溶けるから死骸はこんな姿で残らないはずだよ
ただのフィクションです
14. 匿名処理班
セピア色にすればベクシンスキーの絵みたいだ
15. 匿名処理班
と言う事は俺らがナトロン湖に入れば
こんな感じになるってことか?(−ω−)
16. 匿名処理班
>5
ウッソ{嘘)にホーラ(法螺)ですか
ところで撮影のためにポーズつけたとあるけど、石化の具合で脆かったりするのかな?
どこまでガチガチに石化してるんだろう、ちょっと気になるな
17. 匿名処理班
冬虫夏草かと思ったが、別にそんなことはなかったぜ
18. 匿名処理班
誰か鳥肉漬けた動画を撮ってくれないだろうか
19. 匿名処理班
"エルスウェア塩結晶共振"でググってもこの記事しか出てこない…
20. 匿名処理班
さりげなく何百万年も前の生き物の死体とか転がってそうだな
21. 匿名処理班
ナトロン湖って「ナトリウム」の語源だったりするのかな?
それとも偶然似てるだけかな?
22. 匿名処理班
ポーズつけてない自然の状態の死骸が見たいんだが
23. 匿名処理班
ダークファンタジーの世界だね
24. 匿名処理班
銀河鉄道999に出てきそうだ
25. 匿名処理班
ここまでコカトリス無し
26. 匿名処理班
そんなところに魚が住んでいることが驚きだw
27. 匿名処理班
コウモリの写真は逆さに配置して写真をとってから、画像をさらに逆さにしたんじゃないかな。
枝のつかみ方を見ると普通にぶら下がっているように見える。もしかしたら接着剤とか使ってるかもしれないけど
28. 匿名処理班
ナトロン湖でググったら一件だけカラーで撮られたコウモリの死体の画像が出てきた
その死体は真っ白で、湖の赤と合わされば白黒より幻想的な雰囲気が出そうだと思うんだけどなぁ
29. 匿名処理班
コウモリの写真が上下さかさまになってますよ
30. 匿名処理班
何だか不自然のような・・・
31. 匿名処理班
ここで人が泳いだらどうなるの?
32. 匿名処理班
石化っていうか、単に塩が析出してるだけなんだろうなあ。
フラミンゴ、繁殖期に200万羽以上来るって別のとこに書いてあったわ。
Lake That Turns Animals to Stone? Not Quite | LiveScience:
要は印象的な死骸アート、てことですかな…
33. 匿名処理班
ウルトラQみたい。
34. 匿名処理班
場所を移動しただけで、ポーズは変えてないよ
35. 匿名処理班
>26
たしかに、「ナトロン」ていう言葉はナトリウムの語源にもなってるエジプト期限の古い言葉らしい。
だから可能性としては、エジプト→ギリシア、ローマ経由でこの湖の古い名前が現代まで残ったということもあり得なくはないようだ。
しかし自分がチョロッとウェブを漁ったくらいでは、ナトロン湖が太古からもともとそういう名前であったのか、近年西洋人によって再発見され、そう名づけられたのかは残念ながら分からなかった。
どうもどの記述も現在の塩湖としての状況ばかりで、歴史に触れたものが見つからんくてね…
36. 匿名処理班
>24
クッ、ジョークをジョークって説明させんじゃねえよ…
37. 匿名処理班
結局は人為的なのね
自然のままでこれだったら本当にファンタジーの世界だよねぇ
38. 匿名処理班
米38のサイトから
"I took these creatures as I found them on the shoreline, and then placed them in 'living' positions, bringing them back to 'life,' as it were," Brandt wrote, referring to the way he repositioned the animals. "Reanimated, alive again in death."
>40
positionて言葉は、場所もそうだけど姿勢も含むことができるんだわ。だから姿勢は変えてないっていうなら明示的に変えてないっていう記述を引用してちょ。そしてソースが引用されても、それが信用できるかっていう問題がさらにあるけどね。
39. 匿名処理班
>44 追記
というか、"placed them in 'living' positions, bringing them back to 'life, as it were"で、はっきり生きてたときの姿勢にして置き直したってことだなあ。
40. 匿名処理班
金の針
41. 匿名処理班
なんかドラクエの石化した村を思い出した
42. 匿名処理班
伝説ってこうやって生まれるのね、きっと。
43. 匿名処理班
>5
くそう。信じそうになったじゃねえかwww
44. 匿名処理班
>ブラントは湖岸で見つけたその死骸を、かつて彼らが"暮らしていた"場所に運び、生きている時のようなポーズをつくり、
余計なことしやがって
45. 匿名処理班
そしてカーズは考えるのをやめた
46. 匿名処理班
保存食としての塩漬けは虫を寄せ付けなかったり腐敗から守ったりするものだもんね。塩漬けとは違うけど条件的には似てるのかな。
47. 匿名処理班
なんだよポーズとらせたのかよw
48. 匿名処理班
湖に飛び込むやいなや石化するというのは言い過ぎ。死体を分解するバクテリアが存在できない環境だから死体が時間をかけて変化すると、ちゃんと書かないと信じやすい人は信じちゃうでしょ!
49. 匿名処理班
動物にとって強いアルカリは毒だから飛び込めば即死でもおかしくない。
溶け残ったのが石像になったように見えただけじゃね?
50. 匿名処理班
>>5
くっせぇなこいつ
馬鹿じゃねえの(嘲笑)
51. 匿名処理班
カッコいい!!!!
52. 匿名処理班
>藻類などの無脊椎動物
なんか違和感がある
まぁ、藻類っていっても、いろいろな生物を含むからね
53. 匿名処理班
ありのままを見たかったな
54. 匿名処理班
あー
なーんだよ〜
てっきりあの木にとまったままあの形になったのかと思ったわぁ
最初湖面に降り立った鳥は一瞬にして固まってしまうなんて馬鹿な・・・ と思ったときめきを返せwww
55. 危険がアブない!
強アルカリ溶液・強塩基でググれ
『塩酸』や『硫酸』とか犯罪小説とかで有名だけれども。
強塩基とか知らないやつの方が多いよな。
強塩基のヤバイところはその浸透性と中和し難い性質が表情にヤバイ!
タンパク質の対組織を破壊しながら骨まで浸透してしまう…
あとヌルヌル 水で洗ってもなかなかヌルヌル(アルカリ分)が取れない。
56. 匿名処理班
何か 残酷・・・・・・
でも可哀想でならない