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魚の脳に写される視覚世界を可視化することに成功(国立遺伝学研究所)

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 国立遺伝学研究所川上浩一教授と埼玉大学中井淳一教授らの研究グループは、ゼブラフィッシュを用い、目を通して見た情報が脳へ伝わり、脳内の神経活動がどのように行われているのかを画像可視化することに成功したそうだ。

 今回の研究は、視覚から入る情報に基づいて動物が行動するとき、脳内の認知プロセスでどのような神経活動が生じているのかを明らかにしていくための手助けになるという。

 目から見た情報は、網膜に映った後さらに脳へとその情報が伝えられていく。視覚を認識する脳の領域には、視野全体に対応するように神経細胞が並んでいる。これは「視覚地図」と呼ばれるもので、このような脳の構築様式はヒトや魚など、視覚を持つ全ての動物に共通する特徴である。

 研究グループは、改良をくわえ高感度にした、カルシウム蛍光指示薬”GCaMP”を用いることにより、ゼブラフィッシュ稚魚の餌となるゾウリムシが、稚魚の視界の中で泳ぎ回るときの視覚地図上の神経活動の様子をリアルタイムで観察することに成功した。

神経が活発に活動している場所が光っているのがわかる youtube

ゾウリムシを追う視線に反応してフラッシュする脳内 youtube

 ゼブラフィッシュ稚魚の周囲を餌であるゾウリムシが泳ぎまわると、その動きは眼球の網膜上に投影され、さらに視神経の興奮を経て脳内に伝達され、脳(中脳視蓋)の神経細胞を興奮させる。その様子が、カルシウム蛍光指示薬GCaMPを用いたイメージングによりリアルタイムで蛍光シグナルとして観察された。

via:geekosystem国立遺伝子研究所プレリリース

 この研究結果は、米国科学誌「Current Biology」オンライン版に掲載された。

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この記事へのコメント 17件

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  1. 映像がそのまま取り出せるのかと思ったじゃん

    • +19
  2. 興味深いね。
    小さくて単純な生き物でも、ある点で人間より圧倒的に優れていたりするんだろうな。

    • +1
  3. これおもしろいな~
    体と脳左右逆て、脳波の画像とかではピンとこないけどこれなら納得って感じだな
    で、どんなことに使えるの?素人にはわからん
    ↓解説たのむ

    • 評価
  4. てっきり魚視点の魚眼映像が見れるものと勘違いした

    • +23
  5. ゾウリムシなんて細かい物見ることができるのか

    • 評価
  6. 動画を見てもなにがなんだかわからぬ……

    • +1
  7. すごいって自分の理解を超えたものor自分では理解できないものに対して使う言葉だな。俺も何に使えるのかわかんないから「すごい」と感想を言っておく。

    • 評価
  8. 完全に機械だな。
    事前プログラムされたロジックに所与の入力が与えられることで動作する有機機械。
    まー人間も同じだが。

    • +1
  9. 上の動画は下の動画の真ん中下にあるやつの拡大した映像?

    • 評価
  10. お魚さんの場合、色覚なんかも陸棲哺乳類とはだいぶ違うので面白い

    • 評価
  11. その魚の興味を示す物とか調べられるのかぁ分かったら入れ食い状態だな

    • +2
  12. サイコミュ的な精神波の流れ、強力でいいじゃないか

    • 評価
  13. さすが日本!他国が金にならなくやらない事を平然とやってのけるッ
    そこにシビれる!
    あこがれるゥ!」

    • -1
  14. おい、魚がどんな風に世界を見ているのかが画像でみられると思って記事を開いたんだぜ!だまされた!

    • 評価

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