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お父さんが口の中で子供を育てる、ダーウィンハナガエル

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(著)

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 ダーウィンハナガエルのオスは、孵化したばかりのオタマジャクシを口の中に入れる。

 変態し子カエルになったら、まるで出産するかのように、口の中からブルブルとカエルたちを解き放つという、口内保育施設の役割を果たしているそうだ。

お父さんの口の中は保育施設

ダーウィンハナガエルのオスが鳴嚢に子どもたちを入れている様子を示した図

 子どもを吐き出すという作業は結構たいへんみたいで、おとうさんがちょっと苦しんでいるようにも見えるね。

 一般的にカエルのオスは、口の下に、鳴嚢(めいのう)と呼ばれる、柔らかな皮膚の膜(鳴き袋)を持っている。

 鳴嚢は、メスを誘うときに鳴き声を大きくする為の器官で、肺を膨らませと、空気が肺から喉頭を経て鳴嚢に入り、喉頭が振動すると音を発し、鳴嚢内で共鳴するというしくみになっている。

 共鳴することで鳴き声は大きくなり、遠くにいるメスも呼び出すことができるようになる。

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 この鳴嚢を保育施設として使用しているのが、ダーウィンハナガエルのオスなのだ。自分たちの子どもを外敵から身を守るために、従来ある器官を別の役割に使うようになったってことかな。

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この記事へのコメント 36件

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  1. 子カエルの口から孫カエルが出て……はこないか

    • +2
  2. コモリガエルの画像はモザイクかけてええええ!

    • +2
  3. こいつの事は知ってたけど、まさかあんなアグレッシブに子供を産む(吐き出す?)とはねえ…

    • +2
  4. 背中から出すより口から出す方がまだマシ

    • 評価
  5. 間違って飲み込んでしまう事もあるとかないとか。

    • +2
  6. 今週の~ビックリドッキリメカ、発進!

    • +1
  7. 父「モガモガ!」ぽろり
    子「どや」キリッ
    ー間ー
    父「モガモガ!」ぽろり
    子「どや」キリッ
    ー間ー
    パターン展開にツボった…

    • +1
  8. 鳴嚢に入れてるんだね
    オーストラリアにカモノハシガエル(イハラミガエル)ってのがいて
    そいつはガチで胃の中で仔ガエルを育てて吐きだす習性があったけど
    残念ながら絶滅してしまった

    • +1
  9. なんか見てるほうがえづきそうになったわw

    • 評価
  10. おたまじゃくし時代のエサはなんだろう?

    • +2
  11. 俺これ知ってる。
    有袋類って言うんだよ。

    • 評価
  12. 小さなカエルがドバッと出るのかと思ったら
    意外と大きな子供が一匹づつ出てきてワロタw

    • +1
  13. あくびとかしたら間違えて飲みこみそうだな

    • +1
  14. オエェー!ぽとり
    ハァハァ…つ、次行くぞ…
    オエェー!…ハァハァ…オ、オエエェー!ぽとり
    ハァハァ…ハァハァ…

    • +1

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